先日我が家のリビングの灯りが突然消えました。
蛍光管が寿命で切れたみたいです。
夕方だったので真っ暗闇にはならなかったものの、日が暮れ始めて刻々と暗くなっていきます。
生憎予備の蛍光管がなく、家族が急遽買い出しに。
その間活躍したのがペツルのヘッドランプ「ティカ」でした。
夜中に地震で停電しても困らないよう部屋に備えておいたのです。
もう15年ほど使っている愛用のヘッドランプ。
本体は何の故障・損傷もないのですが、バンドがのびのびヨレヨレになってしまったのでこの前バンドを交換したばかり。
新しい蛍光管に取り換える時には外はもう真っ暗だったのですが、コイツのおかげでスムーズに取り換え作業が済み、無事照明が復活しました。
ペツルは、古くからクライミング用品やレスキュー用品を扱うフランスのメーカーですが、実は世界で最初にLEDを光源にしたヘッドランプをリリースしたパイオニアなんです。
初代は砲弾型LEDが3つ並んでいましたが、この砲弾型LEDが4つ並んだティカは確か2代目モデルだったと記憶しています。
そのティカはマイナーチェンジを繰り返しながら今も販売されています。
ペツル ティカ 税込4,180円(2020年5月15日現在)
現在のティカは重量わずか82グラム。明るさは最大300ルーメン。
コンパクトさはそのままで私のティカより何倍も明るくなりました。
点灯モードは、白色光が強・中・弱の3モード、赤色光が点灯・点滅の2モードを備えています。
強:300ルーメン/約2時間点灯
中:100ルーメン/約9時間点灯
弱:6ルーメン/約120時間点灯
周囲の人の目を眩ませにくい赤色モードがあるので、山小屋やテント内でも周りに迷惑をかけることなく使え、地図などを見る際にも反射がきつくないので目が疲れにくいです。
また暗闇の中でも探しやすい畜光リフレクターも装備。なんだかわからない画像になってしまいましたが、中央の白色LEDの周囲がぼや~と光ります。地味にうれしい機能です。
手元・足元を照らすくらいであれば中の100ルーメンでも十分ですし、夜間の行動でも300ルーメンの能力があると思うと安心して使えます。
それでいて頭に装着していることを感じさせない軽さ。
しかもペツルはヘッドランプの製品化にあたり厳しい基準を設け、耐久テストを行います。私のティカも15年も使い、何度も落っことしたり水没したりしているのに、全く問題なく使えるというのはこの厳しいテストをクリアして世に送り出されているからでしょう。
軽さと明るさのバランスが取れ、高い耐久性をもったティカは、持っていても損のない信頼のおけるヘッドランプです。
ペツル コア 税込3,520円(2020年5月15日現在)
ティカの電源は、単4電池3本か別売の充電バッテリー・ペツル「コア」です。
単4電池を備蓄しておけば非常用として備えることができます。
今回のように突然停電しても安心ですし、ティカは軽くてコンパクトなので非常用の持ち出し袋に入れておいても負担になりません。
非常用としてだけではなく、キャンプや登山などフィールドでも積極的に使う方には繰り返し使えるコアがお薦めです。
乾電池の場合、電池の消耗に従ってだんだんと明るさが落ちていきますが、コアを使うと明るさが一定に保たれ、夜間行動にも支障が出にくく、また低温にも強いので季節を問わず使えるのがコアの大きな特徴です。
非常用に単4電池を備蓄しておきながら、日帰り~1泊くらいのアクティビティには充電したコアを使うのが、機能的にも経済的にもおすすめです。
ちなみにコアはUSBケーブルにより約3時間で充電完了です。
自治体が提案する非常用の持ち出しバッグに入れておくべきアイテムには、必ずライトがリストアップされていると思いますが、今回の停電を機に、私はヘッドランプを入れることにしました。
やはり両手が空き、何かをつかんだり、作業したりしやすいというのは大きなメリットだと感じたから。
地震や自然災害で夜、足元の悪い中を避難しなければならない時、ヘッドランプをつけていれば、手掛かりになるものをつかんで行動することができますからね。
Stay At Home のこの機会に、ぜひ皆さんも防災用品をチェックしてみましょう。
ペツル・ティカはヨドバシドットコムからも購入できます。
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