【大宮店】奥武蔵グリーンライン峠走に挑戦!(鎌北湖~顔振峠)8/13

2018-08-15

皆様、お盆休みいかがお過ごしですか?

この大型連休中を利用して、山に行かれている方も多いのではないかと思います。

 

 

私も8月13日(月)が休みだったので「お盆だし、折角なので何か違うことやってみよう!」と思い、

 

奥武蔵グリーンライン峠走(ランニング)を敢行しました!

↑実際に走ったコースがコチラ。

タイム3時間8分 / 距離23.36km※一部道間違い有り(無ければ22km程度)

 

埼玉県毛呂山町にあります[鎌北湖]をスタートし、奥武蔵グリーンライン(舗装路オンリー)をひた走り、

飯能町・越生町の境にある[顔振峠(かあぶりとうげ)]で折り返して往復する計画・・・・・・・・・・・・・でしたが、

復路で道を間違えてしまい、予定とは違ったコース取りになってしまいました(後述します)

 

ちなみに、このグリーンラインに沿う形で登山道も存在するので、トレッキングで顔振峠に向かうのも可能です。

勿論、その場合は登山靴やトレランシューズなど登山装備が必要ですので、道具の選択をお間違い無く

 

 

 

奥武蔵グリーンラインについてですがこんな感じの樹林帯の中の林道(峠道)が延々と続きます。

バイクや車もたまに通りますし、ロードバイクも結構走っているので、衝突事故等に十分注意しましょう!

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鎌北湖から顔振峠までは片道約11kmで、顔振峠に着くまで水分の補給はできません(顔振峠に自動販売機がある)

更に言うと早朝は茶屋のシャッターが閉まっているので、自動販売機すら利用できません※

(※隅々まで探索した訳ではないので、確証はないですが)

 

 

よって必要なモノは全て持参する必要があります。そのため今回はトレランザックを背負って走ることにしました。

[グレゴリー / ルーファス8 / 容量8L]

ザックを下ろさずに各ポケットへアクセスできるので、使い勝手が良いトレランザックです。ルーファスは旧モデルから愛用。

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行動食は、ショッツ ・ スポーツヨウカン ・ シトリックアミノ(BCAAサプリメント)を持参。

走りながら食べやすいもの、消化が早く胃腸にやさしいものをチョイス。

他には、水分計1.5L ・スマホ・小銭・簡単な救急セット(絆創膏やテーピング等)も持っていきます。

 

 

ウェア類は、ランニング用品と登山用品を組み合わせています。ランパン+登山ウェアって感じです。

靴に関しては、舗装路オンリーなので今回はランニングシューズです。登山道も走るならトレランシューズがよいでしょう。

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[ミレー / ドライナミックメッシュ ノースリーブクルー / MIV01248 ]

汗冷えを防ぐアンダー。これが無いと私の登山やマラソンは始まりません(笑)

[ミレー / トリロジーデルタリミテッドTシャツ ショートスリーブ / MIV7657 ]

ポーラテック使用で、運動性に優れた軽量テクニカルTシャツ。体が動かしやすくて気に入ってます。

 

 

スタート地点の鎌北湖ですが、埼玉県毛呂山町にある農業用貯水池です。

へらぶな釣りの方で朝から賑わっていました。

img001鎌北湖

※鎌北湖自体の写真を撮り忘れたので、写真サイト様からフリー画像を拝借。

( http://trip.hiwadasan.com/saitama/index.html )

 

 

鎌北湖にはいつくか駐車場がありますが、直ぐ峠道に入れる第二駐車場に車を止めました(無料)

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鎌北湖の道路は道幅が狭いので、車のすれ違いにご注意ください。

 

 

<5:25 第二駐車場からSTART>

気温が上がりきる前に終えたいので、早朝スタートです。本当に夏場は早朝スタートに限ります。

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第二駐車場の横に、顔振峠への案内標識がありました。分岐を左へ。

 

 

直ぐ先に、トイレもあります。

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スタートから登りです。往路では分岐があった場合は「顔振峠」と書かれている方向へ進めば大丈夫です。

