2月2日(土)晴れ
この日は高尾店では、登山学校を開催。
登山ガイドステージⅢの笑顔が素敵な上村絵美ガイドをお招きし、
10:30〜11:30机上講習
はじめてのバーナー・コッヘルの使い方
12:30〜16:30実技講習
バーナー・コッヘルを使って高尾カレーを作ろう
の内容で、登山学校を開催しました‼︎
今回、いつも店頭試食会などでもお世話になっている尾西食品株式会社の小端さんも参加していただきました。この日の為に、高尾店で登山ウエア一式を用意してくださり、これから登山を始める意気込みも‼︎
いつも笑顔で頑張っている素敵な方なんですよ。
今回、初めての高尾山とのことだったので、お客様とお話しながら、是非一緒に楽しんで欲しいとも思いました。
机上講習では、
バーナーの種類・コッヘルの素材や大きさについて学びました。
会場参加者の半数くらいの方がすでにバーナーをお持ちの方で、それを選んだ理由を聞いてみると…
★良く見かけるバーナーだったから
★お湯が早く沸くから
★店員さんにすすめられたから
と購入理由も様々でした。
高尾店の人気バーナーは、イワタニプリムスから発売されているP-153のバーナー。
Xゴトクで風にも強く、パワーがありながら軽量コンパクトコンパクトなところが人気の理由です。
お湯さえあれば調理はそんなにしないよーって方には、モンベルから発売しているジェットボイルもおすすめできますし、
一概に売れ筋=自分に合うものとは限らないことを今回学べたことが良かった点かと思います。
機能を知れば、道具を選ぶ楽しさが広がり、調理をする幅も広がっていきます。
「山と食欲と私」の人気ベストセラーになっている山ごはん漫画も出版されるほど、山ごはんは今、注目度の高い分野となっています。
実際、自分も登山をしていて、山と食は本当にセットなところがあると感じています。
★この山で誰と何を食べたなぁ
★この山で食べたものが美味しかったなぁ
★これを食べながら、あの人とこんな会話をしたなぁ
など、登山の思い出の中に山ごはんも同時に記憶されている方は、実際多くいらっしゃるかと思います。
机上講習が予定通り終わり・・・
12:30〜からは実技講習へ。
実際に学んだバーナーやコッヘルを使って、
高尾山で高尾カレーを作りに向かいました。
往復ケーブルカーを利用し薬王院を経て山頂を目指します。
今回、おひとりさま企画でみなさん初対面の方が集まりましたが、絵美ガイドの荷物や、私のザックに入りきらなかった荷物を運ぶことを手伝って頂いたりと、みなさん協力的で本当にとても助かりました!
みなさんそれぞれ色んな方と話す機会があり、終始賑やかな山行となりましたね。
絵美ガイドから、高尾を知るお話も聞くこともできました。
山頂に着くと、東屋のベンチが奇跡的に空いていて特等席を抑えられました‼︎
準備を整え、それでは早速、バーナーを使って高尾カレー作り‼︎
まずは尾西食品さんからご提供いただきました、アルファ米の白米の準備。
小端さんから美味しいアルファ米の作り方をみなさんに伝授していただきました。お湯を注いで15分で白米が出来上がるので、その間に、絵美ガイド特製のカレーを作っていきます。
お好みのコッヘルでひき肉を炒め、次に野菜ジュースと生の野菜をミキサーにかけてスムージー状にしたもの(冷凍して持ってくる)を入れます。
5分ほどして火が通ったら、カレールーを入れ仕上げにガラムマサラを少々‼︎
なんと簡単‼︎
そして、今回の高尾カレーで忘れてはいけないもの。
タコさんウインナー!
高尾カレーは、たこ杉や合格祈願でも有名なオクトパスにちなんでのネーミング。なので、このトッピングが揃って高尾カレーは完成されます。
参加者Hさんのお子さんは受験を控えているそうで、みんなで合格祈願もしましたね。無事に終えることを、願っています。
タコさんウインナーは竹クシに刺してバーナーで直接焼きました。
アルファ米を盛りつけ、特製カレーをかけて、タコさんの頭に
Mountain‼︎のフラッグをかかげれば、完成です!
パセリもかけて、彩りもよく凄く美味しそう!
気になるお味は…
ま、まいりました!!!
家で作るカレーを超える美味しさです‼︎
「これカフェで食べたら1500円はとれますね!」とお客様の声。
野菜スムージーの中には玉ねぎやニンジンやニンニクなど旨味が凝縮されていて、短時間で作ったとは思えない美味しさでした。
作り置きして冷凍できるのも、魅力ですね!
調理中には、別件で訪れていたMt石井スポーツ登山学校校長の天野氏や、山地図アプリでお馴染みYAMAPのスタッフ大村さんにも遭遇して、途中賑やかな時間を過ごしました。
そばを食べたばかりだったYAMAPスタッフの大村さん。高尾カレーを完食していただいたり、写真撮影のご協力もありがとうございました。
使い終わったコッヘルは、フランスパンでふき取って食べながら片付けたり、お湯を沸かして、ややカレー風味のコーヒーや紅茶を飲んでしまうなど、スイーツのマシュマロを食べながら、最後までしっかり学べたかと思います。
「なるほどね〜」
「ちょっとしたアイデアね〜」
と、声をいただきましたが、本当にそう思います。
山の上では、お水もバーナーのガスも貴重ですし、どうしたら簡単に美味しくできるのか?がポイントだと思います。
そして、山でこんな風に体験していることは、万が一、ライフラインがストップしてしまった日常生活に置いても、必ず活きた経験になるでしょう。
今回知った山ごはんの楽しさや美味しさや便利さを、是非みなさんの周りの方にも教えてあげてください。
その喜ぶ顔を見て
「山っていいな♪」
っと、きっとまた幸せに思うはずです。
今回みなさんの笑顔を見て、私がそう感じたように…(^ー^)
これからも一緒に山と山ごはんを、楽しんでいきましょう。
面白いアイデアやレシピを見つけたら私にも、教えてくださいね。
ご参加していただいたみなさん、本当にありがとうございました。
是非、またお会いしましょう!
高尾店 堀