こんにちは!ザック担当の工藤です。
ランニングやマラソンなど、人が集まるイベントの開催が難しくなっている昨今、自然のフィールドや登山道を駆け抜けるトレイルランニング(以下トレランと略します)が今まで以上に盛り上がってきてます。
トレランに必要なものと言えば、まずはグリップ性能の良いシューズですよね。
なぜトレイルランニングシューズ? 選ぶ理由を語ります【仙台店】 |
次に必要となるのが最小携行装備です。
登山スタイルがトレランというだけで、自然のフィールドは走るために整備されてるわけではありません。山に立ち入るためにはそれなりに準備が必要です。
自然の中では自己責任とリスクマネジメントが不可欠です。代表的な4つのリスクとそれに対応する装備がこちらです。
◆ 脱水症のリスク
水分が不足するとめまいや吐き気、熱中症にもなりやすくなります。山の中で自分が飲み切ってしまう量では足りないため、少し多めに携行しましょう。画像のようなソフトフラスクは飲んで減った分を畳んで縮めることができるので、走りの上下動による水の揺さぶりを軽減できます。
◆ 低体温症・熱中症のリスク
山では気温による温度変化は急激です。スタート時は運動量の多い登りで身体が熱くなり汗を大量にかきますが、風を受けることで気化熱を奪われると、体は一気に冷やされます。また、日差しがきつい時は日光を遮るものが少ないため、ジリジリと肌が焼かれるように暑いです。雨・風・日差しから身体を守るためのアウターが必要となります。
◆ シャリバテ、スタミナ切れのリスク
起伏に富んだアップダウンを走ることは通常よりもカロリーを消費します。必要に応じて補給しながら走ることで最後までスタミナを保つことができます。山の中でエネルギー切れになると、回復までには時間がかかります。スタミナ切れになる前に補給しておきましょう。
◆ 怪我のリスク
下りでスピードが乗ってくると、足にかかる負担も増え、スリップすることもあります。ハチやヘビに出会うこともしばしば。自分で手当ができるようにテーピングやポイズンリムーバーなど、ファーストエイド用品を携行しましょう。
他にも地図やコンパス・熊スプレー・トレッキングポールなど、持っていきたい装備を考えたらキリがないですが、どれを優先させるかは登山計画をたてた自分自身の判断によります。必要性に優先順位を決めて選んでみてください。
◆ トレランパックの容量
過不足なく最小携行装備を揃えるとなると、バックパックの容量としては10~15Lくらいがおすすめです。
ブラックダイヤモンドのディスタンス15は肩から肋骨周りにかけて包まれるようなフィット感がGOODです。シンプルかつシャープなデザインが目を引きます。
大会に出る場合の容量としてはやや大きめですが、荷室のコンプレッションが効くのでサイズを絞り、容量をコントロールできます。大会に参加するときなど装備を軽量化できれば本番のレースでより快適に使えます。
自分にとって必要なアイテムを厳選し、軽快な装備でトレイルランニングを楽しんでください!
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