少し前ですが、3月3日に長野県長野市にある
飯縄山へ行ってきました。
天気図をみて、午後から晴れると予想して遅めに出発しました。
前日の3月2日は強風で日中は雨、夕方から深夜にかけて降雪がありました。
低気圧が去った後の降雪のため、雲粒付きの雪が降ったものの思われ、
もう少しまとまった雪が降っていたら、雪崩やすい環境になっていました。
ここが雪山の判断の難しい所ですね、前日までの雨や降雪の状況をしっかりと把握をして現場でも雪の層などを見て判断して欲しいと思います。
ヤドリギ、先端は二股に分かれYの字に。
この日は登山者が少なく、一の鳥居から少し遅めの出発となりました。
途中まではとても歩きやすい道が続きます。
夏道の水場の手前から直登の冬道です。かなりの急斜面を上がることになります。少し土も見えていました。
ここを超えても、頂上までは比較的急斜面がずっと続きます。
汗をかかないよう、またゆっくりすぎて体を冷やさない様に一定のペースで登って行きましょう。息切れしたら汗をかいてしまうサインです!
だいぶ踏み抜きが増えてきていました。
西登山口との分岐あたりからワカンを付けると良いと思います。
雪山の場合、いつもより樹林帯の背が低くその分風の影響を強く受けます。
汗をかいていたら樹林帯が低くなる前にタオルで背中を拭くなどしましょう
この日は前日まで雪で、朝は霧につつまれましたが、
高気圧に覆われていたため昼前後には眺めがよくなりました。
高層、中層、下層の雲の様子を観察してみると今後の天気の動向が分かって楽しいですよ。
晴れてきました。
遠くに富士山も少し見えました。
風が強い時はツェルトを使って休憩しましょう
ツェルトは両耳だけ紐を結んでいて、すぐ吊るせるようにしてます
使っている紐は、太さ3mm、長さ1mで両端を結んでいます。
きちんと張ると時間がかかり身体を冷やします。フロアは結びをほどいておきます。この様に使うとアイゼンを外さずに済みます。
ちなみに、
サングラスはスワンズのウルトラ×偏光レンズを使用しています。
リラックスしていての凹凸が良く分かるため、目が非常に楽でした。
ワカンはエバニューのスノープラックを使用。これはアイゼンがないと付けられないタイプです。軽くてカカトも下がるため非常に気に入ってます。しかし、今年は入荷が少ないようで、来年に期待ですね!
ワカンの装着例です
雨蓋の下にいれています。
鳥居が埋まってます
神社手前の鳥居付近は岩場の急斜面で踏み抜きが多いエリアです。
高層の雲もなく、すっきり晴れました。
右に高妻山、隣が戸隠山、奥に北アルプスが見えます。
神社から山頂までは少し距離があります
この日は南側の展望が素晴らしかったので、
ここまでで長く休憩をして眺めを楽しみました。
ここまで視界が良かったのは珍しいですね、
高気圧が来た時に休みでラッキーでした。
飯縄山などでも雪の踏み抜きで体制を崩してストックを折ってしまうご相談を多くいただいでおります。
飯縄や根子岳は「里山」という感じに捉えていて、気楽に行きたい所だとは思いますがアイゼンとピッケルがおススメです。
長野店 細田
インスタやってます!!!
https://www.instagram.com/ishii_sports.nagano/
昨年の12月に野沢温泉スキー場の長坂センターハウスの3Fに小さいですが、石井スポーツが入っています。
8時~17時、5月まで営業しております。
ぜひ宜しくお願い致します。
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