長野店です。
「使ってみたい冬山装備」と題しまして、
これから冬山に行ってみたい方、
道具は持っているけど心配な方向けの講習会を行いました。
アイゼン、ピッケル、雪崩ビーコン、プローブ、シャベル等の冬山に欠かせない道具を使ってみようという、
長野店のスタッフ2名による「道具の体験会」です。
しかし、2人とも山岳ガイドの有資格者ですので、雪山「研修会」さながらの内容だったと思います。
準備体操も講習の一つ、注意点を伝えながら一日のスタートです。
まず、
アイゼンピッケルの基礎講習から。
歩き方、注意点、滑落停止の行い方について1時間ほど行いました。
歩きながらウェアリングや、日頃の登山で困っていることを随時相談を受けつつ進行していきました。
しっかり足を上げましょう
・・・と言っています
停止する前にアイゼンが掛かると体が浮き上がります
最初は恐怖心もありますし、足を上げる動作は遅れがちでしたが、
10回くらい練習していただき、徐々に慣れていきました。
自分の持っている道具に慣れるもの大切です。
停止の姿勢でアックス部が胸に当たります、
胸ポケットにしまうものは注意が必要ですね
続いて、
シャベル、プローブ、ツェルトの紹介です
実際に雪洞を掘っていただきました。
プローブ、シャベル等も使い比べてみるとそれぞれ良さがわかります。
雪洞の完成
外よりは温かいです。
入口はツェルトでふたをします。
薄くてもマットがあれば冷たい雪に触らなくて済みます。
作ってみるといくつか反省点がでてきました。
道具は使ってこそ分かるものですね。
ビバークする機会は少ないと思いますが、風を防げれば体温はかなり違ってきます。
なので、もしもに備えて「雪洞」をつくるシャベル、もしくは、
「ツェルト」は大切です。写真のツェルトはポンチョのように被る小さな物です。張れなくとも、被るだけでも違います。
午後から少し雪がつよくなってきましたが、
ビーコンの講習会です。
基本構造から講習していきました。
ビーコンの特性を把握していきます。
「送信モード」にしたビーコンを埋めて探しています。
ビーコンがあれば5分以内に探し出すことができました。
もし、ビーコンが無ければ、この広い中から探し当てるのは困難でしょう。
一日ありがとうございました。
急な体調不良もあり、参加者は3名と少なかったですが、充実した体験を提供することができたかと思います。
皆様もお体には気を付けてお過ごしください。
2月24日には「雪崩ビーコン体験会」も行いますので、宜しくお願いします。
営業時間についてのお知らせです。
Mt石井スポーツ長野店では2月から10月までは、
火曜日が定休日となります。
営業時間も19時までと変更になります。
2019年2月~10月
10時:開店
19時:閉店
定休日:火曜日
ご迷惑をおかけいたしますが、引き続き宜しくお願いします。
登山学校のお知らせです。
スノーシューで白銀の大海原へ踏み出してみませんか?
スノーシューで白銀の世界へ
長野店 細田