初めてのトレイルランニング!
~最初に準備したい装備品リスト~

今までランニングや登山の経験はあるけどトレイルランニングはやったこと無いなという方に最初に準備していただきたいアイテムを厳選してご紹介。最低限のアイテムを準備して安全にトレイルランニングを始めましょう!!

まずは基本装備から!

1.トレイルランニングシューズ
⇒スピーディーな下りを楽しむ!

ロード用のランニングシューズや登山靴とは違って快適に安全にトレイルランニングが始められるように設計されております。ランニングシューズよりも斜面や横ブレに強く、アウトソールはグリップがしっかり施されていて走っていて滑りにくい形状になっています。モデルによっては防水生地が使用されていて雨の日でも走れるようになっています。
サイズは指先が1センチほど余裕をもたせ、カカト周りはしっかり固定されているものを選びましょう。

トレイルランニングシューズQ&A

トレイルランニングシューズは登山靴としても使えますか?

行き慣れた低山や山遊びなど、背負っていく荷物が少量で体力の消耗が比較的少ない登山などにはおすすめですが、強度やアウトソールの耐久性は登山靴ほど丈夫に作られていないので、注意が必要です。

2.トレイルランニング用ソックス
⇒足のトラブル予防に!

ランニングソックスよりやや厚く、登山ソックスより薄い。ちょうど中間的な厚みのものが多いです。素材にはメリノウールが使用されているものは少々お値段がお高めですが、メリノウールの特性を利用してシューズ内のムレや水はけがよく集中してトレイルランニングを楽しめるようになります。靴下の丈が大切でローカットより足首に近い長さを選ぶのがおすすめです。

トレイルランニング用ソックスQ&A

五本指ソックスと普通のソックスはどちらがおすすめですか?

好みでお選びいただくのももちろんですが、厚みが欲しい方は普通の形でお選びいただくのがおすすめです。指の間が擦れてマメや水ぶくれができてしまった経験のある方は五本指で指の保護を目的に5本指ソックスを選んでもいいでしょう。

3.トレイルランニング用バックパック
⇒安全かつ快適なトレイルを!

トレイルランニング中に必要なアイテムを携帯するために背負うバックパックです。数年前からベスト型と言われる形状が主流になっており、前面にポケットが多数あるので細かい荷物の出し入れが簡単にできるようになっています。水分補給用のボトルやスマートフォンを入れられるポケットなど、大小さまざまなポケットがあるので実際にご自身の持ち物が入るか確認してみましょう。

トレイルランニング用バックパックQ&A

容量はどうやって選べばいいですか?

トレイルランニングを始める季節にもよりますが、一般的には水分・補給食・ライトと小物類や軽量の上着などが少し余裕を持って収納できる10~12リットルの容量でお選びいただくのがおすすめです。トレイルランニングに慣れてきて荷物の取捨ができるようになってきたらより軽量や小型なバックパックも2つ目でご検討いただくといいと思います。

4.給水用ハイドレーション、フラスクボトル
⇒脱水症状はスポーツの敵!

バックパックを準備したらハイドレーションかフラスクボトルを選びましょう。 ハイドレーションは1,5ℓや2ℓのものなら大抵のモデルは取り付けることが出来ます。ほとんどのバックパックの背面に入れられるスペースがありますので確認してみましょう。 ここ最近ユーザーが増えているのはフラスクボトル。バックパックの前面にボトルを入れられるポケットが準備されています。ペットボトルよりも圧倒的に水の揺れを感じにくくなりますので是非お試しください。

給水用ハイドレーション、フラスクボトルQ&A

ハイドレーション・フラスクのそれぞれメリットデメリットは?

ハイドレーションは背中に収納する分、水分をより多く携帯できることが大きな魅力ですが、残量が確認しづらい面もあり飲みすぎに注意が必要です。
フラスクボトルはスピーディな補給と、水分量の残りが把握しやすいので、計画的な補給が可能ですが、2本使っても最大で1L分しか水分量が携行できません。夏場など水分が多く必要とされるときは予備の水分をさらに携帯するのが安全といえるでしょう。

5.ハンドライト、ヘッドライト
⇒いざというとき命を守る!

これから始める方でいきなり夜間に走りに行かれる方はいないと思いますが、走行中に転倒してケガをしてしまったり、コースをロストして道迷いになってしまったり…万が一のことを考えてライト類に関しては携帯しておきましょう。ライトはルーメンという明るさの単位がありますが、150~250ルーメン程の物を準備していれば安心です。また可能であれば予備電池も準備出来ればさらにOKです。

補足・・・
様々なアイテムを準備しましたが、初めての方はなるべく経験のある方と一緒にトレランデビューをしましょう。実際に行ってみると下調べをした情報とは違ったり、季節によっても変わってきます。お知り合いの方にすでにトレラン経験者がいればよいですが、いない場合はビギナー向けのイベントを開催している団体もありますのでチェックしてみましょう。
快適なトレランライフを楽しみましょう♪

