こんにちは!
石井スポーツヨドバシ仙台店の長倉です!
2022/2023シーズンも終わり、来期のモデルもどんどん発表されるこの頃。
来シーズンはどんなマテリアルを使おうか迷っているスキーヤーも多いのではないでしょうか?
そこで今回はスキー担当者がおすすめするスキーブーツのご紹介です!
< NORDICA > DOBERMANN 5 RD-S
なんといってもフルモデルチェンジしたノルディカドーベルマン!
見た目も性能も大きく変わりました。
私自身、22年のスキー人生ずーっとドーベルマンを履いてきましたが、今回のモデルチェンジにはかなりの刺激を受けました。
コバカットは不要で、さらにフレックスの表記も変わっていました。
M | 120-100 |
S | 140-120 |
ES | 150-130 |
パワーベルトもベルクロからブースター仕様に変わり、手でギュッと締めることができます!
足入れの個人的な感想
シューレースで締め上げる紐履きタイプのインナーブーツですが、足入れの時点で今までのモデルとのギャップがありました。
ヒールリンクシステムにより踵から足首にかけてのガッチリとしたホールド感だけではなく、くるぶし回りのフィット感も大きく向上していて好感触でした。紐を締めていくと、より足との一体感が生まれて全体を包み込んでくれます。
さらにタング上部にはベルクロがついており、自分の脛にタングを押し当てるような履き心地になるため、タングのフィット感も向上していおります。
シェルに足を入れて立ってみるとかかとの収まりが従来モデルと違い、後ろに下がっているような感覚があるため足首の前傾が多く出ている立ち姿勢になります。
いざスキーを履いてゲレンデへ。
ノルディカの選手は軸が長く、深い内傾角でターンをする傾向があり、内側方向に対して高い剛性を求めます。
この新しいドーベルマンはまさにそれに特化したブーツだと感じました。
近年のレーシングシーンで必要とされる一瞬で方向づけをするターン技術も含め、スキーヤーがしたい動きに対して的確にコネクトしてくる感触でした。ロアシェルが高くなったのとロール形状が少し変わっており、それにより足首を使って緩斜面でスキーをあおる動作や急斜面でスキーを抑える働きが強くなっています。ソールサイズが小さくなったことによりセンターを基点としたピボット動作(スキーをスライドさせる動き)がしやすくなったのと、パワーを込めて板を踏む動作にいい影響があります。
自分からスキーに対してアクションを加え、スキーからのアクションを受け取って次のターンにつなげる。この繰り返しがスキー運動になりますが、スキーヤーの数だけスキースタイルがあります。完璧に自分に合ったマテリアルを見つけることはとても難しいことですが、石井スポーツでは技術、経験、知識に長けたスタッフが数多く在籍しております。シーズンが終わったばかりでカスタムフェアまでの時間もまだありますが、お店に来ていただき、来シーズンの道具選びをお手伝いさせていただければと思います!
なお、カスタムフェア仙台会場は6月30日~7月2日、ヨドバシ仙台店にて開催されます!
2023/2024シーズンの最新モデルを見て、触って、体感していただき、来シーズン使う道具を見つけましょう!開催まで2か月ありますが、注目モデルやお役立ち情報など、どんどんアップしていきますので是非ブログのチェックもお願します。
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