世界中で大ヒットを記録!バックカントリーツアーブーツのスタンダードモデルで競合他社からベンチマークにもなっているスカルパの代表作マエストラーレが21-22シーズン大幅に進化を遂げて登場します。3ピース構造の構造上の特性により滑走性能と歩行性能を高次元でバランスさせたモデルがどのように進化したのか詳しく見ていきましょう。
21-22シーズンモデルは一言でいえば定評の歩行性能はそのままによりライディングパフォーマンスを高めるための改良を施したモデルと言えます。歩行時の足首の可動域60°をはじめなめらかでスムーズなカフの動きよる抜群の歩行性能はもはや説明が要らないほど完成されたブーツですが21-22モデルはより高い滑走性能を追求し多くのフリーライドスキーヤーに好評をいただいているマエストラーレXTに採用されていたカフ(アッパーシェル)と同様のスピードロックXTカフ(写真参照 右がNEWモデル)をマエストラーレに新たに採用しました。これにより滑走時の確実なパワー伝達性能を生み出しスキーヤーの動きをダイレクトに雪面に伝え思い通りのライディングを可能にします。
ウォークとライディングを切り替えるレバーのシステムを一新しより確実なロック機能と取付部分も含めた剛性を高めてあります。もちろん強化されたカフの性能とバランスさせるためにねじれ剛性をアップさせたLAMBDA(ラムダ)フレーム(写真参照 手前NEWモデル)を採用したロアシェルを新たに採用しています。さらにタング部分の形状も見直されより脛にフィットしやすく荷重時の運動方向が効率よくガイドされるようになりました。
フィッティングに関してもインナーブーツの厚みやライニングも変更されまさにフルモデルチェンジといった内容です。シェルの足幅も101mmと適度なゆとりがある設定と他社に比べ厚みと弾力性に富んだインナーを熱成型することでジャストフィットさせることが可能です。また3ピースブーツの特徴で非常に寒い環境でもブーツの装着がしやすい点もテント泊や小屋泊もするヘビーユーザーには嬉しいポイントです。
まさにトータルバランスに優れたアルパインバックカントリースキーブーツの決定版と言えます。さらにハイレベルのライディングパフォーマンスを求めるユーザーにはマエストラーレRSやXTもラインナップされています。モデルチェンジに伴い人気が集中することが予想されますのでお早めにお買い求めいただくことをお勧めいたします。