
標高 | :2,056.9m |
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所在地 | :山梨県 |
位置 | :北緯35度44分55秒, 東経138度50分43秒 |
山系 | :奥秩父山塊 |
大菩薩嶺(だいぼさつれい)は、山梨県甲州市(旧塩山市)と北都留郡丹波山村に跨る標高2,057mの山である。
概要
奥秩父山塊に位置し、大菩薩連嶺の主脈を構成している。日本百名山の一つに選ばれている。
深田久弥や木暮理太郎などは、その著書に大菩薩岳(だいぼさつだけ)と表記している。
名称の由来は、源義光(新羅三郎義光)が後三年合戦の際に軍神の加護を願い「八幡大菩薩」と唱えたこと、また、観音菩薩が祀られていること、などのいわれがある。
大菩薩嶺山頂は樹林帯のため眺望はない。そのため、大菩薩嶺のみを目指して登ろうという者は少なく、多くの登山者は大菩薩峠とセットで登っているようである。
登山コース
・裂石 – 上日川峠 – 大菩薩嶺(登り約4時間、下り約3時間) 上日川峠に無料駐車場があり、マイカーまたはタクシー、季節限定バスで入ることができる。
・裂石 – 丸川峠 – 大菩薩嶺(登り約4時間、下り約2時間30分)
・小菅 – 牛ノ寝通り – 榧ノ尾山 – 石丸峠 – 大菩薩峠 – 大菩薩嶺(登り7時間、下り約5時間30分)