僕が、まだ山登りを始めて間もない頃のお話です。
どこに行こうかなぁと、奥多摩の本をながめていた時
とある内容が目にとまりました。
「日本山岳耐久レース長谷川恒雄CUP」
通称:ハセツネ
距離：７１，５キロ 制限時間：２４時間
で、奥多摩の山々を駆け抜けるというものでした。
（フルマラソンよりはるかに長く、しかもアップダウンの多い山の中を！？）
そんな拷問みたいな…キ○ガイな（暴言ごめんなさい）
レースに参加する人がいるのだろうか……。
当時、僕はそう思っていました。
そして月日は流れ……５年後……
２０１５年１０/３１
この場所に一人のキ○ガイがやってまいりました！
(暴言ごめんなさい)
この日は登山本店の大切な大切な
「リニューアルOPEN」
の日でもあり,超多忙の中お店をほっぽり出し
スタッフの怨念…いや、
重い……じゃなかった…
思いを背負いつつ走る事になりました。
（絶対リタイヤできないなこれ…。。）
ー装備の一部ー
サロモン S-LAB アドバンスドスキン１２SET
￥２００００
レース中たくさんの方が使用していました。
背負うというより、着ているという感覚。
荷物の重さをほとんど感じませんでした。
トレランをしている人の間ではちょっと有名かもしれませんが
バンジーコードとコードロックでちょこっと改良。
ザックをおろすことなくストックをスムーズに出し入れできます。
（これはすごく便利でした）
第二関門で、水もしくはスポーツドリンク１，５ℓの支給
それ以外はすべて自分でまかなわないといけないので
写真の食料+おにぎり２個+パン２個
という感じでした。
水は２，５ℓ。
サロモン XT WINGS GLOVE
￥４０００
手の甲部分にミトンタイプのシェルが隠されています。
夜は寒いのでずっと使用していました。
ハードにストックを使ってもへたりにくいように
手のひらにもしっかり補強がされています。
グラナイトギア トレイルウォレット（スモール）
￥１３００
軽量で防水性の高い「シルナイロン」を使用した
コンパクトな財布。
※あなたの大事なカードと諭吉を守ります。
いよいよスタート！
長い１日のはじまりです。
序盤は大渋滞
エントリー数 ２６００人
当日の出走者 ２３５０人
それはこうなりますよね
ハロウィンの日でもあるので
応援にも気合が入っています
ハイタッチで元気をもらう
（ありがとうお兄さん）
急な登りがヒザにくる…
第一関門（２２キロ）
浅間峠からストックが使用可能になります
登りの推進力
+
下りの着地衝撃の緩和
+
バランス維持（転倒防止）
ストックの偉大さをあらためて痛感しました。
ストック最高！
ストックさまさまです！
ハセツネの最高到達点
三頭山（１５３１ｍ）３６キロ地点
みなさん「あしたのジョー」みたいになってます
（もちろん僕も）
第二関門
月夜見第２駐車場（４２キロ地点）
気温５℃くらい
動き続けないとやばいです。。
ー秘密兵器登場ー
ベスパハイパー
１分間に１０００回以上も羽ばたき、
１日に１００キロ以上も飛びまわるスズメバチ。
そのスズメバチから抽出した１００％天然アミノ酸
９ｇ ￥６００ という
いろんな意味でとてつもないサプリメント
これで僕も残りの３０キロを
飛んでいきたいと思います。
第三関門の御岳山手前のどこか…
ススキが綺麗でした
すっかり秋ですね…
ブログにもたついてるうちにもう冬になりそう。。
秘密兵器その２
ここまで来ると睡魔で意識がモウロウとしている人も
（もちろん僕も）
そこらへんで転がって仮眠をとってる人もチラホラと
そんなわけで
ショッツエナジージェル
……ただのジェルじゃないか…と思われたかもしれませんが
カフェイン入りなのでシャキっとします！
（特に僕は普段あまりカフェインをとる習慣が無いので
夜飲むと朝方まで眠れなくなるのでうってつけなんです。）
日の出山からの夜景
スマホなので映りは残念ですが
凄く綺麗でした！
いたるところに案内標識が
これのおかげで道に迷うことなく
安心して走れました。
運営の方やボランティアさんに感謝です！
ありがとうございますｍ（＿＿）ｍ
なんとか無事にFINISH！
１１５３位
１６時間４７分
という結果でした。
距離が長かった分
今まで味わったことがない達成感でした！
今回は完走目的でしたが
来年出ることがあれば
記録を目指してがんばります！
装備やらなんやかんやの出費で
サイフの中身まですっかり軽量化してしまいました…
さよなら諭吉さん
登山本店 安達