 

 

冒頭の写真でも述べましたが、この奥武蔵グリーンラインは、同じような景色の林道がひたすら続きます。

あまりにも代わり映えしないので、道中の写真はポイントのみ掲載していきます。

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序盤からガッツリ坂道を登らされます。何とか走ってますが、早歩きとあまり変わらないペースです(笑)

一応今回は、全体を通して歩かないことを目標にしてます(写真撮影・補給時は除く)

 

 

まず最初のポイント[北向地蔵]です。

グリーンラインの直ぐ横の登山道にあるので、通れば見つけられると思います。

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北の方を向いているから、北向地蔵と呼ばれるそうです。

男女の逢瀬をとり持つ縁起地蔵 として人々に親しまれていると、案内板に書かれていました。

 

 

続いては[天文岩]です。

こちらもグリーンライン上にあって、インパクトのある巨岩でした。

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江戸時代の天文学者、千葉歳胤(としたね)が、数学、暦法、天文などを独学した場所とのこと。

 

 

顔振峠までは2つ峠を越えるので、その都度下りや緩やかなところも結構出てきます。

そういうタイミングを見計らって、行動食や水分を摂取してバテないように心がけます。

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(↑ショッツについては→コチラ

延々と登り続ける訳ではないので助かりますが、復路も登りがあることを意味するので、ちょっと複雑な心境です。

 

 

↓[一本杉峠]です。ココまで来ると往路も半分を過ぎたことになります。

分岐を右に行くと黒山三滝の方へ出られますが、顔振峠へは直進です。

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名前的に「一本杉があるのかな?」なんて思ってましたが、ありませんでした。

 

 

この先は、阿寺諏訪神社がある阿寺集落を通ります。

往路も終盤で、ちょっと疲れてきたのでペースは上がりませんが、ジリジリ登っていきます。

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道中開けたポイントが1ヶ所ありました!

 

 

顔振峠手前でも分岐がありますが、ここでは標識に従って、右斜め戻る方向の登り坂を進んでいきます。

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往路は基本道なりに進めば迷わないと思いますが、ここの分岐は注意です。標識を見落とさないように。

 

 

<7:00 顔振峠(折り返し地点)到着>

往路のタイムは1時間35分/距離10.96km。

ペースは遅かったですが、しっかり走りきることが出来ました!

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早朝なので、茶屋もシャッターが閉まっていて静かなものです。

ベンチはあるので、ザックを下ろして小休憩しました。

 

 

顔振峠は展望に優れていて、奥多摩や秩父の山々が見渡せます。運が良ければ富士山も見られるようです。

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この日は予報は曇り予報でしたが、実際は時折晴れ間も覗かせる感じで、景色も見られてラッキーでした!

 

 

気温も上がってきたし、ここいらで冷たい飲み物を飲んでリフレッシュしたいということで、秘密兵器の登場です!

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[イスカ / フォールドアップクーラー(S) / ¥1,200 ]

 

丈夫なナイロン生地の内側に、アルミ蒸着の断熱材を入れた携行性に優れた保冷バッグです。

500mlのペットボトルなら丁度2本入るサイズで、この日は水を半分凍らせてから水を入れたのを自宅から持参しましたが、

この暑い中でも氷が溶けきることなく、冷えた水を飲むことができました!

容量の小さいトレランザックでも、パッキングしやすいのもGOOD!

 

 

 

15分ほど顔振峠で休憩して復路スタート。

復路は下りの割合が増えるので、スタートから快調に走っていましたが・・・・・・・・・・・

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何を血迷ったか、阿寺集落のところで分岐を間違えるというミスを犯してしましました。

↑こちらがその間違えたポイントですが、本来なら左の登り坂を進むところを、右の下り坂に勢いよく進んでしまいました。

ちゃんと標識(赤い四角)もあって、鎌北湖は左と書いてあるのにもかかわらず。ホント、どうして右に行ったんだ・・・・・・。

 

 

