【大宮店】この時期の登山は適切な装備の選択を

2017-05-05

こんにちは大宮店です。

 

 

 

埼玉県平野部では、最高気温が25℃を記録するなど大分暖かく(暑く)なってきましたね。

私なんかもう半袖モードですよ。

 

 

 

ゴールデンウイーク中という事もあって、登山に出かける人も多いとは思いますが、

 

 

まだ高山を中心に、雪が残っている山は多いです。

 

ここら辺の、麓とのギャップがあるこの時期の登山は、装備の選択が難しい時期になります。

 

 

昨年の写真で恐縮ですが、2016年5月19日に北アルプスの燕岳(標高2763M)に登った際の合戦尾根の写真です。

2015年-2016年の冬は雪が少なく、雪解け水の少なさから夏前には「ダムの貯水率が―」なんて報道がされていたのを覚えています。

そんなシーズンでもご覧の通り、尾根にはガッチリ雪が残っていました(気温は大体10℃程度だったと記憶してます)

つばくろ

(2016年5月19日の燕岳の合戦尾根の様子)

前爪付きアイゼン・軽アイゼン(6本爪)・つぼ足、と登山者によって雪道の通過の仕方は様々でした。

 

2016年-2017年冬は、比較的雪が降りましたので、今年のこの時期は昨年以上に雪に対する警戒と装備が必要だと思われます。

 

 

 

 

ちなみに、この燕岳の登山では、実験的にVERIGA(ベルガ)の[ICE TRACK](いわゆるチェーンスパイク)を装着して合戦尾根に挑んでみました。

ベルガ(4)

[ICE TRACK]¥4,500

 

 

 

 

通常のアイゼンに比べると、刃が短く、刃どうしをチェーンで接続して靴全体に行き渡らせているのが特徴のチェーンスパイクですが・・・・・・・

 

 

しっかり雪がある”斜面”では滑る!

刃が深くまで刺さらないので踏ん張れないよ・・・・・・・・・。

 

(そりゃそうだ)ってツッコミはナシでお願いします・・・・・・。あくまで実験ですので。

ベルガ (3)

チェーンスパイクは、刃が短い分アイゼンよりも雪がないところでも歩きやすく、比較的柔らかい登山靴にも付けられるため、

薄らと雪が積もっていたり、地面が凍結していてスリップが怖い”平坦部”での使用に適しています。

そのようなシュチュエーションでは、チェーンスパイクの方が分がありますので上手に使い分けることが肝要です。

 

 

勿論、この時期に高山に登るなら、しっかりした(剛性のある)登山靴で登りましょう!

柔らかい登山靴では、そもそもアイゼンが付けられなかったり、滑りやすくて怪我や滑落と言ったリスクが高まりますのでご注意を!

 

 

 

ご不明な点はスタッフまでお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

現地の最新情報を、必ずご自身で収集・把握してから登山計画を立てましょう!

 

 

 

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大宮店 会田

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