石井スポーツが毎年、カスタムフェアに先立って皆様にお届けする最新スキーギアカタログ『Sieger(ジーガー)』。今年の『Sieger』では、今までの「Sieger AWARD」にかわり「BEST BUY」を設定。ジーガーに掲載した厳選アイテムの中から、さらに厳選した「いち押しアイテム」をBEST BUYモデルはとして、BEST BUYマークを与えました。今季の相棒を選ぶときにも見逃せません。ここではブーツテストの結果、BEST BUYに選出された3足のブーツテストの結果の一部を紹介していきます。
【ATOMIC REDSTER TEAM ISSUE 130】
スキーヤーのしかけに敏感に反応。
スキーの反応もワンランク上に
「非常に剛性感が高く、シェルの粘りで動きを出すタイプのブーツです。サイド方向にすばやく動ける一足で、エッジからエッジへ非常に早く切り返すことができます。シェルの前後方向への動きは少なめで、足裏の荷重ポイントの移動でコントロールするタイプ。そのため、ターン弧や加圧の強弱の調節などにも敏感に反応してくれ、スキーの反応も一段階すばやくなるブーツです。ハードバーンを滑る機会が多い方、スキーを意のままにコントロールしたい方などにおすすめです」(佐藤孝幸 – カンダコンペカン店長)
【HEAD RAPTOR WCR 4】
スキーヤーの動きにすばやく反応。
現在のレーシングスキーに合う一足
「現在のレーシングスキーのセッティングに合わせた味つけのブーツです。ターン前半はスキーに仕事をさせることがうまく、スキーヤーがコントロールできる範囲のなかで、スキーの仕事を邪魔しない動きを出せるブーツに仕上がっています。ターン後半の負荷がかかる場面では、しっかりと圧に耐えながら次のターンへリードしてくれ、つねにスキーヤーのコントロール下にブーツやスキーがある一足になっています。スキーヤーの動きにすばやく反応してくれ、意のままに動かせるブーツです」(佐藤孝幸 – カンダコンペカン店長)
【DALBELLO DRS WC S】
短い時間でのエッジングができ
質の高いターンが可能
「ブーツ自体が持つフレックスとトーションのバランスがすばらしく、動ける範囲、量がちょうど良いブーツです。特にレーシングのシチュエーションでは、まさに現代のポールセッティングに対応できる一足で、スキーヤーが動ける量と方向が良く、スキーの一番良い動きを引き出すことができます。その結果、短い時間でのエッジングが可能になり、質が高く、無駄のないターンができるところが、このブーツの性能の高さです。あらゆるスキーとの組み合わせに対応してくれ、幅広いシチュエーションにも対応可能なブーツです」(佐藤孝幸 – カンダコンペカン店長)
BEST BUYに選ばれたこの3足のブーツをはじめ、全8ブランドの注目ブーツが、どんな特徴を持っているのかは『Sieger』をご覧ください。そこで得た情報をもとに、カスタムフェアで気になるブーツを履き比べて、今季の相棒をさがしてください。