今回は奥多摩 大岳山にある大岳神社の表参道、
武蔵五日市から大岳山へ登るルートをご紹介します^0^/
このルートは東京バーティカル(登りを一気に駆け上がるトレランレース)のかつてのコースだったところで、なかなかの急登です。
武蔵五日市からバスに乗り、白倉バス停で下車。
バス停のすぐ脇に登山道入口があります。
車道の終点が 大岳神社 里宮です。
ここから山の上の大岳神社までの道が参道になります。
神社脇から登山道に入ります。
このルートは急登ですが、特に危険個所はありません。
ひたすら体力勝負です!
(斜度が急なので、下りに使う場合はご注意くださいね、特に山頂直下は急!)
ひーひー言いながら登る途中に、眺め良い箇所もあります。
よく見ると十七丁と彫ってあります
そして、このルートの一番の推しポイントは、なんといっても丁目石(ちょうめいし)!
丁目石とは、信仰登山などで登山者の目印になるよう設置された石で、
古くからある街道や参道、峠道に設置されたもののようです。
山の行程の単位「合」は全行程を10等分したもので、「丁」は距離の単位で一丁約109m。
ここは十七丁なので、里宮から約1800m歩いたところということでしょうか。
是非ご注目頂きたいポイントです!
スタートから2時間半くらいで、馬頭刈尾根に繋がる白倉分岐に出ます。ここから傾斜は緩やかに。
更に15分ほど歩くと、山頂に向かう分岐があります。
左に上がる道が山頂方面です。
ココは道標がないので分かりにくいです。
右へ道なりに進むと、大岳神社 本宮 のある大岳山荘のところに出ます。
ちなみに大岳山荘への道はこんな感じ。
鎖で補助されていたり、道が細めで足場が不安定なので歩く際はご注意下さいね。
大岳山周辺の地形はダイナミックですね~。
険しい山頂直下の急勾配、下り注意です
先程の分岐から10分くらいで山頂に到着です^0^/
出てくる場所は山頂標識の右脇の茂みの中 。
奥多摩名物、御影石の山頂標識
山頂でお昼ご飯を食べていたら、茂みの中からひょっこり人が出てきます。
お帰りはぜひ御岳方面に下りて、山の大岳神社 本宮 もお参りください。
狛犬(狛狼)がなんとも味わい深いですよ。
ロックガーデンから大岳山に向かう道に設置された看板
最後に。
大岳山へ久しぶりに行ったら、このような看板が出来ていました。
御岳は登山入門として紹介される山ですが、大岳山は岩場・鎖場があり滑落事故が起こりやすい場所です。
大岳山は経験、装備など不十分だと遭難のリスクが高くなりますので、十分に準備をされてから挑んで下さいね。
近々入門者の方向けに、御岳ロックガーデンやロックガーデン周辺コースの案内ブログもアップ予定です^^
ではまた!
立川店 ふくやま