毎月13日は石井スポーツ「登山の日」!
こんにちは 原宿店バヤシです
本日11月13日は石井スポーツグループ登山の日です!
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かってのメインルート表参道へ!
うっすら冠雪した金峰山に行ってきました!!

【山名】 奥秩父「金峰山」2599m
【日程】2016年11月9日(水)~10日(木) アコウ平まで車移動
【天候】9日快晴 10日曇りのち夕方より雪
【コースタイム】
9日:アコウ平発17時30分→ 荒川渡渉18時→ KK分岐18時40分→御室小屋跡19時ツェルト泊
10日:御室小屋跡8時30分→片手回し岩9時着 30分発→金峰山頂着11時 13時30分発→片手回し岩15時15分着→御室小屋跡着16時 30分発→KK分岐16時50分→荒川渡渉17時10分→アコウ平17時50分着→車移動→はやぶさ温泉19時着
【コース状況】昭文社登山地図では破線コースになっており道標・赤テープは有るが中級者向け。荒川の渡渉は水量が多いときは要注意。上部は積雪があるのでアイゼンは要携帯。長い鎖場がありハーネスやロープがあると安心。
※大弛林道は例年11月下旬から12初旬に冬季閉鎖になります

かっては全国各地から集まる修験者で賑わった霊山「金峰山」。甲府から金櫻神社を経て山頂に延びる御嶽道がかっての金峰山への表玄関「表参道」です。今回は時間が無かったので前半をショートカットしアコウ平よりの後半コースで入山しました。
11月9日の昼に原宿を車にて出発。アコウ平について準備をしているうちに日没。17時半出発。スタートからヘッドライトでの行動になりました。
※夜間山行に慣れていない方は暗くなってからの登山開始は危険です!

しばらく下ると昭和30年代まで使われていた森林鉄道の軌道が現れました。トラックが普及する前は切り出した木は鉄道によって運び出されていました。ここからしばらく軌道に沿ってなだらかな道がしばらく続きます。

軌道跡から離れ下降すると荒川が行く手を阻みます。下流側のロープが張られているところが渡渉ポイント。水量が多い時の渡渉は注意が必要です。

荒川を離れしばらく行くと「KK分岐」。涸れた沢を上流へ向かうと御室小屋に辿り着きます。この分岐は見逃しやすいので帰り道には間違えないように!

かってはここで入山料を取っていたという御室小屋の跡でツェルトを設営。
近年まであったという小屋は今は廃材の山になって朽ちています。

晩御飯はカボチャのほうとう。不覚にも味噌が足らず味が薄くなってしまいましたが、行動中の塩分補給に持っていた赤穂のあらなみ塩「汗をかいたら塩分補給」を加えたらバッチリ!味もコクも増して超美味しくなりました(^^)v

10日朝薄曇り。幕営地から意外と近くに五丈岩が見えますが、奇岩や鎖場などこれから難所が待ち構えています。

朝食は昨日の残り汁に切餅を入れた雑煮。入れて煮るだけ!作るのが簡単でお餅は腹持ちが良く朝食に最適です。
今回使ったお鍋はシートゥーサミットの「Xポット2.8L」で、サイドがシリコン製でコンパクトに畳める2~3人用の便利なお鍋です。
御室小屋跡を出てすぐに鶏冠の岩場が現れます。慶應谷側は絶壁になっており長い鎖場になっています。通過の際はしっかり安全確保をして一人ずつ通過します。

鎖場を抜けると微妙なバランスの「片手廻しの岩」と山頂の「五丈岩」が見えます。

片手廻しの岩の根本まで登ると絶景が広がっています。高いところが苦手の方は決して登らないようにしてください。

山頂に近づくにつれ森林限界になり展望がきいてきます。この日は快晴ではないですが眺望は割とよく、圧倒的な景色に思わず足が止まってしまいます。

五丈岩の根元にある小さな祠が少彦名命(すくなひこなのみこと)を祀った金櫻神社奥宮。さっそく参拝し、いよいよ五丈岩に登攀します。

五丈岩の上には「甲斐波美」という日照りでも涸れず、大雨でも溢れないという不思議な穴があると古文書には書かれていますが、この穴なんでしょうか?ちなみにこの日は凍っていました(^_^;)

この日は山頂で気温-7℃。風が強く体感気温は-20℃は下回っていたと思います。五丈岩の上はモロに風が当たるので顔が痛い!
360度の絶景も寒くてあんまり楽しめませんでした(>_<)

五丈岩で1時間ほど遊び、金峰山の山頂2599mへ。遠くに雨雲が出て怪しい雲行きになってきました。
帰りは同じコースをたどり途中で日没を迎え、行きと同じくヘッドライトでの行動になりました。
帰りの立ち寄り湯は「はやぶさ温泉」。豪快な量の源泉をドバドバとかけ流しにする極上の温泉でした!
間もなくアクセスに使った大弛林道は冬期閉鎖になりますので事前に通行規制情報を確認してください。
☛大弛林道の通行規制情報はコチラ