【カスタムブログ Vol.5】注目!“ BEST BUY” Model-NO FIS GS Model編

2021-06-29


 

 石井スポーツが毎年、カスタムフェアに先立って皆様にお届けする最新スキーギアカタログ『Sieger(ジーガー)』。今年の『Sieger』では、石井スポーツのいち押しモデルに「BEST BUY」のマークを与えました。スタッフが実際に使用感を確かめるなど、ていねいにチェックしたBEST BUYモデルは、当然ながら、どれも優れたテクノロジーや高い性能を発揮するモデルばかり。今季の相棒を選ぶときにも見逃せません。今回は、NO FIS GSカテゴリーのBEST BUYモデルを紹介していきます。
 

一般的に「マスターズ」と呼ばれることが多い「NO FIS GS」モデルは、FISルール対応のGSモデルと同等のテクノロジーを搭載し、サイドカーブを小さく、曲がりやすいものに変更したGSモデルです。どうしてもGSモデルの下に見られがちですが、性能的にGSモデルと遜色はなく、そこに回転性を加えている点が特徴のカテゴリーになります。整地されたバーンでの大まわりを得意とするモデル群で、国体などFISルールにしばられないレースのほか、テクニカル・クラウン受検など、基礎の大まわり用スキーとして使えます。自分が何を目的に使うのか? その点を明確にすることが、このカテゴリーのスキー選びのポイントです。
 
 

【FISCHER RC4 WORLDCUP GS MASTER M/O-PLATE】

ターン前半のとらえが素直で
自分で操作することができる


「ターン前半のとらえ感が素直なことが特徴のスキーです。ターン前半、しっかりと雪面をとらえてくれるのに、その感覚が素直でコントロールしやすい。スキーが助けてくれるなかでも、自分でスキー操作ができるという点が大きな特徴となる一台です。良い意味でスキーの主張が強いタイプで、それを生かすことができれば、タイムアップにつながる一台といえるでしょう」(カンダコンペカン佐藤孝幸店長)
 
 

【SALOMON S/RACE PRO GS】

たわみで安定感を出すモデル。
自分からスキー操作したいタイプに合う


「FISルール対応モデルと同様に、オーソドックスで素直なたわみ感を持つモデルです。そのたわみによって高い安定感を出しているタイプのスキーで、数値以上の戦闘力を持つことも特徴です。自分でスキーを操作したいタイプに合い、素直なたわみと安定感のなかでスキーを操作し、ターンをコントロールしていくことができます。かつての長いスキーの頃からのキャリアがあり、スキー操作に長けているスキーヤーに合うスキーだと思います」(カンダコンペカン佐藤孝行店長)
 
 

【ATOMIC REDSTER G9 RS REVO】

高い安定感と乗りやすさを両立。
数値以上の戦闘力が魅力


「レボショックという新しいテクノロジーを採用し、非常に高い安定感と乗りやすさを兼ね備えた一台です。カタログ的な数値以上に戦闘力のあるスキーで、スキーがフォールラインを向いている時間が長くなります。そのためレースでは速さを求められるし、基礎ではしっかりとした技術を表現することが可能になります。レボショックの効果でスキーの挙動が落ち着くので、エッジと雪面が触れている時間が長くなり、そのぶんスキーの回転性が引き出される。そんなイメージのスキーです」(カンダコンペカン佐藤孝幸店長)
 
 
 惜しくもBEST BUYからはもれたがNO FIS GSカテゴリーでは、素直なたわみ感と操作のしやすさでヘッドの「WORLDCUP REBELS E-GS RD」も注目の一台とのこと。『Sieger』の各テスターたちのコメントを読み込んで、各メーカーのNO FIS GSモデルが、どんな個性を持っているのかを知り、スキー選びに役立ててください。

 

 

 

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