富山店×松本店
勝手にコラボ企画!
【ガチで雪洞掘ってみた】
みなさんこんにちは!
最近「ブログを私物化している」と囁かれている
富山店スタッフ・山野本です。
今回はスペシャル企画です。
松本店屈指の
山岳フォトグラファー酒井氏
とコラボして
北アルプス・乗鞍岳へ
本気の雪洞掘りに行ってきました!
雪洞とは、文字通り「雪の洞穴」です。
冬山における有効なビバーク手段の一つで
最近でも、冬山遭難者が
雪洞を掘ってビバークして
生還したなんてニュースも散見されています。
そこで、男二人。乗鞍岳へ!
さらに、ただのビバークでは物足りない!
掘って掘って掘りまくって!
ワンランク上のビバーク
そう!プレミアム・ビバーク!
しようじゃないか
というわけで、
標高約2600m付近の雪面に場所を選定し、
訓練開始!
約1時間~大人一人が寝転がれる程度
約2時間~大人二人が寝転がれる程度
約3時間~膝立ちしてもまだ余裕がある広さ
掘り続けること約4時間
大人二人が膝立ちでき、
手足を伸ばして寝られる広さ
まで拡大することができました。
あとはせっせと体裁を整え、完成です。
二人とも服の色が被るまさかの双子コーデ
入口に被せたツェルトの色と同化する奇跡
レスキューカラーのオレンジが
雪山では映えます。
雪洞空間は快適で、
風を完全に遮断できるので、
寒さを感じません。
⇓⇓⇓⇓⇓360°画像⇓⇓⇓⇓⇓クリックしてみて
晩御飯を食べるころには、
外は吹雪と暴風でしたが、
中はハイブリッド車のエンジン音ぐらい
静かな空間でした。
(おかげで二人して寝坊)
⇓⇓⇓⇓⇓360°画像⇓⇓⇓⇓⇓クリックしてみて
朝起きると、
もう日の出を迎えているはずが、
まったく光が射していない。
そう!昨晩の吹雪で入口が埋没しています!
しかし、焦ることなかれ!
ピッケルとスコップを雪洞内に入れておく
という基本を忠実に守ることで、
脱出はスムーズ!無事に生還いたしました!
長くなりましたが、今回の雪洞泊では、
学ぶことがたくさんありました!
冬山は常に危険と隣り合わせです!
少しでも、行程や装備に不安があれば、
石井スポーツスタッフまで、
お気軽にご相談ください!
まだまだ雪のシーズンは続きます!
安全に登山を楽しみましょう。
今回使用したのは、ファイントラックのツェルトです。
ツェルトは、安全登山には必須の道具ですので、
持っていて損はありません。
⇓⇓⇓⇓⇓画像をclick