2017年10月2日~3日
奥多摩 東日原~芋ノ木ドッケ~雲取山荘(ツェルト泊)~石尾根縦走~奥多摩駅
東日原から芋ノ木ドッケ方面の尾根を上がっていくと、中腹にミズナラの巨木林が広がり、その後イヌブナが混じり、1600m付近からコメツガが生え、さらに標高の高い1800m以上の北側、東側斜面にはコメツガ、シラビソの原生林が広がっています。雲取山荘ではテント場で簡易テントのアライスーパーライト2ロング2~3人用のツェルトを使用して一泊しました。
ツェルトがテントに比べていい所は軽量なところです。ただ、たてるのに練習が必要です。
また、床が開いているので大雨には強くないです。この日は雨と強風でしたので、ツェルトが一晩中風でばたついてうるさく感じました。
また、ツェルトは内側が結露しますので、寝袋が少し濡れてしまいます。軽くてコンパクトということ以外はツェルトよりテントの方が快適です。ただ、ツェルト泊の練習をして日帰り山行でも持ち歩くようにすると、もしものときに山でツェルトを使用して一泊する事ができます。どんな山行でも常にツェルトを持ち歩くことをオススメします。
石尾根に出てからは雲取山の西~南斜面の黄色く紅葉したカラマツ林が美しく見えました。
今回はソーヤーミニという浄水器をペットボトルに取り付けて水を浄水する計画でした、しかし、南アルプスの天然水には口が合わず、イロハスは合いました、念のために付属の折り畳みの水筒も持って行くべきでした。
奥多摩駅までは距離的が長いので、下山は19時30分になりました。18時には完全に日没しました。
私はヘッドランプを3つ持ち歩いているので、全て点灯させて下りました。頭に2つヘッドランプをつけて、首に一つつけて足元を照らします。頭のヘッドランプは一つ角度を変えます。そうすると幅広い範囲が光で照らされて快適に歩けます。もちろん、替えの乾電池も持って行きます。これからは、日が落ちるのが早いので最低一つはヘッドランプを持って行きましょう。
正面の明かりはペツルの新しいヘッドランプアークティックコアを100ルーメンで使用。
右の杉林の明かりはアークティックコアの上に付けたブラックダイヤモンドのスポットの90ルーメンで照らした明かりです。
右斜面の状況がわかるので歩きやすいです。
この写真ではわかりませんが、首に下げたペツルのティキナで足元を照らしています。
おまけ
山中で見たキノコ達
ICI石井スポーツ登山本店 土居