登山本店スタッフ宮守です。
先週、出勤前の早朝に鷹取山へ岩登りトレーニングに行きました。
寒い朝だったので、試しに岩の割れ目に雪温計を差し込んでみたところ、-2℃を指してました。
冬の冷え込みもいよいよ本番ですね。
とりあえずそれは置いておきまして。
もうだいぶ前の話になってしまうのですが、12月26日に夜行日帰りにて谷川岳・天神尾根を登ってきました。
情報が少し古いですが、折角なのでその時の様子を写真を交えつつお伝えしたいと思います。
出発前日にスノーシューを購入し、それを履いて登るつもりでいましたが、前日に同じルートを登っていた後輩からそれほど雪が深くなく、
人が大勢入ったのでトレースもしっかりしているとの情報を得まして、スノーシューを使うのは難しそうだったので泣く泣く断念。
代わりにショートスキーを持って行って頂上から滑る事にしました。
それが後であんなに大変な事になろうとは…
朝一番にロープウェイに乗り、天神平スキー場へ。ロープウェイ駅からゲレンデを右に回り込んでいく踏み跡を辿ると登山道へと繋がります。
ゲレンデからひと登りすれば、頂上までの景色が開けます。
晴れてはいるものの、空は青くなく暗いグレー、いかにも冬山という感じがする空の色。
温度計を使わなかったので正確なところは分かりませんが、気温は多分-5℃位、多少風はあるものの、南からの風でそう冷たくはなく、
むしろラッセルで火照る体を適度に冷やしてくれる、とても快適な天気でした。
しばらく歩くと熊の沢避難小屋へ。この辺りから頂上までの景色がより開けてきます。
天狗の留まり場。頂上からこの辺りまではスキーで快適に(?)降りて来れます。
肩の小屋と、頂上直下のケルン。