百名山 蔵王山・雁戸山・不忘山

 

標高 :熊野岳1,841m
所在地 :宮城県・山形県
位置 :北緯38度08分37秒, 東経140度26分22秒
山系 :奥羽山脈

蔵王連峰(ざおうれんぽう)は、奥羽山脈の一部を構成する連峰である。古くからの名は刈田嶺(かったみね、かったね、かりだのみね)、不忘山(わすれずのやま)という。宮城県と山形県の両県南部の県境に位置し、主峰は山形県側に位置する熊野岳(1,841m)である。活火山であり、新噴気口や火口湖の御釜が見られる(いずれも宮城県側)。火山の恩恵である温泉が両県の裾野に数多く存在し、スキー場も多く設置されている。両県における主要観光地の1つ。ここでは蔵王連峰、蔵王連峰に中央分水界を含めた蔵王、及びその周辺について記述する。

概要

蔵王の名称は、白鳳8年(679年[1])、大和国・吉野山から役小角が蔵王権現を現在の不忘山(宮城県側)に奉還し、周辺の奥羽山脈を修験道の修行の場としての「蔵王山」と称したことに由来する。(中略)