【大宮店】大宮店スタッフが歩く、春の『鐘撞堂山(標高330M)』~駅からハイキング~

2018-03-31

2018年3月30日(金)

鐘撞堂山(かねつきどうやま:標高330M)に登ってきましたので、レポートします。

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「戦国時代は鉢形城(はちがたじょう)の見張り場で、

事あるときには鐘をついて合図したことからこの名が付いたといわれています。」(山頂の案内板より)

 

 

鐘撞堂山(かねつきどうやま)は、埼玉県寄居町の北部に位置する標高330Mの低山です。

埼玉県の山々をチェックしていた時にふと目に留まり、その名前に惹かれました。

◆参考にした地図◆

・山と高原地図[奥武蔵・秩父]

・東武鉄道ハイキングコース紹介[鐘撞堂山・円良田湖コース] 

( http://tabi.tobu.co.jp/playing/hiking/shizen/kanetsuki/ )

 

◇コース概略◇

寄居駅⇒大正池⇒鐘撞堂山⇒円良田湖⇒少林寺(羅漢山)⇒波久礼駅⇒(寄居駅)

 

寄居駅からスタートして大正池経由で鐘撞堂山へ、そして円良田湖(つぶらたこ)経由で少林寺へ下山していく、

最もポピュラーなハイキングコースを歩きます(鐘撞堂山・円良田湖コース)

難所もなく、累積標高値も低いので、駅からお手軽ハイキングコースです。

 

 

駅からお手軽ハイキングコースってさっき言いましたが、私は毎度のごとくマイカーでのアクセスです。

スタート地点は寄居駅北口ですが、広くて利用しやすそうなので、

寄居駅南口にある[寄居駅南口有料駐車場]に車を停めました。

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他にも有料駐車場はあるようです。

ネット検索では出てきませんでしたが、南口・北口ともに一日貸し駐車場[デイパーク]なんかもありました。

 

 

↓寄居駅南口有料駐車場

駅まで徒歩1~2分。

 

 

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準備をしたら寄居駅北口へ向かいます。

寄居駅南口下のトイレをお借りしてから、駅内の渡り廊下を通って北口へ。

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(写真左)寄居駅南口

(写真右)寄居駅北口(ハイキングコーススタート地点)

 

 

 

寄居駅北口前です。

ここがハイキングコースのスタート地点になります。

左奥に見えるのは寄居町役場です。

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北口の階段降りたすぐ先に、↑このような標柱があるのは、分かりやすくて助かります。

この先ハイキングコースの各所に同じような標柱があるので、見落とさないようにすれば大丈夫です。

もちろん各自、地図は持参しましょう 。

 

 

 

今年は3月中旬以降一気に気温が上がり、最近は暖かった日が続いていました。

ですが、この日は寒の戻りに加え風が強くて、手元の温度計でも朝は10℃。手が冷えました。

この時期は、こういう日もまだあるから油断できませんね~。

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桜の開花が、昨年より早めだったのが幸いして、町の桜も見事に咲いてました。

 

 

 

国道140号線を横断して、住宅地を歩きます。

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今回は「低山&舗装路歩きが長そう」と言うことで、トレイルランニングシューズをチョイスしています。

こういう条件下では、舗装路も歩きやすいローカットシューズは便利なんですよね~。

ちなみに基本的には走らず歩いています。

 

 

道なりに歩いていくと[大正池]が姿を現します。

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↑大正池の看板とトイレ。

トイレはキレイでした。

 

 

この大正池は、ため池だそうです。

柵に囲まれていました。

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大正池を過ぎて少し歩くと、ようやく砂利道→その後登山道と変わっていきます。

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舗装路抜けて、落ち着きました。

 

 

 

山頂までの道は、基本なだらかでしっかり整備されています。危険箇所はありません。

標高330Mということで、山中で出会った方々も軽装が多いです。

スニーカーや運動靴の類で登る際は、小石に躓いたり下りでスリップしやすいので注意しましょう。

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春山は清々しいなぁ。

 

 

 

山頂直下の階段です。ここを登れば山頂ですが、

登山道に入ってから、ここまであっという間でした。

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階段を素直に使うか、楽な脇道を使うか・・・・・・・・アナタはどっち派?

 

 

 

 

そして↓コチラが鐘撞堂山山頂です!

山頂はそこそこ広く、屋根付きベンチや見晴らし台が設置されています。

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山頂も風が強くて10℃でした。

 

 

↓コチラが見晴らし台です。

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なかなか立派なつくり!!

 

 

 

見晴らし台からの眺めは、低山と言えど素晴らしいです!

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関東平野を一望!

 

 

 

そして、見晴らし台から至近距離で見る桜は、これまた見事!

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本当に、ナイスタイミングでした。

 

 

 

≪動画:見晴らし台と桜と眺望(約1分)≫

※音声はカットしてあります。

興味のある方はご視聴下さい。

 

 

 

山頂には『鐘』もあります。

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もちろん鳴らせます。

 

 

鐘がある北側の方も、遠くまで見通せて素晴らしい眺めでした。

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榛名山方面がバッチリ。

 

 

 

十分景色を堪能したので、下山開始です。

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山頂から少し戻ると分岐があるので、標柱に従い円良田湖(つぶらたこ)方面へ。

 

 

 

少し下って方向が変わると、沢沿いの舗装路に出ます。

「あれ?もう登山道終わり?」って感じで、舗装路の割合の方が高いです。

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静かな里山歩きって感じで、癒されます。

 

 

 

途中で円良田湖の横に出ます。

円良田湖に行くには少し寄り道する形になりますが、ぜひ立ち寄って見てください。

周囲約4kmの人造湖で、へらぶな釣りで有名だそうです。

朝から釣りに関する注意事項のアナウンスが流れていました。

 

