2018年11月20日(火)
山梨県山中湖村にあります「石割山(1413m)」と「大平山(1295.5m)」をハイキングしてきましたので、レポートします。
①アクセスがそこまで遠くなく ②ハイキング(レベル)で ③景色のいいところ。
という3つの条件で選んだのが、この石割山~大平山ハイキングコースでした。
↑石割山山頂にある案内看板。
ここに写っているような、富士山と山中湖の絶景を期待して登ったのですが・・・・・・・・・・・・。
◆今回のハイキングコース紹介◆
石割山神社駐車場START~石割神社~石割山(1413m)~平尾山~大平山(1295.5m)~大出山入口~大出山入口バス停GOAL~(駐車場へ戻る※後述)
距離:7.5km/累積標高(登り):589m/標準コースタイム:3時間40分
石割山と大平山は、それぞれハイキングコースが設定されていますが、両方を繋いで縦走することが可能です。
今回は、縦走コースとしては最もポピュラー?な石割山→大平山→山中湖へと抜けるコースを歩いてみました。
アクセスについてはマイカー or 電車&バスでも、まず石割山ハイキングコース入口を目指します。
平野交差点から、国道413号線(道志みち)を道志村方面に800m程進むと、小さな赤い鳥居が見えますので、それを目印に左の脇道に入ります。
マイカーなら、そのまま奥にある駐車場まで進むことが可能です。
↑下山後に撮影。
ここには後述する周遊バス[ふじっ湖号]の「石割山ハイキングコース入口バス停」があります。
先ほどの道を奥まで進むと、左側に石割神社駐車場(無料:30台程度)があります。私もここまで車で入ってきました。
いきなり真っ暗な写真になりましたが、これは、
「折角だし、山頂で日の出を迎えよう」と思い、早朝にスタートしたからです。
この日の朝の気温は4℃。防寒着やグローブを着用し、ヘッドライトを装備しての出発です。
写真左:駐車場の一段下には綺麗なトイレがあります。
写真右:まずは駐車場横にある、橋を渡りましょう。
石割山へは、石割神社の赤い鳥居をくぐりスタートします。
朝の静寂に包まれた神社・・・・・・・・・雰囲気出まくりで若干ビビる。
そして、いきなり403段の階段のお出迎え。
中々パンチの効いたスタートですね。
この403段の階段ですが、途中で傾斜がキツくなるので結構疲れます。
往復する方は下りも大変そうです。
夜中に雨が降っていたようで、地面が結構濡れています。
滑らないように気を付けなければ。
石割神社自体は、石割山の8合目付近にあります。
階段をクリアしたら、砂利道を緩やかに登っていきます。
石割神社への参拝が目的の方も、なるべく滑りにくい靴を選びましょう。
↓8合目付近にある石割神社です。
暗くて分かりにくいと思いますが、祠の右奥にある大岩が、ご神体です。
「このご神体の大岩が「石」の字に似て割れているので「石割神社」との名前が付いた」と看板に書いてありました。
そして、この大岩の割れ目を、三回時計回りで通ると幸運が開けるといわれています。
大人一人が横向きになって通れるくらいの隙間です。
またこの幅が絶妙な感じなんですよね。
石割神社より先は、道幅が狭くなって岩や木の根っこが増えるので滑らないように登っていきます。
もし早朝の暗い中登るのなら、ヘッドライトはなるべく明るいのをチョイスしましょう。
石割神社から20分程度登って、
「石割山(1413m)」に登頂!
山頂は傾斜してますが、そこそこ開けています。
石割山は山梨百名山の一つ!
石割山山頂で日の出時刻まで待機します。
山頂は、気温は2~3℃で、風も少し吹いてて寒かったです。
暖を取る意味でも、朝食をとることにしました。
コンビニのパンとフリーズドライのスープでお手軽モーニング!
アマノフーズ[Theうまみ ガーリックスープ]¥100を飲んでみました。
匂いは実にガーリックですが、飲んでみると思ったよりクドくなく、スパイスも効いていて美味しかったです。
ちなみに[サーモス山専ボトル]に入れてきたお湯でササっと作りました。
スープ1品作るだけとかならこれでも十分ですし、何より手軽にできます。
そんなこんなしてるうちに、日の出時刻となりました・・・・・・が、
ご覧の通り富士山は雲の中。。。。
持ったより雲が多くて、太陽も全然顔を出しませんでした~~~残念!
天気が良ければ↓こんな感じで富士山が見られるらしいですよ!
