名古屋店 朝日です。
今週末はすっかり秋晴れのいいお天気に恵まれましたね!
お盆辺りからなかなかお天気が安定しなかったので、夏の山を満喫できず、うずうずされていたんじゃないでしょうか?
わたしはこの夏の大イベント(自分の中でですが。)!
北アルプス6日間ひとりで山歩きに行ってきました。
あれっ、タイトルは5日間になってるじゃん!とお気づきの方、そうなんです。
本当は6日間の予定で組んでいたんですが、初めての長期縦走で、心も体も自分の限界を知ることとなり、5日間で尻尾を巻いて逃げかえってきました・・・。
とはいえ、いろいろな経験を積むことができ、有意義な5日間でした。
はりきって書きました。
長いですが、ちょっとでも雰囲気を味わっていただけたら嬉しいです。
というわけで、朝日のひとりテント泊縦走!
まずは準備から始まります。
衣食住の「衣」と「住」です。
これだけで、ひとまず11kg。まぁこんなもんでしょうか。

で、「食」。これだけで、5kg。こっちはやり過ぎました。
今回は、小屋で食事をせずに自力でがんばろうと意気込んだ結果です。
6日分+予備1日分を用意しましたが、結局半分くらい残して帰ってきました。

[1日目] 折立登山口~太郎平~薬師峠キャンプ場
車で5時間半、途中仮眠をしつつ、富山インターから有峰林道を通りまして、折立登山口から入山しました。

向こうに有峰湖が見えます。草原のような景色。
この日はキャンプ場に14時前に着いたので、ゆっくり本を読んだり、コーヒーを飲んですごしました。
[2日目] キャンプ場~北ノ俣岳~黒部五郎岳~黒部五郎キャンプ場
朝から雨・・・。

小ぶりだったので、歩くことにしました。

道ははっきりしていますが、ガスがかかって展望はありません。
行程の半分以上を歩いた頃、風雨が強くなり、レインウエアの中も靴の中も濡れてしまいました。
休むと体が冷えてくるのがわかりました。
山での冷えは油断できません。もう少し歩くと風が避けられるカールに出ると思い、急ぐことにしました。

カールを下ると、風も落ち着き、雨も小雨になりました。
雲の切れ間に青空が見えたころ、やっと気持ちにも余裕ができ、周りを見回すと、コバイケイソウの黄色が辺りを染めていました。
小屋に着くと冷えた体をホットミルクで温めました。世界一おいしいホットミルクでした。
[3日目] キャンプ場~三俣蓮華岳~三俣蓮華キャンプ場

雨がすっかりあがったので、朝から干しもの大会を開催。
お日様を浴びながら、朝食をとりました。

で、テントを撤収して出発!

見渡すとぐるっと山並に囲まれています。
4時間足らずで次のキャンプ場に到着。
ご近所のテントの住人の方にお誘いいただいて、宴会に参加しました。
そのうちのお一人はかなりの重装備で、何日縦走するんだろうと思っていたら、ビールやら梅酒やら、おつまみ、ソーセージがでてきました。どうりでザックがパンパンなはずです。
一生懸命運んでこられた食料を、ごちそうになりました(^-^)
おいしかったし、たくさん山のお話が出来て楽しかったです。
ありがとうございました!

ほどほどのよっぱらいになったころ、パラパラパラっと音がして振り返ってみると、ヘリが荷揚げをしていました。

日暮れとともに雨がふりだしたので宴会終了。シュラフにもぐりこみ、今日一日が無事終わりました。
[4日目] キャンプ場~黒部川源流碑~雲ノ平キャンプ場
朝方まで降っていた大雨はすっかりあがり、晴れ間が見えてきました。
まずは沢沿いを下る道を歩きます。

源流碑にタッチ。

乗越に向かって登ります。
↑の写真の左手の山腹を手前に向かって登ってきました。
途中、なーんと、熊を見てしまいました!!ちょうど同じ写真の右側の日が当って明るい斜面を
「わーい!いいお天気だぁ!!」と喜んでいる声が聞こえてきそうなほど、ひょんひょんとびはねている熊がいたんです。
怖いと同時にどうしたらいいんだ!?と立ち尽くしましたが、すぐに熊の姿は見えなくなり、何事もなかったようになったので、熊鈴を余計にならしながら歩くことにしました

登り切ってひと安心。
北アルプスの深部に足を踏み入れたんだなと、ひしひしを感じました。

昼過ぎに雲ノ平に到着。
青空の中、雲ノ平の山荘が絵になります。

テントの向かいには、雨で苦しめられた黒部五郎岳がどーん!

ゆうやみが迫るころ、辺りは一面ピンク色に染められていきます。
気がつけば、テント泊の登山者の方たちも、日が沈みゆくのを見守っていました。

寒くなり、テントにもぐりこみましたが、美しい夕焼け空がみたくて、のぞき見。

[5日目] キャンプ場~薬師沢~太郎平~折立
あれやこれや悩んだ末、2日分の行程を今日歩いて、一日早く帰ることにしました。

黒部川を渡ります。白い石と青く澄んだ水の流れ、尾根が重なり合う谷の姿にしばし見とれました。

沢を越えると歩きやすい緩やかな登りになりました。
しばらくすると、太郎平の小屋が見えてきました。
小屋を越えて、2時間半ほど下ると、折立登山口に到着です。
ひとり山歩きも終わりを迎えます。
もっとトレーニングしとけばよかったなぁとか、食事を工夫しないとなぁといろいろ反省点は多かったですが、
楽しかったことも辛かったことも全部が経験となりました。

今回の経験を踏まえて、より楽しく、より安全に、そしてより面白い山歩きをしたいと思います。
みなさまも、ぜひ、自分の実力と楽しみを盛り込んだ計画を組んで、秋の山を楽しんでくださいね。
ちなみに、私の装備は、
テント:ニーモ タニ2p
ザック:グレゴリー ディバ60
でした。
荷物の総重量は約20kg。がんばった!
名古屋店 朝日
汗を素早く吸湿発散し、肌面をドライに保つPolartec® PowerDry®を使用。UVカット機能付で首元の刺繍がデザインポイント。
ポーラテック社主催の世界的なアウトドアコンテスト「APEX Awards」を受賞。