次世代レインウェア「ティフォン」の豪華キャンペーンを開催中!!
今回は昨年ご好評いただいたブログをリライトし、登山ウェアの常識を変えたティフォンパンツの魅力をお伝えします。
こんにちは。ミレーの山おんな、松井です。
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対象商品:「TYPHON 」シリーズ
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今回は防水パンツの「ティフォン ストレッチイージーパンツ」と「ティフォン ストレッチトレックパンツ」を昨年山でテストした記事をご紹介!
安心感のある防水性を有しながら、驚異の透湿性とストレッチ性を兼ね備え、山でも街でも晴れでも雨でも使えるティフォンの防水パンツ。
イージーパンツは、膝下がすぼまり短丈のジョガーパンツのようなシルエット。トレックパンツは細身のストレートのシルエット。ともに1枚で履けるのが特長です。
しかし、私が店頭に立っていてお客様から最もよく聞かれるのは「本当に山でトレッキングパンツとして履いて快適なのか?」ということ。具体的には以下のようなご質問。
・防水素材のパンツは晴れの日に履いて蒸れやすくないか?
・汗で裏地が足にひっつかないか?
・風に当たると裏地が冷たくてヒヤッとしないか?
・動きやすいか?
そこで、私はイージーパンツを実際に山で試すことにしました。皆さまの疑問にお応えするため、「気温10℃以上の晴れた日の春山登山で素肌の上に直接履く」ことで、トレッキングパンツとして本当に快適に使えるのかを検証!
そして最終的に辿りついた答えは、イージーパンツは1枚で履いて快適であるだけではなく、春山に付き物のあの問題点を解決できる凄いパンツだったということ。
それはこのパンツが、登山ウェアのレイヤリングの常識を覆す画期的な製品であることを意味していました。
テスト登山コースと当日のコンディション
今回登ったのは高尾山の稲荷山コース。高尾山口駅から高尾山頂へ登るルートの中でも舗装がされていない完全な土の登山道で、高尾山の植生の豊かさを感じられるコース。
私がテスト山行をしたのは2017年3月27日。前日から降り続いていた雨が午前中で止んだのを見計らい、登山をスタート。気温は丁度10℃で雨上がりの快晴。
麓の八王子では全く降っていなかったのですが、前日に高尾山頂付近でのみ積雪がありました。
この時の高尾山は標高1000m以上の春山のコンディションとよく似た状況でした。
コーディネート
「ティフォンストレッチイージーパンツ」を素肌の上に直接履きました。
トップスは「ティフォンストレッチジャケット」をソフトシェルとして着用。
下着はドライナミックメッシュのタンクトップとショーツを使用し、上半身は長袖の化繊カットソーに半袖のTシャツをレイヤリング。
1枚でトレッキングパンツとしても履きやすい
稲荷山ルートの山頂までのコースタイムは1時間半。それを約1時間で登頂したので、標準よりもハイペース。
気温が10℃ありよく晴れていたので通常ならば暑くなるようなコンディションですが、着心地はすこぶる快調。
素肌の上に直接履いても蒸れる気配はなし。通常のパンツよりも生地が薄くて熱がこもりにくいことや、透湿性が驚異的に高いことが蒸れにくさに繋がっているのだと思います。
暑さや蒸れが無かったので下半身は汗をかかず、従って汗で裏地が足にピタッと貼りつくこともありませんでした。
ジャケットは蒸れそうになるとポケットベンチレーションや前のジッパーを開けて何度か調整しましたが、パンツはずっと快適なまま!
そもそも考えてみれば、上半身が汗だくになっても、下半身が滝のように汗をかくことってあまりありませんよね?
汗腺は上半身に集中しているので、下半身は上半身よりも汗をかきにくい。そのため、きちんと熱や蒸れを逃がせれば足が汗でベタつくことも起こりにくいのだと考えます。
また、パンツの肌触りも心地良くて◎。裏地がニットになっているのでシルクのように始終サラサラ。日陰でも冷たくてヒヤッと感じることはありませんでした。
タイツを履いた方が良いかとお客様に聞かれたことがありますが、私はそのまま素肌の上に着用することをオススメします。
タイツを重ねることで暑くなったり、着心地の良さを損なったりはしたくないからです。それぐらい病みつきになる履き心地!
