10月8日~10日に友人と北鎌尾根から槍ヶ岳へ行ってきました。
11日以降は本格的な降雪があり一気に冬山の様相になったようで
秋山から冬山への変わり目の直前で好天のもと、快適な山行を楽しめました。
平日、人の少ない静かな上高地からスタート
槍沢ロッジより上、ババ平付近は紅葉がピークを迎えていました。
大曲りから水俣乗越へ向かいます。
水俣乗越からはバリエーションルート
北鎌沢出合を目指してザレザレ、ガレガレの悪路をひたすら下ります。
貸切の北鎌沢出合で1泊。
翌朝、紅葉に囲まれた右股をコルまで詰めていきます。
コルまで上がり、少し進むと独標と言う名前ではもったいない
存在感のある山容が姿を現しました。次はあのピークを目指して進みます。
トラバースルートの途中から独票に向かって直登して行きます。
楽しくて、スリリングなクライミングの時間はたまりません!
独標のピークから槍ヶ岳を望む。硫黄尾根の奥に双六、三俣、鷲羽、水晶などが見えます。
大小の岩峰を稜線通しに歩いたり、トラバースしたり
ルートファインディングの難しい道を進んで行きます。
槍が近づいてきました。北鎌平で小休止をして最後の登りを楽しみます。
2つのチムニーを抜け、ついに念願の北鎌からの槍ヶ岳ピークへ到着!
同行した友人K君と一緒に。頼もしい相方でした。
この日はテント泊の予定を変更し、殺生ヒュッテで素泊まり。
貸切の部屋と暖かい布団でゆっくり眠ることができました。
翌日、ゆっくりした朝を過ごし、土曜日の喧騒あふれる上高地へと無事に下山。
グラデーションの紅葉がきれいでした。河童橋に到着後、コーラで乾杯!
ルートファインディングしながら登るバリエーションルートは
一般登山道には無い難しさ、おもしろさがあり、もう一度挑戦したくなる気持ちになりました。
次に行く機会がある時は独標直登ルートに挑戦したいと思います!
IBS石井スポーツ名古屋店 カワダ