前回のブログで、当店のチューンナップキャンペーンでは、レーシングエキスパートチューンでストラクター(ベースマーク)を選ぶことができるとお伝えしましたが、そもそもストラクチャー、つまりベースマークって何? どんな効果があるの? と思う人もいることでしょう。
そこで今回は、ベースマークについてのお話です。
ベースマークとは?
滑走面に描かれている凹凸(模様)です。
役割は水分や水の玉をしっかりと後ろへ流し、より高い滑走性の維持が目的です。
車のタイヤのパターンに似てます。
昔から溝を掘る行為は一般的でありました。
近年はストーンマシーンの進化や分析をしっかりと行なうことにより、このようなパターンが主流(左がクロス、右がウェーブ。どちらも当店おすすめ)となっております。
車の世界で言うF1レースはスキーではワールドカップレースになると思いますが、ワールドカップレースでももちろん使用されております。
一度入れたパターンはチューンナップに出すたびに加工が必要です。
スキーは使用によるねじれなどが生じるために、ストーンマシーン(人口的な石が回り滑走面を削る機械)、サンディングマシーン(紙やすりが回り滑走面を削る)を使用して滑走面を削りなおします。
フラット出しなどとも言いますが滑走面を使用するとケバなども生じてくるのでこの工程が必要になります。
ある程度フラット加工されたものはストラクチャーパターンも消えてしまうために、またストラクチャーを入れる加工が必要になります。
雪質も刻々と変化しており、いつどこでどのパターンが合うという所までは解析ができていないのも現状ですが、ストラクチャーを加工した後はワクシング、スクレーピング、ブラッシングという滑走面をなじませる工程が必要になり、そうすることでより滑る滑走面ができあがります。
滑るということは直進方向だけではなくスキーを横に動かす事にも有効になりますのでレベル関わらず全てのレベルのスキーヤーにとって必要な工程です。
車の定期点検のようなものですね。
いかがだったでしょうか?
もっと話が聞きたいという方は店頭で。もしくは、ぜひカスタムフェアへご来場ください。
カンダコンペカンスタッフだけでなく、ワックス&チューンナップ用品メーカーのスタッフもいますので、いろいろと聞けるはずです。
チューンナップキャンペーンは5/28(日)まで。
そもそもベースマークって何?【カンダコンペカン】
2023-04-21
この記事を書いたのは:

カンダコンペカン
住所 | 東京都千代田区神田神保町1-6-1 タキイ東京ビル1F |
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電話番号 | 03-3295-6060 |
FAX番号 | 03-3292-3856 |
営業時間 | 10:00~20:00 |
アクセス | 地下鉄「神保町」駅より3分、A5出口を出て左手方向へ進み、2つ目を左に曲がり右角にございます。(登山本店裏側) |
駐車場 | 無し |
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