2018年1月21日滝子山に行ってきました。
滝子山は大菩薩嶺の南に位置する山で、笹子駅や初狩駅からアクセスがいいので、東京都内からも公共交通機関を使っていきやすい山です。
何よりも、駅からバスを使わずに歩いて登れる気軽さからこの日は滝子山に登ることにしました。
この日は笹子山から南陵ルート(寂ショウ尾根)を使って頂上まで行き、山の西側の谷を下るルートで帰ってくることにしました。
南陵ルートは踏み跡が薄く迷いやすい所があったり、頂上付近に岩稜帯があるので破線ルートになっています。
地図が読める必要があるのと、岩場の歩行に慣れていることも必要だと思います。
この日は朝から気温が低く7時過ぎに笹子駅に着いた時にはかなり寒く感じました。
この日は「バランドレ」というブランドの「シャーマニー」という厚手のダウンジャケットとマーモットのダウンパンツも持ってきていたので、駅に着いたら早速それらを着ると寒さは全く気にならずむしろ温かいくらいになりました。
写真右)フランスの「バランドレ」というブランドの「シャーマニー」というダウンジャケット ¥48000
写真左)マウンテンイクイップメントのパウダーパンツというダウンパンツ¥16500
「バランドレ」のダウンジャケットは非常に上質なダウンを使用している事と熱の逃げづらい縫製をすることで重量と大きさの割に非常に高い保温力があります。
寒い日にダウン製品はとても頼りになります。上下でダウン製品を持って行けばもしものビバークの時も頼りになります。
笹子駅からは歩いて登山口まで向かいましたが、途中で笹子餅という草餅が売っていたので頂上でのおやつにするために購入していきました。昔から作られている名物だそうです。
駅からの標高差が1200m近くあるためかなりのぼりが長く感じました。予想していたよりもハードな登山に感じました。頂上が近くなってくると岩稜帯が出てくるのも変化があって面白いかもしれません。
頂上からの景色はよく晴れていれば富士山も見えるそうですがこの日は曇っていたため富士山は見えませんでした。
頂上でうどんを作って食べてから西側の谷からのルートで帰りました。
今回は卵を持ち運ぶのにとても便利なEgg Holderを使用して割らずに卵を持って行くことができました。
※卵のサイズが大きいと入らないこともあるので注意してください。
今回使用したバプリムスウルトラバーナーを使用しました。軽量でありながら強い火力が出ることがいい所です。
また、調理器具としてはTAKIBICANを使用。軽量で内容量も大きく、熱伝導性もいいので量を沢山作るのに向いていると思います。
中身はうどん、卵、ネギ、白菜、しょうが、ツナ、塩です。とてもおいしいです。
こちらは一般ルートですが、途中山側の一般ルートの道と沢沿いの破線ルートの道に分かれており、沢沿いの破線ルートの道から帰りましたが、道が崩れ気味のところもありました。
帰りの沢沿いのルートは水がとてもきれいで気持ちのいいルートでした。
下山時刻が16時30分ほどなので、登山時間は9時間ほどになりました。
この日のこのルートには雪はありませんでしたが、1月22日の雪でかなり積もっている可能性もあるので行かれる方はアイゼンを持って行きましょう。
ICI石井スポーツ登山本店 土居 龍人