どうも。
石井スポーツ名古屋店スタッフのヤマモトです!
ゴールデンウィークも過ぎ、山の季節も短い春を経て夏山へと移行し始める今日この頃。皆様、山には登られていますでしょうか?
私ヤマモトは先日、静岡県浜松にある「竜頭山」という山に登ってきましたのでご紹介します。
始めに、「竜頭山」とは。南アルプスの深南部に位置し、浜松市北方の佐久間町と春野町の境にあります。山名の由来は定かではありませんが、すぐ傍を流れる天竜川に由来しているのではと考えられています。
コチラが天龍川です!
浜松市内から車で約1時間半。山間部の道路を天竜川に沿って北上します。
竜頭山平和(ひらわ)登山口に駐車場は特に設けられていませんが、交通の妨げにならないよう車を停車するスペースはありました。
熊!?と、看板がありました。過去に目撃情報があったそうです。事前にこの情報を得ていましたので熊鈴を持参していきました。
消音ケース付きカウベル(ハイマウント)¥880(5月11日現在)
上記商品はヨドバシドットコムからもお求めいただけます!
結果的に熊には遭遇しませんでした。カウベルのカランカラン♪という音色が好きで個人的に、割と持って行く率は高いです。
登山口の標高は130m。そして竜頭山山頂はは標高1,352m。これは、ハードな山行になる予感しかしない!登山口から約6.2kmと歩く距離としては日帰りの山によく見られる距離です。
ただし、1000m以上も登るということは・・。
登り始めの登山道は整備されており、登りやすかったです。
今後、この木の立て札を何度も何度も見ることとなります。(^^;
針葉樹林である杉の木の中を進んでいきます。
とても綺麗に管理されていて、気持ちの良い登山道歩きが楽しめます!
綺麗に整備された杉の中を進んでいくと、登山道らしい登り坂も当然出てきます。。
枯れた沢や現役で水が流れる沢など、地形の変化も見ていて飽きさせません。
天竜川のあの豊富な水も、こうしていろんな山から供給されているのだろうなと、一人納得しながら歩いていました。
沢に流れる水の音に癒されながら歩いていくと、出ました。上り坂。
急登、とまではいかないまでも、しかし結構な登り坂が始まります!
ここからは登りに次ぐ登りと、まず最初の頑張りどころです。
「竜頭山山頂→」と書いていますが、山頂までは程遠いです。(><)
画像では分かりにくいですが、比較的踏み跡は分かりやすいので沿って歩きます。
しばらく、上り坂を登っていくと。。
ベンチが設置してある、休憩ポイントに丁度良い場所に来ました。
ここまでで登り始めてから1時間強。強い人はもっと早く着けるのかなぁ。
水分補給と行動食をしっかり摂ります。まだまだ先は長いのです(^^;
伐採・徐採が本当によく整備されており鬱蒼と木が生い茂る樹林帯にはせず、植林が進められている状況が見て取れます。
太陽の光が森を照らし、新たな植物を育てるサイクルがこの登山道を歩いているだけでも随所に感じることができます。
そうこうしているうちに、竜頭山登山道の分岐に着きました。
「←頂上←遊歩道に出て」「杣(そま)小屋→頂上」少し急坂 中級コース。
と、書かれています。
ヤマレコやヤマップなど、歩かれた方々の投稿を拝見すると私の見る限り中級コースを歩かれている方が多く、何を思ったのかここに来るまでに中級コースを歩く!と決めていました!
歩いた今だからこそ申し上げます、キツかったです!よくよくご自身の体力と相談する事をお勧めします。
ただ、
この竜頭山、地元ではアルプスや富士山などの山に登る練習の山として昔から知られているそう。
今年の夏、アルプスに挑戦したい!富士山に登りたい!
ピッタリだと思います!(^ワ^)/
ただし、登られる際は竜頭山平和登山口から登られた経験のある方とご一緒に登られることをお勧めします!
目的意識を持って山に登ると、キツくてもその一歩一歩が自分の糧になる気がして頑張れる、本番で生きてくる、あると思います。
これからアルプス・富士山を目指される方、竜頭山登ろう!とされる方、全力で応援します!
