【石井山專ミレー】登山ウェアの歴史を変える「ティフォン ストレッチイージーパンツ」

2017-03-31

 

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今までの常識を覆す、凄い商品にいち早く出逢い、その価値をお客様や世の中に伝えることができるのは、販売員の醍醐味の一つ!

こんにちは。ミレーの山おんな、松井です。

3/31から始まる石井スポーツの春山祭。石井山専ミレーの春山祭イチ押しアイテムは、防水パンツの「ティフォン ストレッチイージーパンツ」と「ティフォン ストレッチトレックパンツ」です。

安心感のある防水性を有しながら、驚異の透湿性とストレッチ性を兼ね備え、山でも街でも晴れでも雨でも使えるティフォンの防水パンツ。イージーパンツは、膝下がすぼまり短丈のジョガーパンツのようなシルエット。トレックパンツは細身のストレートのシルエット。ともに1枚で履けるのが特長です。

しかし、私が店頭に立っていてお客様から最もよく聞かれるのは、「本当に山でトレッキングパンツとして履いて快適なのか?」ということです。具体的には以下のようなご質問です。

・防水素材のパンツは晴れの日に履いて蒸れやすくないか?

・汗で裏地が足にひっつかないか?

・風に当たると裏地が冷たくてヒヤッとしないか?

・動きやすいか?

 
そこで、私はイージーパンツを実際に山で試すことにしました。皆さまの疑問にお応えするため、「気温10℃以上の晴れた日の春山登山で素肌の上に直接履く」ことで、トレッキングパンツとして本当に快適に使えるのかを確かめました。

そして、最終的に辿りついた答えは、イージーパンツは1枚で履いて快適であるだけではなく、春山に付き物のあの問題点を解決できる、凄いパンツだったということです。それはこのパンツが、登山ウェアのレイヤリングの常識を覆す、画期的な製品であることを意味していました。

 

 

 テスト登山コースと当日のコンディション

 

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今回登ったのは、高尾山の稲荷山コースです。高尾山口駅から高尾山頂へ登るルートの中で、舗装がされていない完全な土の登山道で、高尾山の植生の豊かさを感じられるコースです。

私がテスト山行をしたのは3月27日。前日から降り続いていた雨が午前中で止んだのを見計らい、登山をスタートしました。この時の気温は丁度10℃で、雨上がりの快晴でした。麓の八王子では全く降っていなかったのですが、前日の3月26日に高尾山頂付近でのみ、積雪がありました。登山をする中で気づいたのですが、この時の高尾山は、標高1000m以上の春山のコンディションとよく似た状況になっていました。

 

 

コーディネート

 

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「ティフォンストレッチイージーパンツ」を素肌の上に直接履きました。
トップスは「ティフォンストレッチジャケット」をソフトシェルとして着用します。
下着はドライナミックメッシュのタンクトップとショーツを使用し、上半身は長袖の化繊のアンダーウェアに半袖のTシャツを重ねました。

 

 

1枚でトレッキングパンツとしても履きやすい

 

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稲荷山ルートの山頂までのコースタイムは1時間半。それを約1時間で登頂したので、標準よりもハイペースで歩きました。
気温が10℃ありよく晴れていたので、通常ならば暑くなるようなコンディションですが、着心地はすこぶる快調でした。素肌の上に直接履いても蒸れる気配がありませんでした。通常のパンツよりも生地が薄くて熱がこもりにくいことや、透湿性が驚異的に高いことが、蒸れにくさに繋がっているのだと思います。暑さや蒸れが無かったので、下半身は汗をかかず、従って汗で裏地が足にピタッと貼りつくこともありませんでした。

ジャケットは、蒸れそうになるとポケットベンチレーションや、前のジッパーを開けて何度か調整しましたが、パンツはずっと快適なままでした。

 

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そもそも考えてみれば、上半身が汗だくになっても、下半身が滝のように汗をかくことってあまりありませんよね?汗腺は上半身に集中しているので、下半身は上半身よりも汗をかきにくいのです。そのため、きちんと熱や蒸れを逃がせれば、足が汗でベタつくことも起こりにくいのだと考えます。

また、パンツの肌触りも心地良かったです。裏地がニットになっているので、シルクのように始終サラサラとしていました。日陰でも冷たくてヒヤッと感じることはありませんでした。

タイツを履いた方が良いかとお客様に聞かれたことがありますが、私はそのまま素肌の上に着用することをオススメします。タイツを重ねることで暑くなったり、着心地の良さを損なったりはしたくないからです。それぐらい、病みつきになる履き心地でした。

 

 

ドロドロ道とズブズブ道を快適に歩ける

 

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柔らかい午後の陽射しに木々が照らされ、白光に包まれた幻想的な登山道。所々できた水溜りが陽光を反射しているため、非常に美しいのですが、よ〜く見てみると、足元の登山道は雨水でドロドロです。そう、春山名物の一つ、ドロドロ道です。

 

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春山の樹林帯の登山道では、一日の中で寒暖の差があるため、雨水が蒸発しきらず、土が水を吸って道がドロドロになっている箇所をよく見かけます。ぬかるみに足をとられ、歩きにくいこともしばしば。

でも、「ティフォン ストレッチイージーパンツ」ならば、防水なので泥ハネが気にならず、裾がすぼまっているので非常に歩きやすかったです。

 

