こんにちは。
スタッフ甘利です。
だいぶ前になってしまいますが、,,,
4月と5月に白馬主稜登攀、2号雪渓滑走を行いました。
4月9日-4月10日
事前情報から大型の低気圧が通過予想の中での山行になりました。
登れる登れないは置いといて山中に飛び込む、、
山中に身を置かないと感じられないことがたくさんありました。
登攀は可能だが滑走はできるのか?
リスクはどうだ?
日程的にどうなんだ?
次につながる山行でした。
そして私たちはリベンジを誓いました。
5月13日-14日
13日:好天。
午前中に白馬に着き
猿倉まで来るまで上がりゆっくり身支度を整えました。
猿倉より主稜取りつきまでは2時間弱の行程なのでゆっくり散歩気分です。
15時:主稜取りつきに到着
偵察もろもろをこなし
17時:就寝
14日:曇り、午後から雨
5時:アタック開始
午後から天気が崩れる予報でしたので2時下山を目標にアタック開始。
主稜は幸い雪もつながっており想像よりかは快適な登攀でした。
天気が曇りだったのもあり雪が緩まなかったのも要因です。
しかしながら最後の雪稜手前は雪付きがなく、1ピッチミックス登攀。
岩室の脆さを痛感しました、、
最後の雪稜は、ステップは切ってあるのですが時期と気温の上昇が伴って
蹴りこんだ先から崩れる始末。登りの良いアクセントになりました。
12時:白馬頂上
12:30分:2号雪渓ドロップ
上部50度の壁は雪も安定していましたが、
中部~下部は水分量の多い湿雪と化して滑った先からすべて流れる始末。
途中より雨が降り始め、ガスも上がってくる状況。
色々なアクセント盛りだくさんの滑走でした。
2時幕営地到着
4時猿倉到着
r今回の山行で目標にしていた山行が1つできました。
「時期」「積雪量」「雪の状態」等色々な要素が絡み合うので何とも判断できませんが、一番は天気が持ってくれたことが今回の最大の成功要因だと思います。
「ラインを登ってラインを滑る」
身の丈よりちょっと背伸びした山行をこれからも探っていきたいです!
以上山行記録でした
追記、、
今回使用したマテリアルです。
BLIZZARAD RUSTLER10 180CM
TECNICA ZERO G TOUR PRO 130
山に行くごとに愛着が増すギアたちです!
スキーは少し重量がありますが体力でカバーです(笑)
ブーツはサイドの合成が非常に強いので不安定な雪質で抜群の安定感を発揮します。 ただ、少しフロント方向も硬めなのでフレックス120のパターンと履き比べをお勧めします!
カスタムフェア 五反田会場まもなくです!
スタッフ一同お待ちしております!