3月28日(日)守門大岳スノーシュートレッキング開催しました。
3月中旬以降、新潟県は毎週日曜日の雨予報です。
3月14日の守門大岳スノーシュートレッキングは荒天で中止になり、
今回は晴れますようにと祈りました。
祈り届かず全国的に天気は下り坂、
ですが、新潟県はお昼ごろまで天気がもつ予報です。
今回は「行けるところまで行きましょう!!」ということで開催しました。
今回登る『守門大岳』は深田久弥も認める名峰で守門岳のピークのひとつです。
標高1432m、冬の時期は山頂に張り出す大雪庇が有名でバックカントリー、雪山登山など毎年たくさんの登山者がいます。
冬も登る人は多いですが、山頂は森林限界超え、豪雪地帯の山であり、高低差1000m以上、距離も往復約11kmと、雪山の知識と体力が必要な雪山です。
登山口付近にて守門大岳撮影。
朝一は薄曇りで山頂も見えます。
徐々に雲が厚くなってきました。
気温は体感で10℃以上、南風が強く風も生暖かい状況です。
気温が高いため雪はカリカリではありませんが、
雪も締まっているのでスタートからアイゼンを皆さん使用、
今までスノーシューの講習ばかりだったのですが、今回は予定を変更しアイゼンワークなどを中心に残雪期の講習をしました。
夏の登山口を通過しどんどん登っていきます。
風が強くなってきました。
森林限界を超え、1000m付近まで上がります。強風のため、各自、耐風姿勢をとりながら少しずつ進みます。
1200mでさらに風速が上がったのでここまで下山開始。
なので大雪庇は今回は見られず。
気持ちを切り替えて下山です。
少し下るだけでも風の強さは全然違います。
天気は悪いですが、下層に雲は無いため弥彦山や米山、長岡の街も見えました。
11時半ごろからぽつぽつ雨も降りだしたので、スピーディーに下山。
今回は残念ながら登頂はできませんでした。
ですが講習会として、アイゼンの使用や天候を見ながらの登山など残雪の様々なシチュエーションを経験していただきました。経験値を上げて安全登山を目指しましょう。
~今後の石井スポーツ新潟・長岡校登山学校の予定~
『1から始める読図教室 地図を持って山に行こう!In角田山』
日時:2021年4月17日(土)
開催場所:角田山
内容:実地で地図読みにチャレンジ
参加費:8,000円
『1から始める残雪登山 五頭山に行こう』
日時:2021年4月29日(木・祝)
開催場所:五頭山
内容:残雪登山を始めよう!
参加費:8,000円
ご参加お待ちしております!!