石井スポーツグループでは、田中陽希の「日本2百名山を一筆書き」を応援してます。

自力で歩き抜いてこそ、見えてくるものがある。
?田中陽希の次なるチャレンジ?

何か自負できるものを確立したい。
それが旅立ちの前に自ら定めたテーマだった。

単に登山口から山頂を目指すのではなく、日本百名山をひと筆書きで結んでいくために全7800kmにも及ぶ行程を全て、歩きと走りとシーカヤックによる海峡横断で進んだ。だからこそ、山頂に立った時には満面の笑みが自然とにじみ出た。

富良野市麓郷にある実家に近づいた際には、地元の樹海小学校の前で子どもたちから思わぬ声援を受けた。小学校の先生がテレビでこの旅を知っていて、ずっと通りかかるのを待っていてくれた。子どもたちは、何を感じ取ってくれただろうか。

都心部から移動し続けて標高が上がるにつれて、次第に家の数が減っていく。それと並行するように、自然の気配が色濃くなっていく。ひたすら歩き続けているからこそ、さまざまな変化を体で感じ取っていく。

テント泊に欠かせないアイテムだったPAINEのG-LIGHT X。体調をキープし続けるために大きな役割を果たしてくれた。

槍ヶ岳にて。南アルプス縦走の際には、バックパックに7日分の食料を入れて臨んだ。残雪の残る南アルプスの縦走は初めての体験で、緊張に包まれた。天気予報も芳しくなかったが、予報に反してすべて好天に恵まれた。

達成まで残り2座。これまで数えきれないほど受けてきた激励の一つひとつが、胸の中に蘇ってくる。絶対にゴールすると強く誓い、先を見据えて意識をしっかりと持って歩を進めた。

テーマの答はまだ見えていない。
だからこそ、次の旅へとスタートを切る。

田中 陽希(たなか ようき)

北の大地に憧れた父の一言によって北海道富良野市に移住、クロスカントリースキーに没頭する。明治大学に進学後もスキー部で活動。大学卒業後にアドベンチャーレースと出会い、冒険へと人生の方向転換を図る。国内唯一のプロアドベンチャーレースチームであるTeam EASTWINDの主力メンバーとして活動中。昨年、南は屋久島から北は利尻島までの「日本百名山ひと筆書き」7800kmの旅を208日と11時間で達成。今年の5月末からは、宗谷岬をスタートし佐多岬をゴールとする、二百名山の未踏の100座をひと筆書きで挑戦する新たなステージを目指す。この春、NHK出版から初の自著となる『グレートトラバース 日本百名山ひと筆書き』が刊行された。

日本3百名山ひと筆書き~Great Traverse3~

石井スポーツグループでは、田中陽希の「日本2百名山をひと筆書き」を応援しています。