トレイルランニング、より安全、快適に!
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はじめてのトレイルランニング
必要装備表 1

pdfはこちら

必須アイテム 装備の説明
ウィンドシェル 超撥水、軽量コンパクトタイプがオススメ。
レインウェア 山での雨や寒さからカラダを守ってくれます。
Tシャツ 半袖・
長袖/ノースリーブ
季節・標高・コースの長さ等で最適なスタイルを。アームカバーと併用◎。
ドライレイヤー 気温や天候の変化、高所ランニングでの汗冷え対策に必須。
ショートパンツ 必ず試着して脚さばきの良さを確認。股下長やポケットの数も要チェック。
サポートタイツ 長距離コースやアップダウンの激しいコースで脚を支えてくれる。
トレイルランシューズ 走破性、足の保護、グリップ性に優れた専門のシューズは必需品。
インソール 足本来のクッション性を長時間持続させ、怪我の予防にも。
トレイルラン用ザック 水やレインウエア・行動食などを入れた時の背負い心地が重要。ベスト型は体に密し、フィット感が良好。
ハイドレーション 暑い時期や長時間の行動時はソフトフラスクよりもハイドレーションがお勧め。冬場はホースの凍結に注意。
ソフトフラスク 手元にすぐに取り出して給水ができ、メンテナンスも楽。
グローブ ストック使用や急勾配の岩場を登る時に活躍。品番 フィンガーレスはサプリ摂取に便利。
キャップ
サンバイザー
日除け、雨除け、虫除け、草除け。顔への様々な障害物対策。
ソックス クッション性、速乾性、ドライ感に優れたものをチョイス。
サングラス 全天候タイプのレンズがオススメ。
ヘッドライト 山に入る基本装備。走行時間に関わらず携帯しましょう。予備の電池も忘れずに。
GPSウォッチ 心拍数・標高・距離等を計測できるモデルなら、練習~レースまでデータ管理が簡単!

はじめてのトレイルランニング
必要装備表 2

pdfはこちら

必須アイテム 装備の説明
軽量ダウン・ミッドレイヤー 高所エリアでは1年中、秋冬のランニング時は休憩時の防寒対策に必携。
ロングパンツ(防寒) 秋~冬シーズンや高所エリアでは軽量ウィンドパンツや保温タイツが活躍。
ゲイター 小石、砂、枝などの進入をシャットアウト。
ウエストポーチ ベスト型ザックとの併用にお勧め。
ドライバッグ 絶対に濡らしたくないものは、さらにドライバッグで完全防備を。
トレランポール 長時間のアップダウンで、身体の疲労を軽減してくれる。
アミノ酸系&関節系サプリ 行動前、中、後や日頃のコンディショニング作りに。
エナジージェル 摂取してからの吸収が早く、即エネルギーになるので補給に最適。
エナジーバー 脂質が少なく効率よくエネルギーになり、噛んで食べることで満腹感を満たします。
ミネラル 汗で失われるミネラルを補給。熱中症・痙攣の予防に。塩分・電解質・足つり防止。
ジェルフラスコ エナジージェルを入れておけば、素早く飲めるし、ゴミも出ない。
防寒・防水グローブ 気温の低い時や雨はインナーグローブに防水グローブを重ねたくなります。
カーフゲイター
疲労軽減や木の枝、岩場での脚の保護のためにも有効。
ビーニー 防寒対策に。
コンパス 自分の位置を把握する上で地図とセットで準備が必要。地図読み講習会も参加しましょう。
マップケース 大切な地図が雨で濡れたり破れたりするのを防ぐ。
ホイッスル 万が一動けなくなった時に、周囲に位置を知らせる。
スマホ用防水ケース スマホを濡らさない為の防水ケース。
モバイルバッテリー 携帯電話の緊急充電に必須。
タオル コンパクトで速乾性のあるタオルで、汗での視界不良をストップ。
熊鈴 最近は熊の遭遇報告が多い。不要な遭遇を避ける為に。
携帯カップ レースでの給水所で必ず必要となります。折りたためるシリコンタイプがおすすめ。
レースナンバーベルト ゼッケンをつける際に、お気に入りのウェアにピン穴を空けなくてすみます。(大会時にて)
虫除け(ヒルよけ) 虫に刺されないように、事前に対策を。エリア・季節によってはヒルよけもお忘れなく。
ゴミ袋・携帯トイレ トレイルにゴミを捨てる行為はトレイルランナー失格です。
地図 必携。コース上で自分の位置を把握。コースミスしないとは限りません。
応急処置キット 転倒による怪我などから感染症を防ぐために消毒液・絆創膏など必ず携帯しましょう。
ポイズンリムーバー 蜂に刺された時に素早く毒を吸い出す応急処置アイテム。
エマージェンシーシート 万が一動けなくなった場合に体温を保持するための超薄ブランケット。
テーピング 捻挫や膝の予防に。怪我など応急処置にも携帯しよう。
携帯電話 地図アプリを積極的に活用しましょう。電池の消耗対策には機内モードを活用してください。