夏のような日があったり、肌寒い日があったりと気温がころころと変わる時期ですね。
もうちょっとすると、ヒルも現れるこの季節。
雪も腐って歩きにくいだろう・・・。だったらそろそろ水辺を歩くのもいいんじゃない!?
ということで、前々から気になっていた三重県の南のほうにある大杉谷にスタッフ清田とともに出かけてきました。
一泊を予定していましたが、天候が悪くなる予報だったこともあり、泣く泣く日帰りに変更。
のんびりすぎるほどのんびりな谷歩きを楽しんできました。
登山口へは発電所のすぐ横から入ります。
入ってすぐ、いきなりこんなところ!大日嵓をくりぬいて切られている登山道です。
鎖を持って慎重に進みます。
一軒家クラスの岩!でかい!!
と思いきやこんなに開けたところもあります。
水が碧い。上から見ても魚が泳いでいるのがわかるほど透き通っていました。
千尋滝の上部だけです。新緑が隠してます。このもどかしさがまたいい・・・。ということで。
お次は、シシ淵です。
何度も写真で見ていたところというのは、期待のほうが大きくなりすぎて現地で勝手に裏切られた気分になるものですが、ここは全く別のものを見ているかのようなほどの衝撃でした。
真ん中ちょっと右下にみえるオレンジの粒が人のサイズです。
四方を包まれた大空間でした。
滝もよかったんですが、個人的にはこの水と岸壁の際にくぎ付けでした。
ちょくちょくこんな小さい滝もあったり。
曲がりくねった登山道と新緑のせいで、進まなければ先が見えない面白さがあります。
ぱっと視界が開けました。平等嵓です。
理解できない大きさにめまいがするほどでした。
紅葉の時期もよさそうです。
予定の半分も進みませんでしたが、満足まんぞく!
そろそろ折り返すことにしました。
ちゃんと移っていないのでわかりづらいですが、この看板がでたら足元要注意です。
足元が危ないのもありますが、景色に見とれて落ちてしまうというパターンで転落事故が多いのではないかと思います。
というわけで、裏を返せばいい景色が近いぞ!!という合図でもあります。
尺取り虫の滝登りに見とれたりしながら来た道を戻ります。
今日の大杉谷はこれにて終了。
7時間ほどの行動時間中、約2時間昼寝込みの休憩しました。
やっぱりのんびりしすぎですね(笑)
台風被害によって崩壊してしまった場所があり、登山道が一部閉鎖されていましたが、10年ぶりに大杉谷から大台ケ原までの全線が開通しました。たくさんの方々のご尽力のおかげなのだと思います。ありがたいです。
なお、雨が降ると水量が急に増える場所であり、関西の屋久島と称されるほどの多雨地域でもあります。
天候の変化には十分配慮した計画をお立てください。
次は、もちろん全線を歩きたい!ともくろんでいる
名古屋店 朝日でした。