アルパインクライマーの皆様お待たせしました!
あの防寒テムレスのブラックカラーがSHOWAさんからついに登場しました!
今まで雪山で青いゴム手袋を見たことはないですか?
実はホームセンターなどで売られていた作業用のゴム手袋「防寒テムレス」は、初めはアルパインクライマーなどごく一部の人にしか使われていませんでしたが、近年その性能が評判を呼び、口コミで多くの人に広がっています。
(SHOWAグローブHPより)
今回は改めて「防寒テムレス」の特徴についてご紹介したいと思います。
<特徴>
・高い防水性・防寒性
・優れた透湿性
・高いグリップ力
・素晴らしいコストパフォーマンス
(SHOWAグローブHPより)
まず防水性能については、言うまでもなく氷を使った作業用に開発されたゴム手袋なのでほぼというより全く水は入ってきません。
また、一般的なナイロン製のグローブのように、表面が凍ってしまわないように防水スプレーをかけたりといった手間がないのも良い点でしょう。
耐寒性能に関してはゴアゴアなミット手袋と比べるともちろん劣りますが、裏起毛なので個人的な体感としては0~-7℃対応のグローブと同じくらいではないでしょうか。
(SHOWAグローブHPより)
そしてこの手袋最大の特徴である透湿性については、ポリウレタンの素材に特殊製法でミクロン単位の穴を作りGORETEXのように透湿性を確保しているようです。
またゴム手袋ならではのグリップ力や細かな操作性も高く、スキーのバックルの操作やアイゼンの取り付けやアイスクライミングのスクリューの操作などにももってこいです。
そしてなんといってもその価格、手袋一双で¥1990というのも魅力です。
万が一中を濡らしてしまっても替えストックをたくさん用意できますし、片方落としてしまっても精神的なダメージは少なく済みますね。
ただし、メーカーのほうでは回転体を伴う作業にはグリップが強すぎて巻き込まれてしまう可能性があるので推奨しておらず、赤岳鉱泉小屋など一部の施設ではビレイ使用の禁止をしているので注意が必要です。
私自身は寒さ対策で内側にウールのグローブを着用し、雪の入りやすい袖口の部分は、絞れるようにズボンのすその切れ端を縫い付けて使用しております。
色が黒くなったので、より使いやすくなったテムレスブラック
店頭でぜひお試しください!
大丸東京店 鈴木