つづら折りの下りをガンガン下ってて「アレ?こんなつづら折りの道あったっけ?」と違和感に気づき、立ち止まって地図を確認。

途中で[阿寺の岩場]というグリーンライン上には無かったポイントを通過したので、ここでようやく道間違いを確信。

戻るか悩みましたが、下った先でグリーンラインに合流できる道があるのが分かったので、このまま進むことにしました。

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持っててよかった飯能ハイキングマップ(実際はコピーの切り抜きを、ジップロックに入れて持参)

山と高原地図(奥武蔵・秩父)でもよかったのですが、林道まで見やすかったコチラを持っていきました。

※このハイキングマップは「奥むさし飯能観光協会」のHPからも見ることができます。

( http://hanno-tourism.com/#we-page-top-1 )

 

 

地図では、[ユガテ]方面へ分岐を左に曲がればグリーンラインに復帰できるとあったので、

下っててまず見つけた分岐で左に進んでみましたが、↓こちらの分岐は違いました(左は行き止まり。直進が正解)

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後から知ったのですが、奥武蔵グリーンラインや周辺の主要な林道は、グーグルマップのストリートビューに登録されています。

もし心配なら、事前にストリートビューで道を確認しておけば、分岐も間違えにくくなると思います。見とけばよかったー!

 

 

川沿いに更に下っていくと、標柱のある分岐に辿り着きました。

こちらでは「ユガテ」の文字を確認できたので、ここを左折しました。

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今回は舗装路オンリーのランニングなので「最悪町中に出られるから―」というのもあってこの道を下ってきた訳ですが、

登山(登山道)においては「迷った(と感じたら)引き返す」のが基本です。

 

 

途中ユガテへの登山道への分岐もありますが、林道をそのまま登っていきます。

阿寺集落からここまで勢いよく下った分、ここの林道は登り返しとなってかなりの急坂でした。

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自分の走力ではこの急坂を走るのはキツかったので、ここは少し歩いてしまいました。

奥武蔵グリーンラインの方が道がよく走りやすいので、わざわざこちらのコースをチョイスする必要はないと思います。

 

 

↓登りきれば、奥武蔵グリーンラインに復帰できます。位置的には天文岩の付近に出られました。

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あとは北向地蔵までのツライ登り返しをクリアすれば、そこからはほぼ下りになります。

最後はペースを上げて鎌北湖へ戻りGOAL!!

 

結局一部の急坂で歩いてしまいましたが、それでも全体の9割は走れましたし、ゴール後の達成感はありました!

同じようにトレランザックを背負って走っている方と数名すれ違いましたが、皆様スイスイ走っている強者ばかりでした。

車やバイクもたまに通りますが頻繁に通るわけではないので、長距離の峠走が出来るエリアとして、一定の人気があるようです。

 

トレランシューズを履いて、登山道を組み合わせても面白いと思いましたね。

奥武蔵は色んなスタイル・ルート取りが可能なのも、魅力の一つです。

 

 

このような峠道(坂道)を走りきるためには「効率のいい(疲れにくい)走り方」が重要です。

私は普段の登山やトレランでも「大腿四頭筋(太もも前部)の筋肉を使わないようにして、ハムストリングスやお尻の筋肉を有効に使うことを意識して、登り下りするよう心がけています。これは歩きでも走りでも、共通するところですね。

 

峠走では安定した路面を長い距離登ったり下ったりできるので、体の使い方・フォームの矯正効果が期待できます。

トレランやスピードハイクといった、スピードを重視する山行スタイルを志す方は、峠走トレーニングはおススメですよ!

 

ランニングと言えど、顔振峠まで補給できませんので、必ず水分や行動食、救急セットを準備して挑んで下さい

長距離走に不慣れな方は、一人では色々とリスクが高いので必ず経験者と一緒に走りましょう。

それと、今回の私のように、道を間違えた場合のリカバリーのために地図があると安心です!

 

 

奥武蔵グリーンラインは顔振峠より先も続いている(秩父の定峰峠まで!)ので、いつかそちらの方も走ってみたいと思います!

でも峠走はしばらくいいかな。登山道が恋しい・・・・・・・。

 

 

大宮店 會田

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