2月8日 なべくら高原森の家 スノフェス2020にて、
登山学校 アバランチギア体験会を開催しました。
この日は大雪で、パウダースノーを楽しみながらの講習会となりました。
今回の登山学校は、なべくら高原森の家様との共同開催で、参加者にはスノーシューフェスティバルにも申込みをしていただきましたので、スノーシューは無料です。
新発売のMSRのパラゴンバインディングもありました。
楽に取り付けが出来てフィット感も良いです。
ビーコン等はK2ジャパン様より、ビーコン、スコップ、プローブを貸し出していただきました。
操作性を考慮された使い易さが特徴です。
今回のアバランチギア体験会では、まずは触ってみよう、
これからやってみようかな、何を選べばよいのか迷っている、
でも高いし、雪崩講習会とかは一式そろえないと参加できそうもないし・・・
ビーコンを持っているけど使い方がイマイチ
むしろ使ってみて必要性を感じて欲しい、という講習会です。
この日は、スノーシューを履いていても膝まで埋まるような雪の量でした。
雪崩ビーコン等は癖があり、捜索には機械の特性や、練習が必要です。
プローブも刺してみるとなかなかまっすぐさせません。
すぐ下にあるのに当たらないものです
アバランチギアをお持ちの方はぜひ講習会の参加と、反復練習をお忘れなく。
ちなみに、
この日の気温は±0~マイナス5度くらいでした。
ウェアリングは、メッシュの肌着に、薄いウールの肌着を重ね、化学繊維の中綿で薄いジャケットを着ていました。
その上に、状況に合わせて保温材入りのジャケットや、ハードシェルを選びます。
これ以上着ると動いたら暑くて汗でびっしょりになり、外気温の差でジャケットの裏側は結露が生じはじめます。インナーにダウンジャケットなどを着ると吸水して保温力が失われます。
少し寒い時は薄いウールの肌着の上にもう一枚薄いウールの肌着を着ています。
写真を撮ったり、動物待ちの時はスキー場で着るような保温材入りのジャケットを選んでいます。
レインウェアを着る場合、スノースカートがないので背中に雪が入るのと、2レイヤーなどの薄い物は結露が生じやすいので要注意です。
長野店 細田