日付 2020/12/27
内容 アイスクライミングで使うアイゼンの違い
エリア 八ヶ岳
店舗 登山本店 ドイ
所要時間 16時間
オススメ モノポイントのアイゼンの有効性を感じました。

アイゼンの実験(アイスクライミング)

使用アイゼン

・G12ニューマチック(セミワンタッチ平爪)(グリベル)

・ハイパースパイク(モノポイント縦爪)(CT)

・ダート(モノポイント縦爪)(ペツル)

アイスクライミングでの実験①

上の写真では左足にCTハイパースパイク、右足にグリベルG12ニューマチックを使用しています。

ここの場所では全体的にCTハイパースパイクの縦爪のモノポイントの方が爪の奥まで氷に刺さり安定感がありました。

G12は二番目の爪も長い為四本の爪が氷に接する状態になり、どの爪も中途半端に氷に刺さっている状態になりました。爪の奥まで刺さらないので、ちょっとした動きで爪が抜けそうになる感覚がありました。

歩行実験

CTハイパースパイクとグリベルG12ニューマチックを片方づつ足に着けて雪道を歩行したところ、前爪が平爪のグリベルG12の方が安定感があり、歩行しやすい感覚がありました。

アイスクライミングでの実験②

左足にG12ニューマチック、右足にダート(モノポイント縦爪)(ペツル)を使用して、水っぽい柔らかい場所でアイスクライミングをした実験

水っぽく柔らかい氷ではG12でも比較的奥まで爪が刺さったので、爪の刺さる本数が多いG12の方がダート(ペツル)よりも安定感がありました。

モノポイントは氷がある程度固くなってくると安定感が増してくる印象でした。

固い氷に刺していく場合は縦爪のモノポイントが明らかに登りやすく感じました。

 

アイスアックスの記事は後日あげる予定です。

 

登山本店 土居 龍人 (ドイガイド)

 

 

 

この記事を書いたのは:


登山本店

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