次に行ったのがバターミルクというエリア。花崗岩のこのエリアはまさにビシップの象徴的エリアで岩の高さが平均7~8m高い岩で12~4mもある岩が幾つも点在しそれらがみなボルダリング課題として設定されていて国内であれば,ほとんどがルート課題の高さフリーソロをしている感覚です。
地平線の見える平原に巨大な岩が転がっていて巨人の世界に来たような感覚になります。
この高さになれるのがなかなか大変で、簡単なグレードでも高さ7~8mで体を動かしていく緊張感、嫌がおうでも心拍数が上がり呼吸が荒くなります。
超ハイボール「AMBROSIA]ケビンジョージスンが初登する映像をDVD「PROGRESSION」で見て以来見てみたかった課題。
尋常ではない高さでした!これをリハーサルしてるとは言えボルダリングで登ったジョージスンの精神力は凄すぎです!!。
クリスシャルマ初登の{MANDALA」これぞビショップの象徴的課題!映像で見るよりかぶってると聞いていましたが本当にかなりかぶっていてしかもスタート位置が高すぎ!正直アメリカの課題はどこもリーチ差をかなり感じます。スタートがまず届かない課題も多く苦労しました。
「IronMan Traverse」バターミルクを代表する名課題の一つで見事にはじからはじまでエッジが綱がっていてしかもだんだんとエッジが細く小さく足場も無くなっていくので最後のリップ取りまで余力を残していかないとリップのデットが止まりません。一緒に登っていたフランス人クライマー達もかなり苦労していました。
そして今回のビショップツアーの最大の目標だった課題の一つ「JEDI MIND TRICKS」があるエリアへ。
このエリアはメインエリアの山の裏にある高台にあり。巨大な岩群が点在する凄く静寂感がある場所です。高台の駐車場から細い小道が下の谷に続いていて様々な岩を通りながら谷の一番最後にある岩がこのJEDI BOULDERです。
高さ7~8mサイコロの様な形で写真の面がスパッと切れていて美しいフェイスです。面の右はじだけにに蛇行してリップまで続くエッジが繋がっていてここを登れと言っているようです。
ムーブはトポに記載されているように非常にトリッキーで常にハイステップで乗り上がっていくムーブが続きます。
そして最後のハイステップでのリップ取りが非常に遠く色々なクライミングDVDでこの課題を登っている映像を見ても最後の一手が外人でもやっとと届いているぐらいなので自分の身長で届くか非常に心配でした。8mの高さでハイステップで乗り上がったら届かなくても戻ることはできないので強い精神力が必要な課題です!!まさにジェダイの心の罠?(だからこそこの課題が有名なのかもしれませんが)周りのシュチュエーション、岩の美しさ、ラインとムーブの楽しさすべてがパーフェクトです。この岩を登るためだけにビショップに来てもいいくらいだと思います。
今回のビショップツアー国内では味わう事のできない(特にハイボール)クライミングが出来たと思います。
高さ7~8mでの緊張感は日本では味わう事の出来ない体験でアメリカではそれが当たり前のように行われています。
安全が確保されていては体験できない冒険や挑戦的要素がビショップにはあると思います。
是非海外クライミングに興味のある方は訪れてください。
立川店 竹内