さて、そんなこんなで一路、中級コースへと歩みを進めていきます。
山を巻いて歩く、トラバース。
谷側、結構な高度がありましたので、道を踏み外さぬようくれぐれも慎重に歩きます。
沢だって渡渉しちゃいます!(渡渉という程でもないような。。)
スタートの時は130mだった標高もこの辺りまでくると、高度感を感じます。
標高700mと書かれています。
結構登ってきたなぁと感じると同時に、1352mという頂上の標高がすぐに思い出されて・・。
中級コースまだまだ続きます!
谷側の高度感に目を取られていると、実は山側にもこんな巨大な岩がありました!
「この岩も、あと何百年かのうちに崩れていくんだろうなぁ、人知れず」
リアルに思った感想を書きました。
ここまでで、登山道のだいたい半分を過ぎた辺り。
ここからは、赤いリボンがコースの目印となってくれます。
リボンと踏み跡をしっかり確認して行きましょう!
なんせ、、
この道である(^^;
赤いリボンを見つけたら「リボン発見!」(-ワー)
と声に出して言ってしまうあるある。(え?)
なお、忘れずに傾斜もあるということも併せて記しておきます。
杣小屋から道の分かりにくい区間を過ぎた頃にお馴染みの立て札。
もうすぐ標高1000mに入ります。
空気もヒンヤリ、変わってきたのが肌で感じられるのもこの標高から。
ちょっとご覧いただきたかったのがこの滝です。
高さはありませんが十分な水量をたたえており、見応えがあります!
中級コースを歩かれる方は見ることになりますがご紹介させてもらいました。。
間髪入れずにこのつづら折り急坂である。
ただ、今まで登ってきた坂を思うと大丈夫!
アッという間です。(!?)
つづら折り急坂を上りきってまた、30分程登ってくると。。
ここ、今見返しても思うことがあって。
もう頂上着くのかな!?
あとちょっとかな!?
と、思ったんですよ・・。
実際ここ、頂上まで2/3程の地点なんですー!
焦らず、ここでの小休止をお勧めします。。
とりあえず、登ります。ここからはもう無心でした。
立て札君も地面に直(じか)置きされる。
およそ20分程、無心で登り続けるとようやく尾根に出ます。
画像ではちょっと分かりにくいですが高さ2mぐらいの大きな岩が点在しており、ここまで来たらようやく竜頭山山頂を意識されても良いかと思います!
尾根伝いにアップダウンを歩いていくと、、
こちらが竜頭山山頂にある展望台です!
晴れた日には南アルプスや富士山が見渡せるそうです。
ただこの日、実は登り始めて2時間過ぎた頃から雨が降っていました。。(T_T)
こんな感じに。。
天気運の無さ!そこまで風雨は強くはなかったのでレインウェアを装備して歩いていました。
石井スポーツ名古屋店では数多くのレインウェアを取り揃えています。
ブランドで選ぶも良し、見た目やスタイルで選ぶも良し。
ご試着をして、実際に山で着て登山することを想像しながら選びます。
高い防水性と快適な着心地。衣服内を常にドライな状態を維持する高い透湿性を備えたレインウェアは雨降りが多くなるこの先の季節には必須です!
MILLET(ミレー)ティフォン50000ストレッチジャケット ¥28,600((税込) (5月11日現在) ヨドバシドットコムからもお求めいただけます!
現在(2022年5月)、石井スポーツ・ヨドバシドットコムにてMILLET(ミレー)対象商品をセットでお買上げいただくことで割引が受けられるキャンペーンを行っています。
詳しくはホームページをご覧いただくか、または石井スポーツまでお問合せください!
レインウェアが上下セット(ジャケット+パンツ)になって販売しているモデルもございます♪
Columbia(コロンビア)シンプソンサンクチュアリーⅡウィメンズレインスーツ ¥13,860(税込) (5月11日現在)ヨドバシドットコムからもお求めいただけます!
そしてついに・・到着です!
雨模様の竜頭山山頂の様子。
三角点もしっかりチェック!
下山は同じコース(中級コース)を辿って帰りました!
今回、雨の中の日帰り登山となりました。
改めてレインウェアの重要性、そして足場の悪い中でこそ登山靴のなんと頼りになるものかと実感!
日帰り、低山だが歩く時間が長い、天候が怪しい。
そんな時にこそ基本に立ち返り、今ある装備の中で最善の準備をして山登りを楽しみたいと思いました!
今お持ちの登山用品のご相談も、石井スポーツスタッフにお気軽にお話しください。
ここまで、お読みいただきありがとうございました!
石井スポーツ名古屋店 山本