最近人気が出てきたバリエーションルートの入門コース「霞沢岳西尾根」
北アルプスながら比較的登りやすいらしいので「登山本店Late40s」が話のタネに登ってきました。隊員1名は先月神田本館に異動・・・。
ちなみに霞沢岳は30年以上前、岳人列伝という山漫画に「冬の霞沢岳は君みたいな人が来るところじゃない」と経験の浅い若者が女性登山家に叱られている場面を読んで以降、個人的に気になっていた山です。
(画像をクリックすると通販サイトに飛びます)
釜トンネル、上高地トンネルを抜けて、その先の砂防事務所から尾根に取り付きます。
最初は笹深い尾根を、その後は急な樹林帯をとにかく登ります。
部分的には結構な斜度のため堅雪、軟雪には注意しましょう。
今回はこのテントを試したく、泊りにしました。ん?これは?
フランスSamaya社のSamaya2!
シングルウォールで、ダイニーマ生地をふんだんに使ってます。
なんと2022プライスは高級ホテルも真っ青の税込165,000円!
夜中は樹林帯でも20m級の風と雪の過酷な状況でしたが、価格がラグジュアリーなテントのお陰で安眠できました。
ゴアテックスよりは結露が出ましたが、許容範囲のシングルウォール。負荷を分散する張綱など気配りができており剛性感のある居住性でした。
さすがにこの金額のテントはお取り寄せとさせていただきますのであしからず・・・。
翌朝も急登が続き、確実なアイゼンワークが求められます。
樹林帯を抜けるとやせ尾根から核心の岩峰へ続きます。
残置ロープもありますが、不安な人には念のためにロープで確保が無難。
今回は30mでテレインビレイにて対処。
岩峰を越えると風速15m以上の烈風の中、広い頂上部をピーク目指し・・・
無事霞沢岳2646mに立つことができました。
仲間よ、ありがとう!
今回、大活躍してくれた手軽な風速計。20年以上探し続けてたどり着いた納得の一品。高いのはいくらでもあるのですが、山に持っていける大きさ、落としても後悔しない金額が重要で、税込2180円と安い!(2022/4/12現在ヨドバシ・ドット・コム価格。気になる人は画像をクリック!)
この冬の登山本店の隠れたヒット商品です。