アルプス ドリュー西壁 レッドシールド
今月のおすすめ 【登山の体つくり】
今月は、楽しくハイキング・登山が出来るように、体の準備・登る前と登っている時に心がけることを中心に皆さまにお届けします。
提案1 「町で少し苦労すれば、山で楽しい!」
本格的なトレーニング理論は専門家にお任せするとして、今回は日頃の少しの心がけと、登山中の心がけで、楽しい登山につながるコツを皆様にお届けします。
登山は長時間の運動。どう日常を過ごす?
ランニングはよく知られた有酸素運動ですが、よく20分以上しないと効果がない?などと言われます。
そうするに越したことはありませんが、よし頑張る!と決意してトレーニングが続く人は、多分もう日頃からランニングをされていると思います。
千里の道も一歩から!まず5分でも、10分でもウオーキングからでも始めましょう。
続けるコツは記録すること。カレンダーでも、手帳でもはたまた、家族や友人に今日何分頑張ったかメールするのもOK。壁にグラフを張るとかなり頑張れますが、頑張りすぎはよくありません。
ひと月もすれば、日ごろの階段が楽に感じられます。継続は力なり。
提案2 新しい登山様式
今、新しい登山様式の提案がされています。感染症予防の観点と山岳遭難防止の観点は同じところにあると思います。少しまとめましたので、参考にしていただきこれからの登山にお役立てください。
今、登山・アウトドアスポーツを楽しむために私たちが気を付けること
① 体調を管理して、少しでも感染の不安を感じるときは山行を中止しましょう。
② 遭難は救助・医療機関に多大なダメージを与えます。十分に難易度を落とした計画を立てましょう。
③ 感染集団(クラスター)を形成しないように、少人数パーティーで入山しましょう。
④ 混雑を回避するために、人の少ない山域の選択や早朝行動など、混雑を避ける工夫をしましょう。
⑤ 各自で感染予防グッズ(消毒液・マスク・体温計など)を持参して、感染予防を励行しましょう。
⑥ 感染拡大につながるゴミは、ジップロックなどを持参の上、密閉して持ち帰りましょう。
⑦ マスク等をして活動すると熱中症や呼吸不全の危険性があります。交通機関や登山口など人の密集する場所ではマスクは必ず着用するべきですが、人との距離が2m以上取れるところではマスクを外しましょう。アウトドア用フェイスマスクは呼吸がしやすいように設計されているので、日焼け防止と感染防止の両面からおすすめです。また、登山道に人が多く、マスクを着用しなければならない状況では、歩行スピードを落とすとともに、水分補給を十分に行い、休憩も多く取り熱中症予防を図りましょう。
⑧ 挨拶は声ではなく、お辞儀や手を挙げるなど、声を出さない工夫をお互いにしましょう。
⑨ 山道でのすれ違いも十分に距離が取れるように、お互いが譲り合うことが大切です。
首元がゆったりして呼吸がしやすいフェイスマスク
ヤケーヌ アウトドア フェイスマスク(クリックでヨドバシ・ドット・コムに移動します)
皆さまと素晴らしい登山を共有できる日を願って、石井スポーツスタッフ一同、皆様のご健康を祈念しております。
レ・ドリュ