スキーの夕べ2020東京会場、無事イベント終了しました。
多くの方にご来場頂きまして、誠にありがとうございました!
このページは『スキーの夕べ2020東京会場開催レポート』となります。
今年の東京会場は、ヨドバシホールディングス本社7Fホール(新宿区)で行われました。
↑7Fホール、会場設営中。
19時の開場前から、多くのお客様がいらしていました。
↑開場直後。
おかげさまで、昨年を上回る多くの方々にご来場頂きました!ありがとうございました!
↑開演前。
そしてほぼ予定通りに、スキーの夕べ2020東京会場がスタート!
↑先ずは、実行委員長である山木匡浩氏の挨拶と、ゲストスキーヤーの紹介。
写真左側から「佐藤栄一氏」「佐々木明氏」「小野塚彩那氏」「山木匡浩氏」
オープニングの後は早速、各ゲストスキーヤーによる講演が始まりました。
先陣を切ったのはスキーの夕べ初参戦の「佐藤栄一氏」
↑講演開始前に、佐藤氏による準備体操が。体操時のまさかの掛け声には、思わず会場から笑いが起きていました。
講演内容自体は2019年技術選で2位となった佐藤氏による、ターンの仕組みや、体の使い方に関するものでした。
↑ターンを細かく分解して、それぞれの局面での体の使い方などを解説。
自身の滑りの動画を使い、切り返し時の体の位置や、内足と外足の関係など技術的な解説は、我々一般スキーヤーにとってとても参考になりました。
↑上手な人の動画を見ていると、自分も滑れそうな気になるんですよねぇ。
山木氏からの「(滑りの)精度を高めるにはどうしたらいいか?」という質問には「出来れば土日だけではなく、感覚を忘れないためにも水曜日にも滑りましょう!」という回答が。私も可能であれば週3で滑りたい!(願望)
↑山木氏も、佐藤氏の発言に興味津々のご様子でした。
お次は昨年に引き続き登場の「小野塚彩那氏」
オリンピックや世界選手権、X-GAMESなど今まで獲得したメダル全部を首にぶら下げての登場に、会場が沸き立ちました!
↑メダルをぶら下げて登場した小野塚氏。
流石にそのまま講演はできないので、登場時だけでしたが貴重なものを見れました。
講演内容は「ハーフパイプ選手としての一区切り~そしてこれから~」
↑講演中の小野塚氏。
技術選時代も絡めながら、ハーフパイプ選手時代を写真や映像で振り返りつつ、各大会への思いや今だから話せるウラ話など、トップアスリートならではのお話は大変興味深かったです。
↑オリンピック、ワールドカップ、X-GAMESと数々の主要大会で好成績を収めてきた中でも、世界で8名しか出られないX-GAMESに対する思い入れは特に印象的でした。
ご本人から「ハーフパイプは引退しましたが、スキー自体は引退していません」と言った力強いコメントも頂き、昨シーズンFWTにも参戦したように、フリーライドの分野にも今後チャレンジしていくような発言もありました。
色んなスキーにチャレンジしていく、そのバイタリティはぜひとも見習いたいです!
そしてお次は「Mr.夕べ」こと第一回の夕べから参戦している「佐々木明氏」による講演。
↑アルペン競技の道具のルールやその捉え方に関して、ご自身が昨年出場した全日本マスターズという、アルペン競技大会で感じたことを踏まえてのお話でした。
この大会はSAJ公認大会で唯一、今までの決まり事が関係なくどんなスキーを使ってもいいのですが、それなのにFIS規格に倣った長い板を使っている方が多い点に言及。
多くの選手が「板の長さに負けていて勿体ない」と、思うことがあったそうです。
そんな中で、今回佐々木氏はどのような板を選んだのかと言うと・・・・・・・
「(周りの目もあり)結局193cmのスキーを選ばざるを得なかった」というコメントに、会場がこの日一番の爆笑に包まれました。
↑全日本マスターズでの佐々木氏。まさかの263番スタート及びゲレンデ状態に戸惑ったとも。それでも結果をしっかり出すところは流石です!
このようにマスターズの話を絡めつつ、もっと自由な発想があってもいいのではないか?という佐々木氏の提言も!
今は一台で色んな滑りが出来る板も登場していますので、皆様もぜひ違ったスタイルのスキーにもチャレンジしてみて下さい。
そして、大トリはスキーの夕べ実行委員長の「山木匡浩氏」
昨年同様この段階で大分時間が押していたので、当初は本人より割愛する発言がありましたが「山木氏の話を聞きたい」というお客様やゲストスキーヤー陣の意向により山木氏も壇上へ。
↑スロベニアのトリグラフ山スキー遠征の模様を、写真を交えてお話されました。
本来は3泊する予定が、泊まる予定の山小屋がまさかのクローズという事態に見舞われ、結局雪洞でのビバークをする羽目になり日数を短縮したというエピソードなども披露。
↑冒険スキーヤーの山木氏。スケール感の大きいフィールでの滑りは、見ているこちらも圧倒されます。
他にも、慌てて金具を付けて滑り出したら板が外れるという写真までありました。
なんというか、絵的に絶妙な写真だと思います。
↑板が外れていても、スキーポジションはしっかりとっている山木氏。流石です。
麓に下りてきたら、今度は雪質があまりにも重くて「まるで生コンの中を滑っているようだった」というコメントには思わず笑ってしまいました。
そういう様々なことも色々ひっくるめて「冒険」なんですね。
今回は、駆け足ながらも山木氏の話も聞けてよかったです。
そして最後は、皆様お待ちかねの「お楽しみ抽選会!」
ゲストスキーヤーの皆様がクジを引いて、当選者に直接商品を手渡ししていきます。
↑抽選会の模様。
ここでは、石井スポーツのスタッフがサポートに入ります。
色んな景品がありますが昨年に引き続き、小野塚氏のご実家が営む「勝田屋旅館」で作られている「勝田屋米」も景品に登場しました!
↑石打丸山スキー場の中央口近くにあるお宿ですので、皆様もぜひ!
毎年豪華景品が当たる抽選会、今年もピークパフォーマンスのウェアだったり、
↑ウェアを着て記念撮影。
スキーヘルメットやゴーグル、バックや各種リフト券などなど様々な景品が登場しました。
↑抽選風景。
そして終盤では、1等賞のスキー板も登場しました!
↑当選者との記念撮影。
時間が押していた中で抽選会が急ぎ足での進行となってしまい、お客様にはご迷惑をお掛けいたしましたことを、ここでお詫び申し上げます。
最後はゲストスキーヤー全員が、壇上にあがってエンディング。
こうして、スキーの夕べ2020東京会場は無事終了となりました。
遅い時間にも関わらず、最後まで多くの方々に残って頂き、誠にありがとうございました!
これからスキーシーズンを迎えますが、このイベントを通して少しでもスキーに対するモチベーションが上がって頂けたなら幸いです。
また、ご参加いただいた山木氏をはじめとするゲストスキーヤーの方々、ご協賛頂きましたスキーメーカー各社様、スキー場各社様には、この場を借りて厚くお礼申し上げます。
次回のスキーの夕べも、乞うご期待!!