
標高 | :1,756.36m |
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所在地 | :大分県・宮崎県 |
位置 | :北緯32度49分41秒, 東経131度20分49秒 |
山系 | :祖母山系 |
祖母山(そぼさん)は、大分県(豊後大野市、竹田市)と宮崎県(西臼杵郡高千穂町)にまたがる、標高1,756mの山であり、宮崎県の最高峰である(大分県の最高峰は標高1,791mの九重山中岳)。日本百名山の一つ。
山の形成
2回の火山活動期によって祖母山系の基礎となる山地が形成されたとされる。1回目の火山活動は約1300万年前、火砕流を伴う火山活動が始まり2つのコールドロン(カルデラ:祖母カルデラと傾カルデラ)を形成した。この時出来た2つのカルデラは2回目の火山活動により埋め尽くされ、現在カルデラを目視することは出来ない。
約1290万年前、再びコールドロンが始まりこの時鉱山の形成が行われたとされている。約1000万年前火山活動は終了。侵食により準平原になった後、300万年前に隆起、阿蘇山系の大規模な活動による火砕流の影響を受けて現在の祖母山の姿となった。