ドロドロ道とズブズブ道を快適に歩ける
柔らかい午後の陽射しに木々が照らされ、白光に包まれた幻想的な登山道。所々できた水溜りが陽光を反射しているため非常に美しいのですが、よく見てみると足元の登山道は雨水でドロドロです。
そう、春山名物の一つ、ドロドロ道です。
春山の樹林帯の登山道では、一日の中で寒暖の差があるため雨水が蒸発しきらず、土が水を吸って道がドロドロになっている箇所をよく見かけます。ぬかるみに足をとられ、歩きにくいこともしばしば。
でも「ティフォン ストレッチイージーパンツ」ならば防水なので泥ハネが気にならず、裾がすぼまっているので非常に歩きやすかったです。
そして、なんと山頂付近のコースの1/3程度は雪混じりのズブズブ道。
そう、もう一つの春山名物、雪解けによるズブズブ道です。
泥水が跳ねる心配だけではなく、シャーベット状の雪で滑りやすくなり転ぶリスクもアップ!
私はズブズブと格闘しながら、初めて春山の洗礼を受けた日のことを思い出していました。
それははるか昔のGWに黒斑山を登ったときのこと。初めてズブズブ道に遭遇し、ぬかるみに足をとられ、見事に転倒して尻もちをついてしまったのです。
下山して着替えるまでずっとお尻はヒンヤリ。しかも、ナイロンパンツについたズブズブの泥汚れは洗濯しても落ちませんでした。
しかし、イージーパンツは防水なので転んで濡れても拭けば染みません。このときも何度か転びそうになりましたが、防水パンツであることがなんと心強かったことか!
新しいレイヤリングを提案するパンツ
山頂は雪で覆われていましたが、休憩中も体は適度に暖かく防寒着のフリースを取り出す必要はありませんでした。途中でジャケットのチャックを開閉して体温を調整することは何度かありましたが、登山開始から下山するまで結局一度もウェアを脱ぎ着せず始終快適に歩くことができました。
黒斑山の一件以来、私は春山のドロドロズブズブに対してスパッツかレインパンツを重ねることで対応してきました。多くの春山登山者が同様のレイヤリングをしてきたと思います
このイージーパンツは、レインパンツを重ねるよりも蒸れにくくスパッツではカバーしきれない転倒による膝上の泥汚れにも対応。
その上パンツのストレッチ感が良く、裾がすぼまっているので足さばきが抜群です。
「ティフォン ストレッチイージーパンツ」と「ティフォン ストレッチトレックパンツ」はこれまでの常識を覆し、春山の新しいレイヤリングを提案する画期的なアイテム!
私はその後、夏の山行でもティフォンイージーパンツをヘビーユースしましたが、ほとんどの場面で心地よく履けました。
一方で留意点もあります。耐摩擦性やストレッチを考えると、ハードな岩稜帯向きではないと感じられる点。またイージーパンツの方は丈が短いので、雨の場合はスパッツをプラスした方がよい点。コースや天候に合わせて、通常のトレッキングパンツやレインパンツと使い分けるのが良いと思います。
しかし、その留意点を差し引いてもドロドロ道やズブズブ道を避けられない春山登山では「ティフォン ストレッチイージーパンツ」と「ティフォン ストレッチトレックパンツ」は、トレッキングパンツとしてベストな選択だと私は考えます。
通常のパンツよりも軽量でコンパクトなので、登山のアプローチで履いたり、小屋で使ったり、旅行用に携行するのもオススメ。
私は夏山のアプローチでは、登山靴をザックに入れてビーチサンダルで移動するので、イージーパンツが大活躍しました。
ジョガーパンツのシルエットは足元が軽くなり、サンダルとの相性が抜群!
製品詳細
ティフォン ストレッチイージーパンツ
テーパードシルエットの一枚で履けるレインパンツ。裾がすぼまっており丈も短めで動きやすく、足さばきが◎
耐水圧:20,000mm
透湿性: 50,000g/㎡/24h
重量:220g(メンズ)170g(レディース)
価格: 16,000円 (レディースのグレーカラーは18,000円)
<メンズ>
<レディース>
ティフォン ストレッチトレックパンツ
細身で膝に立体裁断が施され、一枚で履けるトレッキング防水パンツ
耐水圧:20,000mm
透湿性: 50,000g/㎡/24h
重量:280g(メンズ) 220g(レディース)
価格: 18,000円 (メンズのグレーカラーは20,000円)
<メンズ>
<レディース>
ぜひ石井山専ミレーで商品をご覧ください!
画期的な防水パンツで、春山登山をより快適に楽しんでくださいね!
ティフォンシリーズの詳細はこちらのブログをご覧ください!
「レインウェアとソフトシェルを一着で済ませるには?─新作ティフォンのご紹介─」
http://www.ici-sports.com/blog/?p=234655
「レインウェアの蒸れを解消しませんか?」
http://www.ici-sports.com/blog/?p=238258
また春夏ウェアの製品情報はミレー公式HPに掲載しています
石井山專ミレー 松井