登ってるときは星空とか見えてたなんだけそなぁ~。
「まぁ、歩いてるうちに晴れてくれるでしょう!」と信じて、大平山への縦走路へ向かいます。
まだまだ期待できる展望ポイントはあるんです!
石割山から先ずは平尾山へ向かって下りになりますが、
結構急で、しかも滑りやすい地面なので要注意です。
石割山直下の急坂さえ下りきれば、あとはなだらかな道が続きます。
ちなみに、本日はAKUのハイキングシューズ[モンテラⅡGTX]を履いています。
採用しているミシュランパルサーソールは食いつき感が良く、登山道も舗装路も歩きやすくて色んな路面を歩くことになるハイキングにピッタリな一足です。
再び開けたところに出ると、そこが「平尾山(1318m)」です。
ここも山中湖や富士山が一望できる展望ポイントですが、
やはり富士山は見えず。う~ん。
↓本来であればこんな感じで、ドーンと富士山が望めるんですよ!!
※この写真は私が過去に出場した「富士忍野高原トレイルレース」で、同エリアから撮影したものです。
気を取り直して、次の展望ポイント大平山へ。
大平山へは別荘地の横を通りながら、何度か小さなアップダウンを繰り返します。
写真左:トレラン大会時に、この木の階段たちに苦しめられた記憶が蘇ってきました。でも今回はハイキングなので、ゆっくり登れば大丈夫。
写真右:大平山周辺は開けていて、気持ちのいい稜線歩きが楽しめます。
「大平山(1295.5m)」に到着しました!
山頂はとても広く、ベンチやあずまやもあるので、休憩にはうってつけのポイントです。
↓結局、大平山山頂からも富士山を見ることは叶わず。
暫くあずまやで寒さをしのぎながら待ってみましたが、雲が動く気配が全くなかったため、諦めて下山することにしました。
この先は「飯盛山」や「長池山」と言った山頂を通過しながら、
山中湖へ出るために「大出山入口」を目指します。
少し登りもありますが、基本なだらかな下り道なので楽々です。
写真右:飯盛山山頂。山頂と言うよりは小ピークです。
道中、分岐がいくつかありますが、山中湖を目指すなら直進(西方向)でOKです。
↑山中湖花の都公園との分岐。どこに下山するのかハッキリしておきましょう。
やがて舗装路にぶつかるポイントである「大出山入口」に辿り着きます。
ここで左折して、舗装路を下っていきます。
25分くらい舗装路を下っていくと・・・・・・・・・・・
山中湖沿いの県道729号線(マリモ通り)にある、
「大出山入口バス停」に出てきてGOALです!
ここからマイカーを止めている石割神社駐車場へ戻りますが、基本的には富士急行バスが運行している周遊バス[ふじっ湖号]を利用する事になります。
↓ふじっ湖号の運行情報に関しては、富士急行バスHPを各自ご確認ください。
http://bus.fujikyu.co.jp/rosen/shuyufujikkogo
大出山入口バス停からだと、右まわりのみなのでバスの便数は少ないです。
もし、バスの時間が合わないようなら、ここから山中湖沿いを歩いて15分程のところにある、「富士山山中湖(ホテルマウント富士入口)バス停」に向かいましょう。
※各バス停の場所は、ページ上部のグーグルマップ内にも載せていますので、参考にしてみてください。
ここのバス停なら、ふじっ湖号右まわり・左まわり両ルートのバスが発着するため、1時間に1本間隔でバスに乗車することができます(2018/11/20現在のダイヤ)
↓各種バスを利用する方は、富士急行バスHPで運行情報を確認して下さい。
http://bus.fujikyu.co.jp/
更に言うと、このバス停の近くに共和タクシーの営業所があるので、タクシーを使って戻るのもアリだと思います(金額は調べていませんのであしからず)
アクセス良好、コースも色々あって、(天気が良ければ)富士山や山中湖を臨みながら気持ちよく歩けるという、おススメのハイキングコースです!
富士山は見られませんでしたが、大平山への稜線歩きは景色もよく楽しく歩けました。
体力に不安のある方は、石割山を省略して平尾山→大平山と歩いてみたり、石割山だけ登ってみるのもイイと思います。
それと、この時期のハイキングは寒いので、防寒対策をお忘れなく!
特に、山頂で長時間滞在する場合は、手や顔が冷えてくるとツライので、グローブやネックウォーマ―、ニット帽などがあると安心ですよ!
↑下山後、山中湖の畔を歩いてた時に一瞬だけ見えた富士山。
装備やウェア等でお悩みがありましたら、お気軽にスタッフまでご相談ください!
大宮店 會田