4月13日(金)に、埼玉県秩父郡長瀞町にある[長瀞アルプス]へ、トレイルランニングしに行ってきました。
長瀞アルプスは長瀞町観光協会公式サイトで「万福寺をスタートして、野上峠・奈良沢峠を経由し宝登山頂に至るハイキングコースです。」
と紹介されています。
道中の宝登山(ほどさん)なんかは、標高497mと低く、ロープウェーもあってどなたでも登れる山です。2月頃はロウバイでも有名ですのでご存知の方も多いかと思います。
この長瀞アルプスですが、一般的には野上駅スタート→長瀞アルプス→長瀞駅でゴールするパターンが多いようです。
そのルートですと約8.8km。歩行時間3時間35分と紹介されてました。
今回長瀞アルプスを走るに当たって、長瀞町観光協会公式サイトのハイキングマップ等を参考にしました。
大まかなコースとしては、長瀞駅スタート→北桜通りを経て野上駅→長瀞アルプス(宝登山)→通り抜けの桜(不動寺)→権田山→上長瀞駅→岩畳を経て長瀞駅ゴールという感じです。
手書き加筆で汚くて恐縮ですが、写真の地図の赤ペンでなぞったところを通りました。写真中央左寄り下の鳥居の絵がある下が長瀞駅です。
今年は桜の開花が遅れてるので、山だけでなくついでに麓の桜も楽しんじゃおうという欲張りなコースとなっております。
スタート地点は長瀞駅。野上駅に車をとめるという選択肢もありますが、野上駅は駐車台数が本当にごくわずかなので、長瀞駅周辺の駐車場を利用されることを強くオススメします。
(写真左)車をとめた長瀞駅。駐車代金は520円先払いです。ちなみに踏切渡った先にも駐車場はあります。
(写真右)駅の左にある観光案内所には登山ポストもあります。
ちなみに、この日は快晴でしたが朝は冷え込みが強く5℃くらいでした。
まだこの時期は朝晩冷え込む時もありますので、事前に天気は必ずチェックしましょう。
長瀞アルプスのスタート地点は野上駅ですので、まずは野上駅まで向かわなくてはいけません。
ウォーミングアップを兼ねて北桜通りを走ります。
ちなみに、長瀞駅⇔野上駅間は秩父鉄道で一駅なので電車を使えば直ぐです。
長瀞駅から荒川沿いに野上駅へと向かう道(長瀞駅⇔高砂橋間)を[北桜通り]と呼び、ここの桜並木は桜のトンネルと呼ばれて長瀞を代表する桜並木になっています。
距離にして2キロ弱ってところです。
道路の両側に桜がズラリと並んでおり、それはそれは見事でした。見頃は4月上旬~中旬です。散ってなくてよかった。
北桜通りは両側に歩道もありますので安心して歩けます。散歩客の方もいらっしゃいました。
高砂橋で左折して長瀞アルプス起点の野上駅へ向かいます。
野上駅正面の通りを道なりに進んでいきます。
萬福寺までは道路を進むので、車に注意です。
萬福寺手前を左折していよいよ山道に入ります。
(写真左)萬福寺の角には標識がありますので見落とさないようにしましょう。
(写真右)最初はやや足元悪いですので体を慣らしながら進みます。
長瀞アルプスは最高点の宝登山でも標高497Mと低いですが、尾根道は立派なものです。
ゆるやかに上昇するので、走力に自信がない方でも十分”ラン”を楽しめます。
道も明瞭でしっかり踏み固められていますので、非常に進みやすいです。
(写真左)こういうところは走ってて気持ちがいいです。
(写真右)途中で林道に出ます。林道も斜度は緩やかなので走れます。
林道から再び山道に入ると斜度が上がります。宝登山山頂手前では、約200段の階段が待ち構えています。
階段は大まかに3ブロックに分かれていますので、1ブロックごとに無理せず歩いて登って行きましょう。
階段を登り終えて少し進むと長瀞アルプス最高点の宝登山(497.1M)に到着です!
山頂は開けており、秩父の山々を眺めることができます。
景色を十分に堪能したら下山を開始します。
ロープウェー山麓駅まで降りてきますと横に不動寺がありまして、[通り抜けの桜]という桜のスポットがあります。
この通り抜けの桜は八重桜を中心に約500本の桜が咲く桜の名所でして、期間中はライトアップも行われるそうです。
ちなみに、開園期間中は有料となります。この日はまだ開園前でしたので、そのまま通過します。
見ごろは4月中旬~下旬頃で、今年はまだつぼみも多く開花始めって感じでした。
番号が書いてある標識通りに進んでいく感じになっており、少し登ったりしますが誰でも楽しめるよう道は整備されてます。
ぐるっと回っていきますと、奥の方で権田山への分岐が出現しますので、権田山方面へ向かいます。
(写真左)通り抜けの桜奥にある権田山分岐
(写真右)権田山は山というより小ピークって感じです。標識ないとまず分らないでしょう。
権田山まで行ったら後は上長瀞駅に向けて下ります。
程良い斜度の下りを駆け抜けます。
下りきると一般道に出ますので、再び車に注意しつつ上長瀞駅を目指します。
踏切を渡って上長瀞駅に到着。
上長瀞駅から再び荒川沿いの道へ向かいます。
川沿いに桜が咲いてました。桜と荒川の組み合わせもいいですね。
川沿いには遊歩道が整備されていますので折角なのでこちらを進みます。
トレランは、何も山じゃないと出来ない訳ではありません。
長瀞はライン下りでも有名ですが、エメラルドグリーンな色した奇麗な川を見ていると荒んだ心が癒されるような気がします。
いつまでも眺めていたい。
そして、その先には長瀞の観光名所の一つである[岩畳]がドーンと姿を現します。
「岩畳は幅80m・長さ500mもあって、地表に現れた結晶片岩が荒川の水の力によって削られ今の渓谷になった」的なことが看板に書いてありました。
コケて怪我したら大変なので、岩畳の上は気をつけながら歩いて進みます。
しかし何というか 、陳腐な表現ですが自然の雄大さに感銘を受けました。
後は岩畳を出て岩畳通りを通って長瀞駅に戻ってゴール。
私の時計の計測では、距離約15km・総上昇量約550mでした。
全体として、特に道に迷うようなポイントはありませんでした。標識が要所に配置されていますので見落とさず、地図と照らし合わせれば大丈夫です。
という訳で、最後はトレランやってるのか観光してるのか自分でもよくわからなくなりましたが、こういう寄り道的なことを余裕を持ってできるのも活動範囲が広げられる”ラン”だからこそだと思います。
長瀞アルプスも緩やかに登っていく感じで結構走れますし、いいコースだと思います。
上級者の方には少し物足りないかもしれませんが、「走れる所が多い」というのは魅力的です。
私は早い時間帯に走ったのでほとんど人と会いませんでしたが、追い抜きやすれ違い時は、ハイカーを脅かせないような配慮がトレイルランナーには必要です。そして山でのマナーは必ず守りましょう。
結果的に桜も堪能できましたし、大満足でした。
長瀞オススメですよ~。
★★★INFORMATION★★★
・2017/2018 CUSTOM FAIR(スキーニューモデル予約販売会)今年も開催します!
詳細はhttp://www.ici-sports.com/wintersports/index.htmlをご覧ください。
・登山学校、受講者募集中
詳細は石井スポーツHPの登山学校http://www.ici-sports.com/climbing_school/をご覧ください。
・メルマガメンバー募集中!
詳細はhttp://www.ici-sports.com/service/をご覧ください。
大宮店 会田