【新宿東口ビックロ店】
1年間世界一周トレッキングの旅
皆様、明けましておめでとうございます。
本年もこのブログ△世界一周登山の旅△を宜しくお願い致します。まだまだ続きますよ!
前回のブログはこちら↓ スイス、アイガー北壁
スイスのチューリッヒからアイスランドのレイキャヴィークまでは4時間ほど。
実はこのアイスランドがこの旅のきっかけでした。
元々、この国のシガーロスというバンドが好きでMVを通してアイスランドの自然に興味を持ち、行くなら絶対外せないと思っていた国。
フランス、スイスの名峰を見た後にも関わらず興奮しまくり!
過去行った場所の中で北極圏に最も近い場所です。
日本人にはあまり馴染みのない国かと思うので基本情報を少しだけ。
アイスランドってどんな国?
首都:レイキャヴィーク
人口:35万人 (埼玉県川越市と同じくらい)
国土:10万㎡ (北海道より一回り大きい程度)
気候:意外に温かい。同緯度にあたる北欧北部の2月の最低気温の平均が氷点下20度近くであるのに対し、アイスランドは氷点下3度ほど。
メキシコ湾から流れてくる温暖な北大西洋海流のため。海嶺上にあるため地熱発電も盛ん。
夏は白夜、冬は極夜。
火山が多い国なので温泉もある。
サッカー:2018年に川越市と同じ人口のアイスランド代表がイングランド代表に勝った。川越選抜がイングランドに勝つと想像すると、、、強固な団結力。
という小国ですが、アラスカ、グリーンランドと並ぶフロンティアです。
当然ながら、インフラもそれほど整ってはいないので(鉄道なし)レンタカー、バスでの移動がメイン。しかし物価は日本と同じくらい。
ケフラヴィーク空港 → BSI(バスターミナル) でセリャラントスフォス往復のチケットと 往レイキャヴィーク発ランドマンナロイガル着 → 復ソルスモルク発レイキャヴィーク着で購入。
天候調べたのち、バスターミナルで直接チケット買えるが、バスターミナルでWIFI拾ってWEB購入するトレッカーが多かった。WEB割引あり。
まず向かったのはセリャラントスフォスという滝。滝の裏側へ行けます。
計画の中でも最も行きたい場所の一つだったので、夫婦で行けて感懐深かった。
広大な敷地内にキャンプ場がありテント泊、地面はふっかふかな芝。
一番暗くてもこの位の明るさがあり、白夜時期に行くならヘッドライトは不要。
朝はこの子たちの鳴き声で起こされる。体当たりでテントをゆさゆさ揺らされてびっくりする。
基本アイスランドはカード文化だが、硬貨コインかわいい。
レイキャヴィークで泊まったキャンプ場。おそらく400名ほどいた。コモンスペースはゆったり。キッチンも広々としている。情報収集には最適。アジア人は一人も見かけなかった。
翌早朝発でランドマンナロイガルを目指し出発。
全四日間の行程で「ロイガヴェーグル」を歩く。
アイスランド内陸部は荒涼としたイメージ。未開拓感がある。
よく言えば自然に手を極力入れていない。
バスの休憩ポイント。ヨーロッパアルプスは日本に近いが、ここは異世界。
アイスランドと言えば、豊かな水。繊維が透き通って見える。
火山国っぽく硫黄で様々な色に変色した大地がお出迎え。
小さく見えているのはトレッカー。こんなトレイルが55km続く。
ここの景色がハイライト。別の惑星かと思うほど。疲れを忘れ感動に浸る。
洒落たくり貫きタイプの道標。アメリカ、ヨセミテのジョンミューアトレイルもこんな道標だった。
四か所の渡渉がある。雪解け量によって水量が増減する。
私は一か所目の渡渉で転倒しサンダル流失、その後は裸足で歩く羽目に。。。周りのヨーロピアンたちは裸足でザブザブ。足の感覚ないんかい!と疑うほど逞しい。
深い所は股間ほどある。コースの見極め重要。
ゴールのソルスモルクに近づくと秋の装いに。遠くに見えるのは氷山の一角。
総評
音楽を聴きながら、ゆっくりと大自然を堪能できました。
幸運にも2日目に小雨が一瞬ぱらついたくらいで概ね晴れ!かなり珍しいらしい。神様に感謝。
分かりづらいが常に強風で台風の中を歩いているかんじ。疲弊度高い。
テント場(特にアルフタバトン)地面が火山灰なので普段使うペグはきかない。石や岩もない。かなりの強風なので雪や砂浜用のペグがあると安心。
ロイガヴェーグルは夏のみ楽しめるトレッキングコース。(夏季以外は閉鎖)
軽アイゼン(6本歯)必携。
アップダウンはほとんどないので興味ある方は是非とも行ってみてください!!
オススメ度:★★★★★ MAX!
次回は店頭でも何度かお問い合わせのあった海外登山旅行の装備編です。
お楽しみに!