「日帰りの低山登山で荷物を20Lザックに収めたい」「夏山の長期縦走でなるべく荷物を減らしたい」そんなときに考えることの一つが、レインウェアとソフトシェルを一着で済ませられないかなということ。
こんにちは。ミレーの山おんな、松井です。
昨年大人気だった次世代レインウェア「ティフォン」の最新作が入荷しました!今回は昨年ご好評いただいたブログをリライトし、ソフトシェルとしても活躍するレインウェアの魅力に迫ります。
登山ウェアを最低限で済ませるなら、レインウェアをソフトシェル代わりに使えばよい。これは世の中で広く言われている話ですね。確かに、レインウェアの生地に使われている防水メンブレン(膜)は、防風の性能も備えているので、風除けとして羽織ることもできます。
しかし、実際に試してみると使いづらいと感じたことがある方も多いのではないでしょうか?
私がそれを感じたのは、学生時代。
当時探検部に所属していた私は、出来る限りのお金を活動費に充てるべく洋服代を節約するために、日常でもアウトドアウェアを着ていました。山だけではなく、学校でも、バイト先でも、旅行へ行くときも、デニムとTシャツ以外は全てアウトドアウェア。
まだ女性が日常でアウトドアウェアを着ているのは珍しい時代でした。
石井スポーツが「365日山ウェア宣言」をするより遥か以前に、そんな山ウェア女子大生だった私が愛用していたのは、ダークレッドのレインウェア。ハードシェルとレインウェアの中間くらいの商品で、シルエットが美しく、とっても格好良いジャケットでした。
山でも街でもそのジャケットを着倒す中で、レインウェアを色々な場面で使うと以下のようなデメリットがあることに気付きました。
1.ガサガサした着心地と生地の固さ
2.ビニールのようなツルっとした肌触り
3.少し汗ばんだときの蒸れやすさ
4.ウィンドブレーカーと比べたときの重さ
5.どんなに格好良くてもレインウェアと認識されるので、旅先で少し素敵なレストランなどに入ったときに周囲から浮いてしまうこと
しかし、ここ数年でレインウェアは飛躍的に進歩しました。軽量で蒸れにくい商品が増え、かつての問題点を解消できるモデルも出てきました。
レインウェアをウィンドブレーカーとしても使う際は、透湿性、伸縮性、軽量性が重要になります。
具体的には、私は、ウィンドブレーカーとしても使いやすいレインウェアは以下のようなものだと考えています。
1.軽量
2.耐水圧がしっかりしている
3.防水メンブレン自体が薄くしなやかで透湿性が高い
4.表地・防水メンブレン・裏地が一体化した3層構造になっている
5.表地と裏地も薄く蒸れにくく肌触りがよい
6.レインウェアに見えないデザイン
そこでご紹介したいのが、ミレーの透湿性抜群のレインウェア「ティフォン」です。
驚異的な透湿性
ティフォンに使われているミレーのオリジナルメンブレン「ドライエッジ タイフーン50000」は、登山に必要な耐水圧20,000mmを備えながらも、透湿性は50,000g/㎡/24h。
一般的なゴアテックスレインウェアよりも高い透湿性です!
場所にもよりますが、人間の皮ふの透湿性は約60,000g/㎡/24hと言われていますので、人の皮ふに近い透湿性ですね。
抜群のストレッチ性
ドライエッジタイフーンは、厚さ7ミクロンの極薄メンブレンなので、レインウェア特有のガサガサ感が無く、しなやかな着心地でストレッチ性に優れています。
また、裏地にニットを使用しているので、柔らかく肌触りも抜群です。
軽量でコンパクト
ジャケットの重さは、メンズが304gレディースが262gと超軽量!
おまけに、フード収納式なので、とってもコンパクトに持ち運べます。
< 製品情報 >
耐水圧:20,000mm
透湿性: 50,000g/㎡/24h
重量:304g(メンズ)262g(レディース)
価格: 26,000円(グレーカラーは29,000円)
メンズ
イエロー、ホワイト、ベージュ、ネイビー、グレーの5色!
レディース
レディースもイエロー、ホワイト、ベージュ、ネイビー、グレーの5色。
透湿性とストレッチ性の高いレインウェアで、ウィンドブレーカーとして使うときも快適に着用してください!
石井山専 ミレーストア 松井