 

 

中々の大きさ、一周することもできるようです。

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円良田湖をあとにして、少林寺に向かうため、羅漢山を登ります。

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(写真左)円良田湖の横にある、少林寺(五百羅漢)への登山口。再び登山道となります。

(写真右)階段を登っていきますが、そこまで長くはないですのでご安心ください。

 

 

 

階段を登りきると、そこは羅漢山の山頂で、奥には釈尊や羅漢が並んでいます。

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↑案内板

 

 

 

ここから少林寺までの登山道には、

五百羅漢と呼ばれる石仏群が点在しています。

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軽く調べただけで、あまりイメージしないまま向かったので、

この凄い光景を見た時に「マジっすか?!」って思わずテンション上がってしまいました。

 

 

 

どの羅漢石仏も、表情・体勢が違っていて実に興味深いです。

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おかげで全然飽きずに歩けました。

 

 

 

↓私のお気に入りの一体(笑)

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いい表情してますねぇ・・・・・・・・・。

 

 

 

↓こんな石仏もありました。

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解釈は各々のご想像にお任せします。

 

 

 

本当に色んな表情がありますので、興味のある方はぜひご自身の目で確かめてみてください。

風化しているのもありましたが、これからもこのまま自然なまま在ってほしいものです。

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一つ言えることは・・・・・・・・・・石仏に見惚れすぎて、躓かないようにって事だけです。

 

 

 

下りきると少林寺に出ます。

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少林寺から、五百羅漢を見に羅漢山を登るだけでもおススメです。

 

 

 

少林寺からは一般道です。ここから先は、

①波久礼(はぐれ)駅へ向かう(山と高原地図)

②寄居駅へ戻る(東武鉄道ハイキングコース)

の2パターンとなります。

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とりあえず①波久礼駅へ向かいます。

 

 

 

波久礼駅までのルートは参考にする地図によって少し違ってきます。

今回は山と高原地図を頼りに、波久礼駅まで向かいます。

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(写真左)波久礼駅までは一般道を歩きます。

(写真右)最後は秩父鉄道の線路沿いに歩いていけば、波久礼駅にたどり着きます。

 

 

 

↓こちらが秩父鉄道の[波久礼(はぐれ)駅]です。

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寄居駅⇒大正池⇒鐘撞堂山⇒少林寺⇒波久礼駅のコースで、標準タイム2時間45分、距離は8kmくらいです。

私は円良田湖周辺をウロチョロしたりしてたので、ここまでで距離8.9kmでした。

ちなみに累積標高値は320M(参考値)でした

 

 

このまま秩父鉄道を使って、寄居駅まで電車で戻ってもいいのですが、

折角トレランシューズ履いているので、寄居駅までジョグを織り交ぜながら、

②寄居駅へ戻る(東武鉄道ハイキングコース)パターンも歩いてみることにしました。

 

 

 

とりあえず少林寺付近まで来た道を戻って、

今度は東武鉄道ハイキングマップを頼りに、寄居駅を目指します。

↓こちらは末野交差点です。

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末野交差点に出たら、横断歩道を渡って国道140号線を左(寄居方面)へ。

 

 

末野陸橋の脇道から、寄居駅南口方面へ続く道へ向かいます。

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東武鉄道ハイキングマップによると、少林寺から寄居駅南口までの距離は3.5kmです。

この間、全て街歩きとなります。自然が恋しいです。

 

 

 

もしハイキングマップ通りに行くのであれば、

右手に寄居小学校を通過したら、2つ目の大きな交差点を左折します。

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気温が上がってきて、走ると汗ばむようになってきました。

 

 

 

駅周辺の道路は入り組んでいて、最後は分かりづらいので上手く説明できませんが、

マップと、駅に向かう人の流れを見れば、迷うことはないと思います。

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駐車場のある道に戻ってこれました。この道を直進すると寄居駅南口ですので、駅とほぼゴールは同じです。

 

 

下山後の2パターンのコースを試してみた感想としては、

少林寺から寄居駅へ歩く場合は、やはり街歩きの長さが気になりました。

楽なのは波久礼駅まで歩いて電車に乗る方ですかね。

 

 

ちなみに、 ゴール時点での総距離は13.5km

よって、波久礼駅から寄居駅南口までは約4.6kmということになりますね。

波久礼駅から寄居駅まで歩く方は少ないと思いますが、一応参考に記載しておきます・・・・・。

 

 

 

という訳で鐘撞堂山ハイキングコースの紹介でした。

 

 

標高330Mの低山ということで、舗装路の方が長いくらいの、お手軽ハイキングコースですが、

その割には鐘撞堂山の山頂からの眺望は良いですし、円良田湖や少林寺の五百羅漢など、見応えポイントが多く道中は飽きません。

なかでも五百羅漢はおススメスポットです。私は行ってよかったと思いました。

 

コース全体を見ても危険箇所もないですし、駅から標柱が各所に置かれていて道迷いの心配も少ないので 、

登山初心者やファミリー登山者にも、おススメしやすいコースですね。

 

 

 

 

装備に関してですが、舗装路歩きが長いので雪が無い時期ならば

軽登山靴(ハイキングシューズ)やローカットシューズ(靴底は滑りにくいタイプ推奨)の方が快適です。

新たに購入した登山靴の履き慣らしにも最適な山ですね。

 

 

低山ハイクとは言え、今回のように寒の戻りや強風で、思ったより寒いとかもまだあり得ますので、

レインウェアやそれに準ずるジャケット、汗冷えを防止するアンダーなど準備は怠らないようにして下さい。

 

 

 

もまだ明日明後日なら大丈夫そうですし、今の時期は気持ちよく歩けるので、

ぜひ、週末はハイキングに出かけてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

大宮店 會田

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