登山本店のドイです
「NANGA e-Ventバック400DX」のご紹介です。
石井スポーツ限定のNANGA特別モデルの「NANGA e-Ventバック400DX」
は、防水透湿素材のe-Ventを使用していることが特徴です。
e-VentはPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)という素材でできていることが特徴です。
PTFEを使っている防水素材としてはGORETEXが有名です。
PTFE素材の良い特徴としては経年劣化がしづらいという特徴があります。
これは、高機能のまま長く使える可能性が高いことを意味していますので、これが「NANGA e-Ventバック400DX」の素晴らしい特徴の一つです。
もう一つのe-Vent素材の特徴としては、生地が通気性を持っているということです。
多くの防水素材は、生地が透湿はするが、通気はしないものも多いです。
生地が通気することによって、湿気が外に逃げる速度が上がるため、比較的蒸れづらい防水素材ということができます。
また、e-Ventは、通気をする防水素材なので、シュラフを畳む際に表生地が防水素材であるにもかかわらず生地から少し空気が抜けてくれます、そのおかげで収納の際にナンガの防水素材オーロラテックスのダウンシュラフに比べてシュラフを小さく畳みやすいです。(店頭で実験済み)
これは、表生地をe-Ventにすることの大きなメリットの一つです。
表生地の15dnナイロン と e-Ventの質感はオーロラテックスの柔らかい質感とは異なりパリパリとした張りのある質感になります。
シュラフの表面が防水素材でできていることにより、テント内に水が浸入した際や、テント内がすごく結露した際に、シュラフ内のダウンを濡らさなくても済むというメリットがあります。
シュラフ内のダウンが濡れてしまうと、保温力が低下して、重量が増してしまいます。
そのような事態を防ぐ意味でも、表生地が防水素材であることはメリットがあります。
ナイロンの表生地のシュラフに防水機能を持たせようとする場合は、防水性のあるシュラフカバーをシュラフに重ねるというやり方があります。
この方法のデメリットは、全体重量が増してしまうことと、購入金額が増えてしまうことにあります。
逆にシュラフカバーをシュラフにかぶせる方法のメリットは、シュラフとシュラフカバーを別々に使えるというところにあります。
シュラフに防水性を持たせたいが、全体重量を軽くしたい方、シュラフとシュラフカバーの両方を買う購入金額よりも購入金額を安く抑えたい方は是非「NANGA e-Ventバック400DX」をご検討商品の一つに入れてみてください。
対応温度(予想値)(ヨーロピアンノームの実測値ではない)
コンフォート(快適使用温度) 3℃以上
リミット(限界使用温度)ー2℃
総重量 880g
ダウン量 400g (760FP スパニッシュダックダウン90%-10%)
適応身長 178cmまで (レギュラーサイズのみ)
内部構造 BOX構造
ドイガイド