スキーポールのバランスと重量 【カンダコンペカン】

2023-05-02

スキーポールの選び方の1つに「重さ」を気にしている方が多いと思います。
しかし、スキー動作の中でスキーポールをスイングする場面があるかと思います。スイングした時に感じる「重さ」が重要かと思います。
 
という事で、スキーポールの重さとバランスポイントを調べてみました。
今回調べたスキーポールはスラローム競技向きスキーポールの115cmの4本です。
 
写真上から
LEKI Venom SL 3D(アルミ&カーボン) 
LEKI WCR TBS SL 3D(アルミ)
KOMPERDELL National team 18mm(アルミ)
SWIX WORLD CUP PRO SL CARBON (カーボン)
 

 
まず、それぞれの重量を測りました。
LEKI Venom SL 3Dは304.4g
 

 
LEKI WCR TBS SL 3Dは287.5g
 

 
KOMPERDELL National team 18mmは227.7g
 

 
SWIX WORLD CUP PRO SL CARBONは234.6g
 

 
測った結果はKOMPERDELL National team 18mmが一番軽い結果となりました。
LEKI Venom SL 3Dが一番重い結果でした。
確かに持っただけだと重さの違いは分かります。
 
次はスキーポールのバランスポイントを見つけていきます。
即席の細い台に乗せてバランスポイントを探しました。

 
グリップの頂点からバランスポイントまでの長さも測りました。
見にくいですが、赤い点がそのスキーポールの重心です。
 
写真右から
LEKI Venom SL 3D 頂点から38.2cm
LEKI WCR TBS SL 3D 頂点から41cm
SWIX WORLD CUP PRO SL CARBON 頂点から42.3cm
KOMPERDELL National team 18mm 頂点から44.6cm

 
一般的にはバランスポイントが高いほど、スイングが軽く感じやすいと言われています。
LEKI Venom SL 3Dが一番、重心が高い事が分かりました。
その反面、KOMPERDELLのバランスポイントが低いです。
 
それを踏まえて4名にそれぞれスイングをしてもらいました。
3名がLEKI Venom SL 3Dをスイングした時に一番軽く感じたようですが、1名はKOMPERDELL National team 18mmが一番軽く感じたようです。
 
重量ではKOMPERDELL National team 18mmが軽いですが、実際にスイングしてみると重量が重くてもバランスポイントが高いLEKI Venom SL 3Dがスイング時に軽く感じる方が多い結果となりました。
グリップのフィット感でも軽量感も変わりますが、スキーポールを選ぶ際は持つだけでなく、スイングしてみると違いが分かると思います。
 

カスタムフェアや店頭でスキーポールを選ぶ際はぜひ参考にしてみてください!
 
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