トレッキングポール活用する人増えてます!

2023-09-04


 
登山やハイキングでトレッキングポールを使っていますか?
トレッキングポール(ストック)を上手に活用することで、身体にかかる負担を減らして楽に安全に山登りを楽しむ事が出来るようになります。
 

 

トレッキングポールを使う事で、両手でも地面を捉えて身体を支えることが出来る「四足歩行」となるため、脚にかかる衝撃や負担を分散・緩和して脚部、特に膝やモモの筋肉が疲れにくくなります。
 

下り坂や段差を降りるときにトレッキングポールを突くことで、上半身でも体を支えられるため体が前につんのめるのを防ぎバランスが取りやすくなります。下りが苦手な方はぜひお試しください。
 

平坦部や登り坂では、ストックを介して上半身の力も上手く使う事で、推進力が生まれて軽快に進むことが出来ます。荷物が重い山小屋泊やテント泊でも登りで体を引き上げるのに役立ちますのでおすすめです。
 
 

 
トレッキングポールを良好な状態を持続させ、少しでも長持ちさせるためには使用後のメンテナンスが必要不可欠です。店舗への修理依頼の多くが、メンテナンスをしていれば防げていたもの。ここでは、トレッキングポールの基本的なメンテナンス方法について紹介します。
 

 
メンテナンスはポールを使ったなら”毎回必ず実施”します。
晴れの日で使って一見汚れてないように見えても、シャフトの内部は湿気で水分が付着しています。水分が付着したまま保管していると、錆びやシャフトの摺動が悪くなる原因になります。
 
また、ケーブルで繋がれている折りたたみ式のポールは、シャフト毎の分解は出来ないため、各シャフトの接続部や摺動部を丁寧に乾拭きして汚れを取ってから、収納状態でしっかり乾燥させて保管しましょう。
 


 
①自宅に帰ってきたら直ぐに各シャフトを引き抜いて、ゴムキャップとバスケットも外します。
(折りたたみ式はシャフトを抜けないため、外せるパーツだけになります)
 
②ゴムキャップとバスケット、石突き(下段シャフトの先端部の金属部分)は水洗いで泥汚れを落とします。
(上段シャフトのグリップやストラップも水で洗っても構いませんが、シャフト内部に水が入り込まないよう注意しましょう)
 
③各シャフトやジョイント部を、雑巾等で乾拭きします。
(よほど泥で汚れてない限りは、原則乾拭きです。水に浸したり、潤滑油もNGです)
 
④各シャフトの内部に付着した水分を少しでも飛ばして乾燥させるため、シャフトを手で持って振って水を切ります。
(周囲にぶつけないようご注意ください。)
 
⑤分解した状態のまま、立てかけて屋内でしっかり陰干しで乾燥させます。
(完全に湿気を無くすため、数日間はそのままにしておきましょう)
 
⑥完全に乾燥させたらメンテナンス完了。
保管時は通気性の悪いビニール袋等には入れずに、陽の当たらない場所で保管しましょう。
(保管時はバラした状態のままでも、組み合わせた状態でもどちらでも構いませんが、レバーロックは開放した状態にしておきましょう)

 
 
初めての方にも優しいトレッキングポールは、お客様の好みや使い方に合わせてスタッフがご案内いたします。
ぜひ、店頭にてスタッフにご相談ください!