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そして、なんと山頂付近のコースの1/3程度は、雪混じりのズブズブ道でした。
そう、もう一つの春山名物、雪解けによるズブズブ道です。

泥水が跳ねる心配だけではなく、シャーベット状の雪で滑りやすくなり、転ぶリスクも高まります。

 

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私はズブズブと格闘しながら、初めて春山の洗礼を受けた日のことを思い出していました。
それははるか昔のGWに黒斑山を登ったときのこと。初めてズブズブ道に遭遇し、ぬかるみに足をとられ、見事に転倒して尻もちをついてしまったのです。
下山して着替えるまで、ずっとお尻はヒンヤリ。しかも、ナイロンパンツについたズブズブの泥汚れは洗濯しても落ちませんでした。

しかし、イージーパンツは防水なので、転んで濡れても拭けば染みません。このときも何度か転びそうになりましたが、防水パンツであることが、なんと心強かったことか!

 

 

新しいレイヤリングを提案するパンツ

 

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山頂は雪で覆われていましたが、休憩中も体は適度に暖かく、防寒着のフリースを取り出す必要はありませんでした。途中でジャケットのチャックを開閉して体温を調整することは何度かありましたが、登山開始から下山するまで、結局一度もウェアを脱ぎ着することはなく、ずっと快適に歩くことができました。

黒斑山の一件以来、私は春山のドロドロズブズブに対して、スパッツかレインパンツを重ねることで対応してきました。多くの春山登山者が、同様のレイヤリングをしてきたと思います。

このイージーパンツは、レインパンツを重ねるよりも蒸れにくく、スパッツではカバーしきれない転倒による膝上の泥汚れにも対応してくれるのです。その上、パンツのストレッチ感が良く、裾がすぼまっているので、足さばきが抜群です。

「ティフォン ストレッチイージーパンツ」と「ティフォン ストレッチトレックパンツ」は、これまでの常識を覆し、春山の新しいレイヤリングを提案する、画期的なアイテムなのです。

気温や気候が変われば、また履き心地が変わるかもしれません。でも、私は夏山でも心地よく履けそうな手応えを感じました。

一方で、留意点もあります。耐摩擦性を考えると、岩稜帯よりも樹林帯が多いルートで使うことが向いていると感じられる点。また、イージーパンツの方は丈が短いので、雨の場合はスパッツをプラスした方がよい点です。コースや天候に合わせて、通常のトレッキングパンツやレインパンツと使い分けるのが良いと考えます。

しかし、その留意点を差し引いてもドロドロ道やズブズブ道を避けられない春山登山では、、「ティフォン ストレッチイージーパンツ」と「ティフォン ストレッチトレックパンツ」は、トレッキングパンツとしてベストな選択肢だと私は考えます。

 

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そして、通常のパンツよりも軽量でコンパクトになるので、登山のアプローチで履いたり、小屋で使ったり、旅行用に携行するのもオススメです。
私は夏山のアプローチでは、登山靴をザックに入れてビーチサンダルで移動するので、イージーパンツを愛用することになりそうです。
ジョガーパンツのシルエットは足元が軽くなり、サンダルとの相性が抜群で、コーデがしやすいのです!

 

 

製品詳細

ティフォン ストレッチイージーパンツ

テーパードシルエットの一枚で履けるレインパンツ。裾がすぼまっており、丈も短めで動きやすく、足さばきが良いです。

耐水圧:20,000mm

透湿性: 50,000g/㎡/24h

重量:220g(メンズ)170g(レディース)

価格: 16,000円

 

<メンズ>

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<レディース>

 

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ティフォン ストレッチトレックパンツ

細身で膝に立体裁断が施され、一枚で履けるトレッキング防水パンツ。

耐水圧:20,000mm

透湿性: 50,000g/㎡/24h

重量:280g(メンズ)

価格: 18,000円

 

<メンズ>

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ぜひ石井山専ミレーで商品をご覧ください!

みなさまのご質問にお答え致します。

画期的な防水パンツで、春山登山をより快適に楽しんでくださいね!

 

ティフォンの製品詳細は、ぜひこちらのブログをご覧ください!

 

「レインウェアとソフトシェルを一着で済ませるには?」

http://yamasen.ici-sports.com/staff_blog_detail.php?p=3020

 

「レインウェアの蒸れを解消しませんか?」

http://yamasen.ici-sports.com/staff_blog_detail.php?p=2949

 

「20代学生篠崎 30代主婦松井のティフォンおすすめコーデ」
http://www.ici-sports.com/blog/?p=199881

 

40代趣味人 小笠原のおすすめコーデ

http://www.ici-sports.com/blog/?p=200965

 

また春夏ウェアの製品情報はミレー公式HPに掲載しています。

http://www.millet.jp/

 

Get Millet POP

なお、石井山専ミレーでは、3/10〜4/14までティフォンのキャンペーンを実施中です。
ティフォンシリーズをご購入の方に、もれなくその場でミレー特製トートバックをプレゼント!

 

キャンペーン詳細はこちらをご覧ください!

http://yamasen.ici-sports.com/staff_blog_detail.php?p=3027

 

 

石井山專ミレー 松井

※記事中の情報および価格等は掲載当時のもので、最新では異なる場合がございます。予めご了承ください。