2025年8月18日㈪~8月21日㈭ 奥利根・楢俣川ヘイズル沢左俣右沢 沢登り

2年越しでのヘイズル沢の遡行が実現 水がきれいで滝も大きく素敵な沢でした。

ザックの荷物が重いのと滝を登るのに時間が掛かるため、沢で2泊する計画です。

前日に奈良俣ダム資料館前にテントを張り宿泊 ライトに羽虫が寄ってきて大変でした。

車2台使用(1台は津奈木橋にデポしました)


日時:2025/8/19

天候:晴れ

林道歩き2時間以上あるため、暑さ対策で早朝6時から出発しました。

奈良俣ダムのシンボル

ダムの水量は少ないです

ここまで車で入りこのゲートから出発
約2時間以上林道を歩かなければなりません

80Lザックがパンパンです

猛暑が続いているので
朝の涼しい時間帯を狙って歩きました

ダムに流れる川の水も少なく涸れています

ヘイズル沢の出会い 2時間以上かかって沢に入渓
am8:54 橋を渡ると右側から入れます

きれいな水 ヌメリを確認しながら歩きました
この先何が出てくるか楽しみーーです

ヘツリながら登っていきます
最初の小滝です

いい感じのゴルジュ 右側をヘツっていきました

左岸を登ります 位置確認をするS戸さん

ナメが連続します

ナメは気分も最高です! いい沢だなぁー

小滝の釜に入りながら登っていきます

逆さくの字状10m 右から登る

水量は少なめでした

緑色の釜 魚は見えません

3mのナメ滝 来てよかったー

先に先へと進んでいきます

3段12m大ナメ滝
癒し系の沢というのが分かります

暑くて、滝に打たれたいという気持ちでしたが
先を急ぎました

クライミングが得意なC葉さん
すいすいと登ってきます

ナメ滝が歓迎してくれているようでした

さらに3段15mナメ滝が現れます
水のきれいな沢です

この先に大きな滝が現れるはず…ワクワク
遡行図を見ながら少しずつ進んでいきます

泊りのザックが重々しい私

末広がりの8m滝
無理をしないで左岸から巻きました

その後に3mの滝が続きます
滑るので注意しながら登ります 時間は12時
入渓してここまで3時間が経ちました 

流れもゆっくり 時間もゆっくりと経過

3mの滝 右岸から巻く
釜が深くて上部の岩に取りつけず巻きました

一つ越えるとまた小滝 飽きのこない沢です

白い岩は乾いていて滑らないが黒い部分が滑ります

6mの滝

下部はつるつるで取りつきが大変

慎重に滝の下へ

6m滝 ロープを出し登る

本日のテント場 14:44着
目印は左岸の岩峰 テラスもあります

右岸のテント場は平らでとても快適な場所です
焚火用の薪も豊富でした

テン場上部の淵で釣り S戸さん 1匹の成果あり
みんなで天ぷらで食べました

テラスで夕食の準備 メインは天ぷらでした

焚火があると安心します 高度1080m


日時:2025/8/20

天候:曇りのち晴

翌朝 7:00出発

2段3mの滝

ヘツリながら確実に登りました

1120m 左岸から細い流れの沢

ナメがきれいで癒される沢です

見えてきました 大滝です

15mの滝 この沢一番の迫力です

倒木も長くて太いです 滝までのゴルジェが神秘的
少し戻って左岸から高巻きました

高巻きは道ができていました

15m滝の落ち口

大滝を過ぎると幅広の大ナメの滝30m
光も当たって明るく気持ちがいいナメです

ここで小休憩 最高の休憩場所です

ついつい笑顔になってしまいます

大きなナメの後も小滝が続きます

ヌメリを確認し選びながら登ります

二股到着8:09 右が右俣 我々が進むのは左俣

左俣 直ぐに13mのナメ滝があります

1200m地点 岩の上にテン場あり
岩には焚火後がありました

いい感じの滝 その上には大きな滝が…

また二股 左俣の15m滝 滝の側でなく
右俣へ進みます 登れるかなぁとうっとりと眺める

これから先はゴーロが続きます

ヌメって滑るため乾いた岩を登る

逆さくの字状10m 右から登る
ロープを出しました

滝を超えると神秘的な景色に

この先はどうなっているの?と
不思議な感じになります

倒木が横たわる12mの滝
右岸から巻く

滝の落ち口 地点
何故か落ち口を写真に撮りたがる

倒木を除けながら進みます

この辺1365m ビバーク地点があり

少しの間ゴーロ帯が続きます

泳ぎたい気持ちを抑え先へ進む

2段20m滝 おぉーーと叫ぶ

荷物を置いてロープを持って偵察
右岸の乾いた岩を登る

高度があるのでスリリングです

大滝を通過し直ぐに小滝が出現

沢が開け明るくなる

12:53 第1堰堤が現れ右岸から巻く

堰堤を過ぎると少しずつ狭くなる

乾いた岩を登りながら進む

荷物が重く感じてきています

第2堰堤 14:30着 この上をテント場があるはず

1630m 堰堤から沢に出るとテント場がありました
平地で焚火場もできました


日時:2025/8/21

7:40出発 前日は夕立ちで焚火することができませんでした

最終日 前日夕立ちにあい撤収が遅れ
7:40出発 ここから先は沢が細くなります

まだ小滝は続きます

第3堰堤到着8:08
水が少なくなります

山が見えてきましたーーー
1900mの分岐付近 右側を登ります

長い急登が続きます 後ろの山は笠ヶ岳
あと200m登れば稜線

藪漕ぎなしで登山道に出ます

11:11 荷物を置いて小至仏山(2162m)に到着

13:13鳩待峠に到着 新しい建物が建っていました

ナメが美しい癒し系の沢として有名なヘイズル沢 通常は1泊での沢登りを2泊しゆっくりと歩いてきました。

最初の楢俣ダムから2時間以上の林道歩きと帰りの車の回収が解消され、後は荷物の重さを我慢すればということで出発しました。

林道歩きは、前日にダム湖に泊まり朝早くに歩くことで解消、車は津奈木橋のデポすることで解消しました。(帰路の道路を1時間歩くことになります) 

岩がヌメっていたり、技術的に無理な大きな滝は登れませんでしたが、小さな滝が連続して現れ楽しんで登れました。

気持ちがいい沢です。テント場もいい場所がありました。1080mくらいの場所ですが岩峰のテン場はお勧めです。


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