「スキー用具ってどんなものを選べばいいの?」と不安に感じるパパママに贈るショッピング企画! 正しいスキー用具選びは上達の第一歩ですから、選び方の基礎知識は知っておきたいもの。スキーのことならお任せあれ!の、石井スポーツ プロスタッフが、用具選びの基礎知識を伝授します!
記事提供:ファミスキ.jp
スキーの長さは、目線の高さが適正サイズです。すぐに大きくなるからと長めを選びたくなるところですが、長すぎるとスキー操作がしづらくなるので、始めたばかりの子は適正サイズを選びましょう。慣れてきたら、自分の身長と同じくらいでもOKです。身長が伸びてスキー板が顔よりも下になったら、買い替え時。肩を下回るくらいまで使っていると、次に購入する新しいスキー板に対応できなくなります。 購入時期はシーズン前がベスト。来年用にとシーズン終わりに購入する方もいますが、次の冬にはサイズが合わなくなっている可能性があります。
買い替えで急激にスキー板が長くなると、足元が動かしづらくなり、スキーが楽しくなくなる原因に。まだ使える!という粘りは禁物。目線から身長くらいの長さのスキー板を使いましょう。
足幅、足長の測定をしたところ、モデルの子の足長は右が19・5センチ、左が19・7センチで左足のほうが大きめ。 両足にサイズ差がある場合は、大きいほうのサイズに合わせて選びます。 サイズ合わせのポイントは、インナーブーツをシェルから外して履いてみること。つま先に大人の指1本分の余裕があると、2シーズンは使うことができます。 始めのうちは大きく感じますが、サイズ調節用のインソールを使用したり、靴下を2枚重ねにするなどして調整しましょう。
ブーツのタイプは1バックルから4バックルまであり、バックル数が多いほうがしっかりと足をホールドしてくれます。サイズにもよりますが、初心者で小学校3年生くらいまでなら2バックルがよいでしょう。スキーが上達して筋力もついてきたら、徐々にバックルの数を増やしていきます。
カフ(すねやふくらはぎを包む部分)の高さも重要な要素。カフが高すぎると膝が曲げにくく、スキー操作が難しくなります。サイズに応じてカフは長くなるため、身長は小さいけれど足のサイズが大きいお子さんは、とくに注意が必要です。カフが高すぎる場合は、バックルの数を減らしてみましょう。
ポールのサイズは、持って立ったときに肘が直角(90度)に曲がる長さがベスト。短かすぎると漕ぐときにうまく力を使えなくなり、長すぎるとちょっとした拍子にポールが顔や身体にぶつかってしまう可能性もあるので注意しましょう。グローブをした状態で、グリップの握りやすさもチェックするとよいでしょう。
ヘルメットは、メーカーによってサイズ感が違うため、実際にかぶってみて頭にフィットするものを選びましょう。多くのモデルに、ダイヤルなどでサイズを調整できる機能が付いています。かぶったときにヘルメットが前後にグラグラ動かないことが、ぴったり合ったサイズの目安です。
ジュニア用のゴーグルはフレームが軟らかく、顔に当たっても痛くない設計になっています。レンズにはシングルレンズとダブルレンズがありますが、2枚のレンズの間に空気層をつくることで曇りにくくしているダブルレンズがおすすめです。目にダメージを与える可視光線も防いでくれます。 レンズの色は黄色やローズ系などさまざまですが、どのモデルも全天候に対応しやすいレンズを搭載しています。また、最近はミラータイプのレンズが人気。見た目がカッコイイというのもありますが、ミラーレンズは、晴天時のまぶしさをより防いでくれるというメリットもあります。
どんなに機能性の高いレンズを搭載したゴーグルでも、顔の形状に合っていなければ曇りやすくなります。ゴーグルを選ぶときはヘルメットも合わせて着けてみて、しっかりフィットしているかをチェックしましょう。ヘルメットとの相性を考えると、同じメーカー同士で合わせるのがベストです。
スキーウェアは、好きなデザインを選んでいただくのが一番ですが、成長に合わせてサイズ調整ができる機能があると2〜3シーズンは着回せます。調整できる幅はメーカーによりさまざまですが、20センチ程度調整できるものがほとんどです。 「デサント」のジュニアスーツは、サイズ140の場合、身長125〜145cmに対応。写真左が調整なしで着用、右がサイズ調整をしたスタイルです。
グローブには5本指タイプとミトンタイプ、3本指タイプがあります。5本指は指先が使いやすく、ミトンはあたたかいという特徴があります。3本指は両方の特徴をいいとこ取りしたタイプで、バックル操作やストックの握りやすさという点からも人気が高まっています。
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