b.c.mapより今期注目のアイテムをご紹介しているコーナーPart 4

2016-05-27

b.c.mapより今期注目のアイテムをご紹介しているコーナーPart 4
今回はアルパインツアースキー部門でISG SIEGER AWARDに選ばれたBLIZZARD ZERO G 95をご紹介します。
ツアーリングスキー用として開発された超軽量モデルで171CMサイズでなんと1150gという重量を実現しています。しかしこのZERO Gシリーズはただ軽いだけのスキーとは大違い!
これだけ軽量化しながらも滑走安定性、操作性、エッジグリップといった滑り味(フィーリング)の部分も十分満足できる性能を実現できている点にあります。

ハイクアップして滑る方にとって軽さは何より武器となりますが従来のATスキーはどうしても荒れた雪面スキーが跳ねあげられたり、硬い雪面にエッジが利かずに怖い思いをしたり、スピードを上げるとスキーがバタついてコントロールが難しくなるなど、軽量化のデメリットを感じることも多くありました。
かといって、走破性、エッジグリップなどの滑走性能を高めたスキーは滑りだけならもちろん良いのですが、重量が重くなりハイク中に疲れてしまい、いざ滑ろうというころにはもう滑る体力が少なくなって滑りを楽しめなかった経験をされている方も多いのではないでしょうか。さらに従来のATスキーは登りの性能を高めるためストレートなテール形状を採用しているものが多く、このZERO Gもテール部分はストレート形状ですがテールに向かって細く絞り込むサイドカーブを採用していることで、パウダーはもちろん悪雪においてもスキーコントロールが容易にできるように工夫されています。
このZERO G シリーズならもう滑りを妥協する必要もロングルートをあきらめる事も無くなります。目指す斜面に心おきなくチャレンジ出来ることでしょう。
ラインナップはセンター幅85mmと95mmと108mmの3種類から選べます。
b.c.mapでは春の天候が安定してくる3月以降にアルパインエリアまで足を延ばして楽しむようなシチュエーションで最も汎用性が高いモデルとしてアワードモデルのZERO G 95をお薦めいたします。
カーボンの使い方が進化してきて本当に凄い時代になったものです。
また、山スキーとしてだけでなく、中高齢者が楽にゲレンデを楽しむためのライトオールマウンテンスキーとしてはZERO G 85、ドライパウダーのファーストトラックを狙う方にはZERO G 108もお勧めです。
異次元の軽さと操作性の高次元のバランスを是非体感いただきたいと思います。こちらもカスタムフェア会場でお手にとってご覧ください。
次回は惜しくもAWARDを逃したもののAWARDに肉薄して選考者を悩ませたスキーをご紹介しますのでこちらも乞うご期待!

※記事中の情報および価格等は掲載当時のもので、最新では異なる場合がございます。予めご了承ください。